- OS:OS X 10.6.6 以降
- 掲載時の価格:無料
- こんな方にお勧め:
- Windowsには標準であるのに、MACにはペイントって無いの?という方。
- 頻繁ではないが時々、簡単なお絵かきをしたい方。
- 高価なドローアプリを購入するほどでは無い方。
- ペイント並でよいから、簡単にお絵かきできるアプリをお探しの方。
- チェックポイント:当鑑定団でも幾つかのペイントに相当するアプリをご紹介しています。Mac版のペイントを求めて当鑑定団にお越しの方も多くいらっしゃるようです。おそらくは「ペイント”並”で良いから無料で簡単に図形描画やお絵かきのできるアプリが欲しい」というご要望なのでしょう。
Quick Paintも通常は700円で販売されている有償のアプリです。現在無料セール中ですので、Macでペイント相当のアプリを利用したいという方にはピッタリではないでしょうか。
英語版のアプリですが、操作に関してはペイント互換と言って良い程、同じですので、操作に困ることはないでしょう。
おそらく、ペイントとしては最も利用頻度の高い、画像読み込み+注釈の書き込みという用途ではまったくペイントと同等の操作感と性能を発揮してくれます。写真を読み込んで、ポイントを丸で囲んで、矢印を引いて、文字を書き込む・・・実際に操作してみましたが、本当にペイントを扱っているようです。(あ、下の写真、本当に何も写っていませんからね。)
ユニークなのは、色の反転機能でしょうか。以前ご紹介したPaintBoard FXでも、写真加工フィルターという、本家のペイントにはない機能を有していましたが、このQuick Paintも、ちょっとした追加機能があります。他に評価したアプリでもなにかひとつ、付加価値的な機能を持っていましたから、どうもMac版のペイントのスタンダードな差別化なのでしょう。
作成した画像は、PNG、JPEG、GIF、BMP、TIFFで保存することができます。またPNGとGIFに関しては、透明色もサポートされていますので、切り抜き画像を作成することができます。ペイントでは、背景色を透明化して切り抜き画像を作成することは(Windows8.1になっても)できませんので、この点は、Mac版のペイントに軍配が上がりますね。
当原稿執筆時点で、ペイントと操作互換アプリで無料配信されているのはQuick Paintだけです。Mac版のペイントをお探しの方は、この機会にぜひどうぞ。