2014年8月9日土曜日

ソーシャルゲームはインフレによる弊害を回避できるのか? (序章)

当鑑定団では、滅多にゲームアプリをレビューしませんが、だからといって、わたしが全くゲームをしていないかというと、そうでもありません。
古典的(良い意味で)な質のよいシューティングゲームは大好きですし、いわゆるソーシャル系のゲームも遊んでいます。・・・・もちろん無課金で(笑)。

ちなみに、最近も続けているゲームは

クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ

ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルだったりします。

ところで、ソーシャル系のゲームって、無課金で遊んでいると、そのうちにインフレがキツイと思うようになりませんか?
無課金で続ける限り、財力豊かな課金ユーザーの装備にはどうしたって敵いませんし、初期から遊んでいるユーザーの装備に追いつくのですら大変です。それでも、ゲームのスタート直後からある程度の段階までは、無課金でマイペースでも楽しく遊べるものです。
ところがしばらくすると、初期ユーザーあるいは課金ユーザーの遊び尽くしにあわせて、あるいは、ユーザー全体の数の増加にあわせて、新しいステージやアイテムがどんどん追加される時期に遭遇します。そうなると、自分自身のステータスは相対的に下がった状態になりますし、所持しているキャラクター(カード)やアイテムは古くさく、魅力の薄いものへと成り下がってしまいます。
この状態をインフレと呼んでいますが、この状態にはまってしまい、そのゲームから離脱するユーザーも多いのですね。(昔のPC系ゲームでは極初期から強烈なインフレを起こしているものもありました。とある、ベータテストの長かったゲームで、一般公開された直後に参加したものの、周りは既に鬼のような強力装備ばかりで、最初っからモチベーションがダダ下がりで、すぐに止めてしまいました。)
もちろん、それは運営者にとってもよろしくないので、様々な工夫を凝らすわけです。
上記のゲーム以外にも、現在人気を博しているゲームは、やはりそのあたりの運営努力によって、人気を維持しているのだと思います。本当に、運営の皆さんはよくよく工夫をして考えているなぁ、と時々感心しながら楽しく遊ばせてもらっています。

ちなみに、魔法使いと黒猫のウィズは、クイズを解く知力という、自分自身の力でゲーム内装備の弱さをある程度補うことができるので、わたしにしては、結構長続きしています。(もちろん、運営側の施策が上手という理由もあります。) 左程の装備でなくても、勝ち残れたりしますよ。↓は、ある日の1位入賞の記念写真(笑)
ついでに招待コード「JLVVSZLN」を載せておくので、この記事で魔法使いと黒猫のウィズに興味を持たれた方はご利用下さい。最初っからクリスタルが貰えます。


ラブライブ!は、いわゆる音ゲーですから、楽曲に慣れさえすれば、ゲームとしてはかなり進むことができます。カード集めにこだわると(無課金では)厳しいですが。


どちらのゲームもインフレ対策をよく練られています。

最後に無課金で遊ぶ五箇条で締めくくりましょうか。
  • 我慢すべし。
    連チャンガチャが引けるようになるまで、ひたすら貴石(ジェム・クリスタル・ストーン等)は貯めておきましょう。こまめにカードを引くと損ですね。おそらく確率的にも運営的にも連チャンの方が「見かけ以上に」お得です。
  • イベントは参加すべし。
    報酬の貰えるゲーム内イベントは、積極的に参加しましょう。
  • イベント時に貴石を惜しむべからず。
    イベント報酬は大抵、連チャンガチャを引くよりも低コストで、それなりに魅力的なアイテムを手に入れることができます。
  • 時には休むのもよし。
    しばらくの間、ログインだけをして、ゲームは遊ばない、という手もあります。大抵のゲームはログイン時に何らかの報酬が貰えますから、それを貯めてから一気に装備を強化するというのも、精神衛生上有効な戦略です。
  • 課金を敵視するべからず。
    別に課金は悪いことではありません。課金ユーザーを敵視することも羨むこともありません。


今どきはもう、ユーザーは少ないのでしょうが、機会があれば当鑑定団で、良作iPhoneシューティングゲームの特集をしたいですね。