2013年12月31日火曜日

移動ログを後から見返すのも面白い。シンプルで多機能なGPSログアプリ。


Speed PRO+
  • OS:iOS6.0以降
  • 掲載時の価格:200円
  • こんな方にお勧め:
    • スピードメーターをお求めの方。
    • GPSログを記録したい方。
    • シンプルな画面で全部を計測したい方。
  • チェックポイント:シンプルなインターフェースですが、必要な表示がすべて盛り込まれています。凝ったギミックや画面がない分、好感が持てます。もちろん、表示はマイルだけではなく、ちゃんとキロメートルで表示しますので、ご安心下さい。
年末年始に長距離を移動する方も多いでしょう。今どきですので、カーナビを使う方が多いと思いますが、カーナビの弱点の一つが道を覚えられないということです。自身で地図を確認するわけでは無いので、なかなか記憶には残りません。もちろん、経路の記録も残りません。
辿った道を確認したい、あるいは同じ目的地で複数の経路を試した結果を比較したいといった時に便利なのがこのアプリです。使い方は簡単で、ただアプリを起動するだけで記録を開始してくれます。
移動距離、平均時速、計測時間、最高速度、高度が一画面に表示されます。地図上でルートを確認する事もできます。面白いのが、地図上に最高速度を記録した場所とそのスピードが記録されることです。ログは保存することができますので、後で見返すことも可能です。

最近は有料アプリでもiAdが組み込まれていることが多くなりましたが、本アプリには広告はありません。こういうログを記録し続けるタイプのアプリには、仕組み的にも広告表示
は相応しくありません。せいぜい画スマートフォンアプリですので、極高い精度を要求するものではありませんが、気分的には広告がない方がスッキリするものです。

幾つかのGPSアプリを試した結果、一番使い勝手がよかったのが、本アプリです。スピードメーター機能だけならば、画面表示に凝った他のアプリに劣るかもしれませんが、GPSログも記録できるのが優れた点です。
基本的には自動車を想定したアプリですが、自転車、徒歩でも利用可能です。駅から自宅までの最適ルートを探してみるのも面白いですよ。
 


2013年12月30日月曜日

MACのファイル管理に強力なタグ機能を追加。オープンソース化にともない、無料になりました。


Punakea
  • OS:OS X 10.6.6以降
  • 掲載時の価格:無料
  • こんな方にお勧め:
    • ファイルにタグ付けしたい方。
    • あちこちに分散して保存したファイルを一覧したい方。
  • チェックポイント:OS X 10.9からFinderにタグ管理機能が追加されましたが、少々物足りない機能です。がっつりとタグを使いこなしたい方は、無料化したこの機会にPunakeaをどうぞ。
わたしの場合、基本的にファイルは種類とカテゴリ毎に分けて保存しています。例えば提案書は一つのフォルダにまとめ、クライアント毎、そしてファイル種別で階層化しています。この方法だと、一つの案件が終わった後であれば書庫として扱いやすいのですが、案件進行中は他にも契約書のフォルダとか、データ素材のフォルダとか多くのファイルを一時に参照する必要があります。以前は、案件毎に別途コピーを持ったり、エイリアス(ショートカット)を用意したりしていましたが、Dropbox等のクラウドも利用しますし、コピーは同期(オリジナルの更新)が面倒だし、なかなか管理が大変でした。
Punakeaだと、とりあえず案件毎にタグを付けておけば、一つの塊として管理する事ができます。もちろん、タグは複数付けられますし、フォルダにもタグ付けできるので、かなりはかどるようになりました。

元は1000円以上の有料アプリです。詳しい経緯までは見ていませんが、オープンソース化したとのこと。GitHubで公開しているようです。

タグを扱う画面(機能)は3つあります。
  1. ブラウザ
    • タグクラウド機能を備えたファイルブラウザ。
    • ファイル検索やタグの管理が可能です。
  2. タガー
    • ファイルをドロップし、タグを付けていきます。
    • 一度に複数のファイルやフォルダを投げ込んでタグを付けることができます。
  3. ポップアップ
    • 画面端(設定により右/左)のマウスオーバー、あるいはショートカットで表示します。
    • 上記のブラウザとタガーの両方の機能を少しずつ併せ持っています。タグ付けやタグ検索ではこの画面を一番利用するでしょう。
検索も早いです。タグクラウドは利用頻度(設定により変更可能)に合わせて大小されますので、自分のよく使うタグが一目でわかります。ポップアップ画面でもよく使うタグが上位表示されますので、使い込むほどに馴染んでゆくでしょう。

