2014年12月6日土曜日

自撮りも風景も静物も。あらゆる写真を美しく、カッコ良く。珍しい画像修正アプリが無料配信中。

SKEW
  • OS:iOS7.0以降
  • 掲載時の価格:無料
  • こんな方にお勧め:
    • iPhoneのカメラで起こる収差を解消したい方。
    • 四角いものは四角く撮影したい方。
    • 建物などを綺麗に(あるいは荘厳に)撮影したい方。
    • 集合写真の端っこに写る人を救済したい方。
  • チェックポイント:iPhoneの画像修正アプリは数々ありますが、これは珍しい、SKEW(歪み)に特化したアプリです。ただいま無料セールを行っていますので、あなたもゼヒ手に入れて下さい。iPhoneで撮った写真が、見違えるようにカッコ良くステキに整えることができます。
ほとんどどんなカメラ(正確にはレンズ)にも、収差と呼ばれる歪みが発生します。一眼カメラなどの交換レンズは本体のカメラよりも高価ですが、その価格の理由の1つは、この収差を抑えるために様々な機能と工夫が盛り込まれているからなのです。
当然、安価なカメラ(レンズ)は収差を抑えるための機能が少ない、あるいは削られているわけですが、iPhoneのカメラも同様です。

また、人間の目は、四角いものを「四角いと認識する」ため、遠近差による変形(パースペクティブ)を脳内で修正してしまいますが、カメラのレンズ、特に広角レンズはこの遠近差をより強調して写します。そしてiPhoneのカメラレンズも広角レンズなのです。
あなたも、四角いテーブルや、高い建物などをiPhoneで撮影した時に遠い辺ほど、小さく写り、真四角の筈が台形に写るという経験をされているでしょう。

少しカメラを傾ける(正方形の物体を真正面から撮るのではなく、やや斜めから撮影する)と、このようにほぼ正方形のトラックパッドが台形に写ります。


この画像をSKEWに取り込みます。四隅にあるゲージを引っ張って、グリッド(マス目)にあわせて垂直・水平・直角になるよう、調整しましょう。


画像そのものを変形させているので、トラックパッドの直角は取り戻せましたが、写真全体が逆台形になりました。このままでは不細工なので、トリミングをして、画像全体を四角く切り出します。
できた写真は、こんな感じですね。垂直水平がハッキリとわかる静物や建物写真での効果は絶大です。


意外と見落としがちなのが、人物写真です。自撮りでアオリ(自分の視線よりも上から撮影する)気味に撮影すると、身体に対して頭部が大きく強調されます。「カワイイ」を強調するには良いのですが、「クール」や「美人(小顔)」な写真にしたいのであれば、SKEWでチョイチョイっと修正してみましょう。かなりイメージが変わることを実感していただけることでしょう。

SKEWはその名の通り、パースペクティブのみならず、レンズの樽型収差も修正することができます。これらの収差修正機能は、有償のデスクトップアプリでもないと、なかなかお目にかかれません。その点では、SKEWはかなりの高機能な画像修正アプリと言えます。有名な画像アプリでもパースペクティブや収差を修正できるアプリはほとんどありません。
特化型のアプリのため、 フィルタ機能やステッカー機能などはありませんが、他にはない特徴を備えた優秀なアプリです。