- OS：OS X 10.6 以降
- 掲載時の価格：無料
- こんな方にお勧め：
- 重要な書類や提案書をPDFにして送付/配布する事の多い方。
- PDFファイルにコピー禁止や印刷禁止のセキュリティを設定したい方。
- 複数のPDFファイルを1つにまとめたい方。
- チェックポイント：昨日ご紹介したPDF Compress Expertと同じデベロッパからリリースされている姉妹アプリです。PDF Compress Expertと同様に無料セールを行っていますので、この機会に両方あわせて手に入れられてはいかがでしょうか。このPDF Encryptも非常に便利で役に立つアプリです。
PDFにする理由は2つ。1つは、PDFリーダー(Adobe Readerをはじめとしてほとんどのものが無料です)さえあれば、資料作成に利用したアプリ(例えばPowerPoint)がなくても、資料を閲覧できること、2つめは資料を編集できないようにすることです。
でも、ちょっと待ってください。AcrobatやPDF編集アプリ等を使えば、PDFでも編集することができますね。また、アプリを利用しなくても、内容をコピーすることはできます。
Acrobatを利用すれば、PDFファイル作成時にセキュリティロックをかけることができますが、OS標準のPDF作成機能や無料/低価格のPDF作成アプリには、セキュリティ機能が省かれていることが多いものです。PDF Encryptは、作成された(あるいは入手した)PDFファイルに、後からセキュリティロックをかけることのできるアプリです。PDF Encryptを利用すれば、パスワードで解除しない限り、Acrobatでもファイルを編集することができなくなります。
同じデベロッパだけあって、PDF Compress Expertとよく似たインターフェースです。利用方法も同様に簡単で、ファイルを選ぶ、保存先を選ぶ、セキュリティの範囲を決める、変換ボタンをクリックする、のたった4ステップです。
セキュリティ設定では、パスワードを設定することにより、
- ファイル閲覧禁止
- 印刷禁止
- 内容をコピー(マウス/カーソルで選択後、コピーする操作)禁止
セキュリティの設定をあえて行わずに、複数のファイルを登録し、下部左にあるチェックをすると、ファイル結合アプリとして利用することもできます。Word文書とExcel文書をそれぞれPDFに出力してから、後で結合して1つのファイルにするという事ができるわけです。MACのプレビュー.appでもファイル結合をすることはできますが、PDF Encryptを利用した方が、遙かに簡単で早いです。
PDF EncryptとPDF Compress Expertを組み合わせれば、PDFファイルの活用範囲が更に広がることでしょう。ただいま無料セール中ですが、通常価格でも安くて、非常にお勧めのアプリです。見積書や計算書、社外秘資料など、ビジネスの場合は特に活躍してくれます。あなたもぜひどうぞ。