有料の時は、少々お高かったので、万人にお勧めとは言いにくかったのですが、無料になりましたので、絶賛お勧めです。何はともあれ、インストールして損はないアプリです。


2013年12月29日日曜日

それでもやっぱりinnta-nettoって入力してしまう方に。視覚にダイレクトな入力ソース確認アプリ。


isHUD
  • OS:OS X 10.6以降
  • 掲載時の価格:100円
  • こんな方にお勧め:
    • ついつい半角英数でキータイプしてしまう方。
    • 「ごおgぇ」って入力してしまう方。
  • チェックポイント:入力ソース(WindowsならIME)を切替損ねて入力してしまうミスを防ぐ方法の一つです。タイプミスの多いわたしはShowyEdge(レビューはこちらです)と併用しています。
ここまですれば、かなり入力ソースの間違いも減るでしょう。画面のど真ん中に入力ソースの種別を表示してくれます。
キーを2回押しすると、現在利用中の入力ソースを表示してくれます。2回押しとして指定できるキーは「fn」「option(右/左)」「command(右/左)」から選ぶことができます。また、入力ソースの切替時にも表示してくれますので、かなキーや英数キーで入力ソースを切り替えた時にも表示をしてくれます。
アプリ自体は軽くてメモリも圧迫しません。ただ、デフォルトの設定では表示時間が長いと感じるので、環境設定で表示時間を最短にするのが良いと思います。
ShowyEdgeは常時入力ソースの状態を表示してくれるので、それはそれはありがたいのですが、入力中に文字を追っている場合、やっぱり視線を画面上部に動かさなければならないので、ショートカットキーで入力ソースを表示してくれるisHUDは便利なのです。大画面ディスプレイを利用している場合は特に視線の移動量が大きくなりますので、isHUDのありがたみを更に感じることでしょう。



2013年12月28日土曜日

ついつい、innta-nettoとかって入力してしまうのを防いでくれる。便利な入力ソース確認アプリ。


ShowyEdge
  • OS:OS X 10.6以降
  • 掲載時の価格:無料
  • こんな方にお勧め:
    • ついつい半角英数でキータイプしてしまう方。
    • 「ごおgぇ」って入力してしまう方。
  • チェックポイント:入力ソース(WindowsならIME)を切替損ねて入力してしまうミスを防ぐ方法の一つです。特に幾つものソースを切り替える方には、それぞれ別色に着色できるので視認性が高くなります。
普段、ATOK(レビューはこちらです)を利用しているおかげで、日本語入力のままアルファベットを入力してもなんとか、誤魔化しが効きます。逆にスペルチェックをしてくれるので心強いくらいです。でも、英数入力のまま入力してしまうと、そこはかとない脱力感を感じるのはわたしだけではないはず。そこで、事前に素早く、メニューバーのアイコンを探す事なく、入力ソースを確認できればミスも減るでしょう。ShowyEdgeは、メニューバーにカラーバーを重ねる事で、いまどの入力ソースが指定されているのかを一瞬で知ることのできるツールです。

デフォルトで幾つか色の組み合わせが設定されていますし、開発元のページでは日本語で詳しく説明(アプリ自体は英語表記です)がされているので、簡単に使うことができるでしょう。わたしの場合は、ATOKのひらがなと英字しか使いませんので、英字の時は無色、ひらがなの時はやや透明度を高くした赤色にして、カラーバーの高さをメニューバーと同じにあわせています。こうすると、視認性が高いけれども違和感がないので、非常に自然に入力ソースを確認する事ができます。
完全にキーボードを見ずにブラインドタイプができる方には不要かもしれませんが、入れておいて損はないアプリです。どうしてこんなに便利な機能がOS標準で無いのか不思議ですね。

アプリ自体に全く不満はないのですが、描画の優先度が高いため、OmmWriter Dāna II(レビューはこちらです)の利用時にもカラーバーが上部に残ってしまうのが、わたしにとっての唯一の悩みです。

ダウンロードサイトに移動する

2013年12月27日金曜日

シンプルなUIに高機能が隠れている、タブブラウザ的なWikipediaリーダー。


Articles for iPhone
  • OS:iOS6.1以降
  • 掲載時の価格:無料
  • こんな方にお勧め:
    • Wikipedia専用ブラウザをお求めの方。
    • safari風のタブインターフェースがお好みの方。
    • 多機能Wikipediaリーダーをお求めの方。
  • チェックポイント:シンプルなインターフェースに多機能が盛り込まれています。使い方を慣れて覚えるまでは画面のあちこちをタップ、あるいはホールドしてみましょう。
良くできたWikipediaリーダーです。かつてはWikiamoWikipanionを使っていましたが、今はArticlesに絞っています。使い勝手と表示は、Wikipanionを気に入っていたのですが、Articlesは複数のタブでコンテンツを扱える、つまりコンテンツを見比べたり、ある項目を保持したまま次々とリンクを辿っていったりと、タブブラウザ的な使い方ができる点がよいのです。

