- OS:OS X 10.6.6 以降
- 掲載時の価格:無料 (期間限定)
- こんな方にお勧め:
- Macでプロジェクト管理を行いたい方。
- まっとうなガントチャートを描けるアプリをお求めの方。
- Excelで作成されたガントチャートを「修正する」のに多大な労力を感じる方。
- チェックポイント:プロジェクトを管理するのにガントチャートを利用するのは大変効率的です。なによりもスケジュールや個々人のタスク(仕事)を可視化するという効果は絶大なもので、大抵のプロジェクトはガントチャートを引いてみると必要な日数やボトルネック、あるいはマンパワー(人員配置や個人のスキル)の不足が明らかになるものです。
いわゆる開発者ではない方は、プロジェクト管理のためにガントチャートを利用することは少ないと思いますが、どんなプロジェクトでもかまいません、一度ガントチャートを作ってみるとその効力を感じることができるでしょう。プロジェクトと称していますが、中身は「いつも行っている納品物のスケジュール管理」で良いのです。
さて、そのガントチャートの作成で最も有名なアプリの1つはMicrosoft Projectです。非常に高機能ですが、残念ながら誰にでも気軽に利用できるというアプリではありません。特に価格的に。
実際によく見かけるのは、Excelでセルを方眼紙状に組んで線を引いた図面です。これ、わたしもやっていました。初稿を作るのは手軽でいいのですが、修正版を作成するのは非常に苦労します。最初から作り直した方が早いくらいですね。一分の狂いもなく当初の計画通りにプロジェクトが進むなんてことは希なので、必然的にガントチャートの書き直し作業が(様々な理由による苦痛を伴って)発生するわけです。
やはりこういう作業は専門アプリに任せるのが一番です。ところが残念ながらMacでガントチャートでプロジェクト管理できるというアプリは非常に限られています。xTeam LiteはMacで利用できる数少ないプロジェクト管理アプリの1つです。
作業日数をマウスでグリッとドラッグして描き、その作業日数の割り当てを書き込みます。作業日数の変更はマウスで引っ張るだけです。Excelだと結構苦労する修正作業が簡単に行えます。
xTeam Liteは12月いっぱいの間、無料のセールを行っています。Lite版ということで、機能が少ないのでは無いか?とか、Pro版のxTeamとの差が気になるかもしれませんが、ご心配には及びません。普通に利用する分にはLite版で充分です。Pro版との主な差違は、xTeamの姉妹アプリと連携する機能の有無と、ガントチャート上でassignment(作業割り当て)ウィンドウが別途用意されているかどうかぐらいなものです。Lite版とはいえ、もともと3,000円の有料アプリですから、プロジェクト管理を行うにあたって、機能的に不足することはありません。
ところで、このxTeam Liteは以前にご紹介したマインドマップリアプリのxLineと同じデベロッパがリリースするアプリです。xLineも、Lite版であるxLine Liteが、無料セールを行っていますので、お勧めです。こちらのもLite版と名乗っていますがxLine Liteで充分な機能を持っています。
ガントチャートもマインドマップも非常に有益かつ効果的なビジネスツールです。あっ、ビジネスツールなんて大袈裟に言っていますが、学生の長期旅行の計画にだって、利用できるんですよ。ガントチャートを引いてみたら「やべっ、バイトして旅行資金が貯る頃には休みが終わってる!」なんてことにならないように (^_^;)