どのWikipediaリーダーにも言えることですが、ウェブの情報をそれぞれに見やすいフォーマットに落とし込んでいるだけなので、PC等のブラウザで閲覧できるすべての情報が必ずしも表示されるわけではありません。微妙に表示されない項目があったりするのは仕方がないでしょう。微細を望む時にはやはり、画面の大きなPC/MACを使うということですね。

後で読む機能、検索機能や画像保存等、非常に高機能です。わたしの場合、調べ物にiPhoneを使う理由は、今すぐ/概要/面倒くさい、なので、少々オーバースペック気味です。無料でこれだけの機能を、広告無しで提供してもらっているのに、申し訳ない感じです。


2013年12月26日木曜日

自分で撮った写真を現代アートにできる。時代を超えたミックスも可能な画像加工アプリ。

CleverPaint
  • OS:iOS5.0以降
  • 掲載時の価格:200円
  • こんな方にお勧め:
    • カラーやテクスチャを貼り付けるだけの加工フィルタに飽きた方。
    • 絵画風の画像が欲しい方。
    • 絵画の雰囲気を自分で楽しみたい方。
  • チェックポイント:ブラシ(本当に筆痕のこと)の種類は豊富で、自由度はとても高いです。その分、先日ご紹介AutoPainterに比べると、手間はかかります。納得に行く加工になるまで、試行錯誤したい方向けです。
これまた楽しい画像加工フィルタです。写真画像を指でなぞると、なぞった部分が指定したブラシにあわせて絵画風に変換をしてくれます。ブラシは8種類用意されており、彩度の強さを調整できます。変換の強さはBG(バックグラウンド)=粗いからDelicate(精巧)=細かいまで4段階用意されており、  ブラシの大きさと色形のミックス具合を調整することができます。

自分で変換の強さを選べますので、人物画にも対応できます。まず、BGで画像全体を塗りつぶし、人物と背景などの境界線や、色の異なる部分を中心にShapeぐらいの強度でで埋めていきます。仕上げはDetail、あるいはDelicateで目立たせたい部分をなぞればできあがりです。
ブラシは、作成(変換)途中でも変更できますので、BGでの塗り潰しとDelicateでの描き込みで種類を変えると、面白い作風に仕上げることができるでしょう。目形のマークをタップすれば元絵を表示できますので、いろいろと試行錯誤してみるのも面白いでしょう。コントラスト強い写真、あるいは色の組み合わせの強い写真で試すと、本当に現代アート風になります。

ただ一つの不満はアンドゥ/リドゥが無いこと。絵画だと考えれば当たり前なのかもしれませんが、せっかくのデジタルですもの、そこはやり直し可能にして欲しいと思います。
とはいえ、いったん指でなぞりはじめると本当に絵を描いているような楽しさの味わえる良アプリです。「時間ドロボウ」なアプリですね。






2013年12月25日水曜日

まもなく公開停止。持ってて損はしないファイル同期アプリ。今のうちにダウンロードしましょう。


CopyKnights
  • OS:OS X 10.6以降
  • 掲載時の価格:無料
  • こんな方にお勧め:
    • 自動でファイル/フォルダのバックアップを取りたい方。
  • チェックポイント:残念ながら12月31日をもって公開を中止されるそうです。おそらくはあらためて別の形で公開されることになるのでしょう。気になる人は急いでダウンロード、気の長い人はカムバックまで待ちましょう。
MACにはTimemachineという素晴らしいバックアップ機能がついています。ですが、それなりにリソース(機器や構成)ならびにコストを必要としますので、おサイフには優しくありません。絶対無くしたくない最低限のファイルだけでいいので、こまめにバックアップを自動的に取って欲しい、そんな用途には最適のアプリがCopyKnightsです。

本アプリは常駐させて使います。ログイン時に自動起動するのが良いでしょう。基本的には指定フォルダ以下のファイルを別のフォルダにコピーします。上書きの有無、例外の指定、サブフォルダの扱いなど、コピーツールに必要な機能は揃っています。後は指定時間にバックアップが実行され、実行後にシャットダウンやスリープ、あるいは何もしないことを指定できます。
仕様上、当然ですが指定したスケジュールの時間にMACが起動していることが必要です。なので、うまく時間を分散して設定するのが運用のコツです。朝の朝礼時に細かいファイルをバックアップ、お昼の休息時にやや大きめのファイルをバックアップなど、ご自分の時間に合わせるのがよいでしょう。もちろん、手動で同期させることもできます。

わたしの場合は、複雑なコピー条件をつけず、フォルダも階層化せずにDropboxにコピーしていました。特に不具合も無く、順調に利用していたのですが、公開停止が惜しまれます。公開停止になっても、アプリ自体は使い続けることができますので、あらたなツールが見つかるか、カムバックがあるまで本アプリを使っていくつもりです。



2013年12月24日火曜日

お手軽クラッシック音楽100選。音質も上々。ジャズ版もあります。


Best Romantic Classic
  • OS:iOS4.3以降
  • 掲載時の価格:100円
  • こんな方にお勧め:
    • 気軽にクラッシック音楽を楽しみたい方。
    • 今スグ、いい雰囲気のBGMが必要な方。
  • チェックポイント:同じ開発者から同様のフォーマットで映画音楽やジャズミュージックのセットもリリースされています。お好みでどうぞ。
例えば、こんなクリスマス・イブの夜に突然、落ち着いた雰囲気のクラッシック音楽をBGMに語らい時もあるでしょう(笑)。普段からiTunesにクラッシックをリストしている人ならともかく、なかなか即対応できる人は少ないと思いますので、そんな時にお勧めなのがこのアプリです。

6つのディスク(仮想)が用意されており、それぞれ16曲前後が収録されています。全100曲。ディスク毎のリピート再生、ディスクをまたいでお気に入りリストの登録と再生、バックグラウンド再生に対応しています。マジ、とりあえずそれっぽくクラッシックを再生したいのならば、本当にお手軽です。お気に入りへの追加は、少々わかりにくいですが、再生画面のジャケット写真右下にあるハートマークがトグルスイッチになっています。
音源の出自は不明なものの、音質もありませんし、きちんとレベルもとれているので、曲毎に音量が異なることもありません。入門用音源としてもいいかもしれませんね。100曲もあれば入門には充分でしょう。

また、作業用BGMとしても優秀です。わたしは、同開発者のBest Jazz 100をよくBGMにしています。こちらはいわゆるムードジャズが100曲収録されているもので、夕方から夜半にかけてはなかなかいいBGMです。スピーカーを繋いで、少し音量を薄めに流すといいですよ。


2013年12月23日月曜日

猫好きな方(だけ)は嬉しいかも。猫系アプリ。


Cat Age
  • OS:iOS3.1.2以降
  • 掲載時の価格:100円
  • こんな方にお勧め:
    • 猫の人間相当年齢を調べたい方。
  • チェックポイント:iTunesの紹介記事はドイツ語ですが、アプリは英語で表示されます。

    Sweet Kitty's
    • OS:iOS5.0以降
    • 掲載時の価格:300円
    • こんな方にお勧め:
      • あらゆる猫のデータベースが欲しい方。
    • チェックポイント:英語版ということと、少々重いのが難点ですが、かなり詳しいデータベースです。
    わたしは猫、大好きです。
    今回は猫好きの猫好きによる猫好きのためのアプリをご紹介です。というか、よっぽど好きでない限り、今回のアプリをチェックする方はいないだろーなぁ。

    Cat Ageは猫の生年月日から、人間であればおおよそこれぐらいの年齢、という相当年齢を調べるアプリです。うん。ただそれだけ。他には何も機能はありません。嗚呼、お前も結構歳とったのなぁ・・・という具合に、いつの間にか飼い猫が自分よりも(人間だったら)年上になっていることが、わかってしまいます。

    Sweet Kitty'sは、かなり詳しい猫のデータベースです。英語版なので、マジメに読み解くには英和辞書が必要になりますが、写真入りでで詳しく解説されているので、好きな方にはたまらない内容となっています。活動的かどうか、飼い主への愛情度、知性などといった項目を10段階評価していたり、身体の部位(目、しっぽ、毛並み、色など)についてもそれぞれ解説があります。 お気に入りへの追加や、検索機能もありますので、非常に良くできた猫カタログと言えるでしょう。


    Cat Age


    Sweet Kitty's

    2013年12月22日日曜日

    蔵書管理に、読了管理に最適。バーコード読み取りでリスト作成。


    BookRemark
    • OS:iOS5.0以降
    • 掲載時の価格:無料
    • こんな方にお勧め:
      • 蔵書を手軽に記録、リスト化したい方。
      • 同じ本を二度買いしたことのある方。
      • 古書をよく購入する方。
      • 新刊を発売日に買いたい方。
    • チェックポイント:100円古書をよく買うわたしです。積ん読ことも多いため、二度買いもよくあったのですが、このアプリのおかげで無駄がなくなりました。
    溜まる。簡単に溜まる。気がつけば溢れている・・・収集癖のあるわたしの場合、本もその範疇にはいる。(嗚呼、そりゃ、お金が貯まらないハズだ。)
    いっそ読んだ本は片端から捨てるか譲るかしようかとも考えたが、出来る訳もなく、せめて読了ぐらいは記録しようと使い始めたのが、このアプリです。

    一番のオススメは、何と言っても記録の手軽さです。本の裏表紙(表四カバー)についているバーコードを読み取るだけで、表紙画像と共にタイトル、著者、出版社等の書籍情報をAmazonから取得し、記録してくれます。超ベンリ、簡単。とりあえず買った本はこのアプリで読み込んで記録します。これで二度買いすることは無くなる(書店で購入前にチェックできる)し、本を整理する時(部屋が狭いので、ちょくちょく置き場を移動する必要あり)に読了か否かがすぐにわかります。
    検索機能も充実しており、購入/未購入、既読/未読でソート出来ます。タグをつけることが出来るので、著者やタイトルだけではなく、独自にカテゴリやキーワードで検索することが出来ます。読了の管理も簡単ですし、お気に入りマークをつけることも出来ます。メモも可能ですので、簡単な感想文や注釈をつけるのもいいでしょう。
    唯一の不満は、借りた本を管理する項目がないことです。図書館を利用することもありますし、家族や知人と貸し借りすることもありますからね。わたしは、タグをつけて管理していますが、標準機能で欲しいかも。まあ、工夫次第で自分なりの管理が可能な柔軟性がある、ということにしましょう。

    Amazonで検索できる本であれば、余程の古い書籍でも簡単に登録可能です。INBSコードから30年以上も昔の本も登録することが出来ました。いますぐ買うほどではないけれども、興味のある本を記録しておくのもいいでしょう。

    さて。このアプリで記録している書籍のうち、未読の購入済みが300冊を越えているのですが、どうしましょうねぇ。完読しないと既読に変更しない、というルールでは無理みたいです。小説以外の本はつまみ読みすることが多いので、借りた本と同様にタグでつまみ読みを管理しようかしら。



    2013年12月21日土曜日

    家計簿をつけ「続けたい」ならコレ。予算管理もOKのスグレものアプリ。


    かんたん家計簿iMoneyFlow
    • OS:iOS5.1以降
    • 掲載時の価格:200円
    • こんな方にお勧め:
      • 封筒方式の家計簿を利用したい方。
      • お小遣い帳を毎日つけたい方。
      • いつの間にか財布の中身が減っている方。
    • チェックポイント:続けられる、という点でお勧めしたいアプリです。本当に三日坊主のわたしがいまだに利用し続けているのですから、間違いありません。もちろん、週単位でまとめて記録するのもありです。
    小遣いなり、家計なり、いわゆる出納帳をiPhoneでつけたいというのであれば、イチオシのアプリです。見かけは出納帳らしくありませんが、使いやすさは比類ありません。家計簿クラスであれば、できないことはないほどに機能も充実しています。
    機能の高さだけであれば、海外産のアプリが資産運用という観点からの管理機能に優れています。しかし残念ながら、円(小数点以下は必要ありません)に対応していなかったり、銀行やクレジットカードを細かく設定できても、現金を複数管理できないことが多いものです。

    支出(予算)の管理方法について、封筒方式というものがあります。詳しくはググってもらうとして、簡単にいうと、使い道毎に現金を封筒に入れて、その中から支出しつつ、予算を超えないようにやりくりする方法です。封筒方式というのがピンとこない方は、小遣いと貯金と、”へそくり”も一度に管理できる、と言えば何か感じてもらえるでしょうか。
    結構、便利かつ現実的な方法なんですが、いざ、これを家計簿で実現しようとするとなかなか大変です。なぜなら、実際に封筒方式を運用すると必ずといっていいほど封筒間の現金移動が発生するからです。今月は服飾費を使いすぎたから、食費の封筒から現金を移し替えて・・・とか。

    で、このかんたん家計簿iMoneyFlowは、封筒方式の管理方法”も”対応する優れものの家計簿なのです。封筒の種類や数、支出項目の追加削除も自由です。続けられることを主眼にしていることもあり、支出項目に関しては階層化されていません。この点を不満/不足に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、すぐに記録、わかりやすく記録、記録し続けることの方が大事だと思います。すぐに記録という点では、ネットワーク接続の必要がありませんので、電波の届かない場所でも記録できます。また、各項目でそれぞれ直前の入力金額を保持していますので、項目をうまく作れば、毎回同じような買い物(タバコや飲料水等)は金額を入力せずに済ませることもできます。また、まとめて記録するのも簡単ですから、買い物時にはとりあえずレシートだけもらっておいて、後で記入するのもいいでしょう。

    続けられる家計簿をお探しの方は是非どうぞ。家計簿つけてもお金が増えるわけではありませんが、お金が減りにくくなるのは間違いありません。


    2013年12月20日金曜日

    メールクライアント受難の時代・・・現時点でMACのメールアプリとしてベターチョイス。


    Airmail
    • OS:OS X 10.7以降
    • 掲載時の価格:200円
    • こんな方にお勧め:
      • gmailのクライアントソフトをお探しの方。
      • ブラウザ内での操作が苦手で、クライアントアプリを利用したい方。
      • Gmail、Yahoo、Outlook(msn、Hotmail)をアプリ上で統合したい方。
    • チェックポイント:ほとんどのメールを1つに統合できます。もちろん、マルチアカウントにも対応していますので、複数IDでgmailを利用することができます。
    今どきは、ウェブメールが主流だ。メールクライアントソフトにとっては生きにくい、受難の時代だ。業務メールも何らかの形でgmail上で処理している人も多いだろう。
    ただ、ブラウザであるが故の不便さを避けるため、クライアントソフトを利用したい場合もある。

    そこで問題。gmailにとうまく付き合えるメールクライアントは存在するか?
    答えは・・・パーフェクトなものは無い。しかし充分実用に耐えるものはある、となる。

    以前ならば、Sparrowが最もベターな答えだった。しかし、Googleに買収されて後、機能追加をしないという宣言がなされ、その魅力を失った。そして現在のベターは今回ご紹介のAirmailなのだ。Chrome(アドオン、デスクトップアプリ)やfluid等は、やっぱりブラウザに変わりは無く、Inkyは、少なくとも評価中の不安定さは実用に耐えなかった。

    さて、このAirmail、実は次々と機能追加と修正が行われている。当初はgmailアカウントしか対応しなかった。その後Exchangeサーバーとの連携にはじまり、いまやメジャー所のサービスを制覇し、POP3にも対応し、向かうところ敵無しの感がある。
    MAC App Storeでリリースされているのは安定版だが、その影ではベータ版が次々にリリースされ、機能追加と修正が行われている。わたしはそのベータトライアルに参加しているが、ベータであるところの不安定感は、いまやほとんど無い。安定している。

    単なるウェブメールクライアントだけではなく、独自の機能もある。この機能の使い方をマスターすれば、メールの管理がワンランクアップすることは間違いない。その機能の一つがカスタムフォルダである。標準で(追加/削除は可能)「TODO、メモ、完了」の三つが用意されているが、これらのフォルダを利用することで、メールが貯まりがちな受信トレイをクリアにし、メールの処理漏れを減らし、また、受信トレイをTODOに利用していた方もより効率的な処理が行えるのだ。仕組み自体は単純なのだが、それをアプリとしてきちんと管理して、UIを処理しているのが非常に使いやすい。

    もちろん、欲を言えばキリが無い。フォルダ(ラベル)をアプリ側から操作したいし、ヘッダをいじりたい時もある。連携するクラウドストレージ(メールに添付する代わりに、URLを送る。)も、もっと増やして欲しい。Copyとかminboxは難しいかな。せめてboxには対応してくれないかしら。

    最後に。
    これだけ高機能なメールアプリが200円というのは、ありえないぐらいの安価だと思う。



    2013年12月19日木曜日

    書くことに集中するためのテキストエディタ。ただそれだけのために。


    OmmWriter Dāna II
    • OS:OS X 10.5以降
    • 掲載時の価格:500円
    • こんな方にお勧め:
      • メニューバーのアイコンが気になる方。
      • 通知が表示されるとついつい作業を中断してしまう方。
      • 執筆に集中したい方。
      • 各OSで、できるだけ操作感を統一したい方。
    • チェックポイント:Windows版、iPad版もあります。以前はウェブページで旧版を配布していたのですが、無くなったようです。Windows/MAC共に、BGMの数が少ない程度の機能制限しかしておらず、お試しに良し、そのまま使い続けても良し、のアプリだったのですが、残念です。
    テキストエディタです。決して高機能ではありません。タブもタグもマークダウンも、正規表現もありません。一応、文字数のカウンターはありますが、日本語環境では役にたちません。ではいったい何がお勧できるのかというと、ただただ書くことに集中するためだけにレイアウトされたインターフェース、これに尽きるのです。

    アプリを起動すると、画面すべてが雪景色に覆われます。MACの場合はメニューバー、Windowsの場合はタスクバーですが、これもすべて見えなくなります。(ただし、一部の画面を書き換えるタイプのアプリは隠しきれない場合があります。) 通知も止まります。そして、マウスを動かさない限りはアプリケーションのメニューも表示されません。ひたすら雪景色の向こうにテキストを書き連ねていくだけの画面となるのです。
    文章にすると大した事は無いように思いますよね? キャプチャ画面で見ても、それがどうかしたの?と感じると思います。でも、実際にOmmWriterで書き始めると、あら不思議。何も無いこの単純な画面が、こんなにも書くことに集中できるんだ、という事を痛感します。
    AppStoreのレビューでは、BGMが悪くなったと酷評されていますが、これは好みによるところが大きい気がします。また、このアプリの本質はBGMの音質や曲調ではないと思います。
     
    正直なところ、万人向けのアプリではありません。ただ、文章を書かれる方は一度お試しいただく価値はあると思います。他の高機能エディタにあるような、便利なショートカット、色付けやインデント、マークアップや多彩なフォントはありません。でも不思議なことにOmmWriterを使っていると、他のエディタを使うよりも、結果的に書いた文章量が増えていることに驚かされるのです。

    ただし。
    OmmWriterを使って、夜中にラブレターを書くのだけはやめておきましょう。ましてや、そのまま送ったりなんかしちゃいけません。翌朝、読み返したら人体発火するんじゃないかと思うほどハズカシイ文章が出来上がっているはずです・・・



    2013年12月18日水曜日

    単純なフィルター加工に飽きたなら、コレ。どんな写真もゴッホ風に変える不思議なアプリ。

    AutoPainter
    • OS:iOS4.0以降
    • 掲載時の価格:100円
    • こんな方にお勧め:
      • カラーやテクスチャを貼り付けるだけの加工フィルタに飽きた方。
      • 絵画風の画像が欲しい方。
    • チェックポイント:風景画を加工するには最高の画像フィルタです。ただ、時間がかかるのが玉にキズ。加工のプロセスを見せてくれるのは楽しいのですが、少々待ち時間としては長いかも。
    画像加工系のアプリです。珍しいのは、テクスチャを貼り付けたり、明度・彩度やトーンを
    変えるのではなく、絵画風に画像を再構築してくれるという点です。
    用意されているパターンは、Aquarell(水彩画)、Benson(ベンソン)、Cezanne(セザンヌ)、Van Gogh(ゴッホ)の4種類です。水彩画風は、結構おとなしめの画調で、そつなく全体をまとめてくれます。一方、ゴッホ風は、とにかくゴッホ(笑)。何が何でもゴッホな感じに仕上げてくれますので、好みも分かれるでしょうし、元絵も選ぶことになります。まあ、ひまわり(というか黄色い花)を加工すれば、その強烈なゴッホ度がおわかりいただけると思います。個人的には春の景色、風景写真をセザンヌ風に加工した仕上がりが好きですね。庭に咲いた桃の花を綺麗に魅せてくれました。
    操作は簡単で、撮影するかあるいはカメラロールから写真を選び、4つのテイストのいずれかを選ぶだけ。ユーザーが指定する項目や詳細設定などは全くありません。インターフェースは英語ですが、操作らしい操作が無いので迷うこともありません。画像の加工中は、まるで実際に絵を描いているところを微速度撮影しているようなプロセスを表示します。できあがりはカメラロールに保存するなりSNS共有するなり、お好みで。
    お気づきかと思いますが、このアプリは基本的に風景画専門です。 人物画やアーバン、夜景は少々苦手です。人物画で試されるのであれば、明るい服装でコントラストの高い写真を選ぶとよいかもしれません。
    続編も発売されており、そちらは人物画にも対応しています。ただ残念ながら、わたしには本作の強烈さ(特にゴッホ)が少し弱まったかな、と感じています。








    2013年12月17日火曜日

    何故OSに標準搭載されないのかが不思議。CLCLと同等の機能をMAC上で実現するクリップボード拡張アプリ。


    ClipMenu
    • OS:OS X 10.5以降
    • 掲載時の価格:無料
    • こんな方にお勧め:
      • MACで資料を作成するすべての方。
      • Windows上でCLCLを愛用されていた方。
      • 各OSで、できるだけ操作感を統一したい方。
    • チェックポイント:どうしてこのような素晴らしい機能/アプリがOS標準として採用されないのか、不思議でなりません。MACに限らずWindowsでも、いまだにカット&ペーストは1回ずつ、というのは何故なのでしょう。かつてMicrosoftもOfficeでクリップボード機能を実装したのになぁ・・・
    Windows上でCLCLを利用していた方には、MAC上で同機能を実現するアプリ、という説明ですべてを判っていただけると思います。
    クリップボードを拡張するアプリです。コピー/カットしたデータをスタック(複数個保存)し、自由に貼付をすることができます。スタックはマウスクリックあるいはキーボードショートカットで呼び出すことができます。例えば、ブラウザ上に表示された住所と電話番号をテキストエディットに書き写す際、
    • コピー→ウィンドウ切替→ペースト→ウィンドウ切替→コピー→ウィンドウ切替→ペースト
    と繰り返さずとも、
    • コピー→コピー→ウィンドウ切替→ペースト→ペースト
    と、大幅に手間を減らすことができるのです。一度使い始めたら二度と手放すことができなくなる機能です。勿論常駐させて利用するのですが、メモリもCPUも浪費しませんし、非常に安定していますので、利用しないのは人生の損失とまで言えます。
    スタックするデータもテキストだけではなく、画像も扱えますので、PowerPoint等で資料を作成される方には強力な支援となるでしょう。また、スニペットという形で、あらかじめ定義しておいたテキストを貼り付ける事もできます。更に、アクションを設定することで、テキストをコピーしたテキストを加工(文字変換)して貼り付けることも可能です。

    ちなみにわたしの場合、Windows機のCLCLをctrl+shift+aで利用していますので、MacBookでもcaps+shift+aでClipMenuのメニューが立ち上がるようにしています。もう、指がショートカットの位置を覚えているので、別のキー配列にできないんです・・・
    MacBookに10年以上使い込んだWindows用PS/2キーボードを繋いで利用していますし。

    ダウンロードサイトに移動する




    2013年12月16日月曜日

    最大化じゃないの? よくある悩みを解決+αを実現するMAC用アプリ。


    Moom
    • OS:OS X 10.6.6以降
    • 掲載時の価格:1,000円
    • こんな方にお勧め:
      • WindowsからMACにスイッチした、あるいは両刀使いの方。
      • マウス操作よりも、キーボードショートカットを好まれる方。
      • 各OSで、できるだけ操作感を統一したい方。
    • チェックポイント:とても便利なアプリです。ですが、必要を感じない方には、全く無用でしょう。欲しがる人だけが欲しい、そんなアプリです。
    まず最初に。Windowsでの経験から、この手のOS Shell (Explorer/Finder)に組み込むタイプのアプリは安定性に不安を感じるものですが、その点、このMoomは非常に安定しており、この数年の利用で問題はありませんでした。安心して使えます。

    WindowsからMACにスイッチして、初期につまずく操作や、慣れない作法というものが幾つかあります。その1つが、各ウィンドウの上部に配置されたボタンです。
    Windowsは右肩、MACは左肩にあるアレですね。 MacBookの場合は、赤=閉じる、黄色=最小化、緑=最大化・・・ではないんですよね。特に「緑」は、アプリケーションによって動きが異なるように見える(ルールは同じだが、表現が異なる)ため、特に混乱します。Moomは、この混乱を解決してくれ、なおかつより便利な機能を追加してくれるアプリです。

    Moomを起動すると、緑ボタンのクリックがウィンドウの最大化になります。これだけでも、Windowsユーザーとしては(精神的にかなり)ありがたい機能です。正直、元々このアプリの導入目的はこの機能でしたから。ですが、実際に使い始めるとプラスα機能の方を多用していることに気がつきます。
    このプラスαというのが「ウィンドウの位置とサイズを任意に、ワンタッチで設定できる」という機能です。マウスのクリック、マウスの移動、キーボードショートカットが利用できます。 ウィンドウのサイズと位置は右端、左端、上部、下部、1/4などが用意されており、任意のサイズでも指定が可能です。
    緑ボタンをクリックせずにマウスカーソルを当てるとメニューが表示され、ワンクリックで、ウィンドウを変更することができます。また、ウィンドウの端をつまむことなく、マウスのドラッグでウィンドウサイズを変更することもできるのです。もちろん、これらの操作はショートカットでも指定可能ですので、キーボード派の方には更に快適かつ迅速な操作が望めます。また、よく使い、いつも開けっ放しにしているアプリやウィンドウを、ワンクリックで指定位置に整頓する機能もあります。

    マウスかキーボードのどちらかで、これらの機能を実現するアプリ(あるいはOSの機能)は、ありますが、どちらでも同じようにウィンドウを操作できるというのは非常に使いやすいものです。

    利用していて是非お勧めしたいのが、右端を一列開けておいて、いつでもデスクトップ部分が見えている、というウィンドウ設定です。1つ作成して登録してみてください。便利ですよ。

    ちなみに、赤ボタン=閉じる、を実現するにはRedQuitsというアプリがあります。ですが、少なくともわたしの環境では安定性に欠ける部分があり、お勧めしていません。



    2013年12月15日日曜日

    触るなよ?触ったら、大変なことになるんだかんね!席を立つ前のセキュリティ・アプリ。


    iGuard : 盗難防止アラーム
    • OS:iOS4.3以降
    • 掲載時の価格:100円
    • こんな方にお勧め:
      • 盗難防止対策を考える方。
      • お子様のイタズラ対策を考える方。
      • iPhoneに触られたくない秘密のある方(笑)
    • チェックポイント:iPhoneのセンサー機能を利用していますので、当然のように感度がいいです。持ち上げた途端にアラーム音が響きます。
    わたしの場合、iPhoneを置いたまま、どうしても席を離れなければならない、という状況が無いのですが・・・喫茶店でトイレに立つ時は持って行きますからね。でも興味深かったので、評価してみました。
    アプリを立ち上げ、タップすると3カウントされます。カウントが終わるまでにiPhoneを固定して置けば、準備完了です。かなり大きなアラーム音ですので、知らずにiPhoneを持ち上げたら、ビックリするでしょうね。設定でカメラライトを点灯させることもできますので、更に刺激が倍増します。パスコードを設定しなければ、画面をタップするだけでアラームは止まりますが、設定されていると、かなり焦ることになります。
    iPhoneを置いた状態からの変化をセンサーで検知しますので、わざと斜めに置いた場合には、水平に戻すと反応します。ホームボタンを押してもアラームが鳴りますので、iPhoneの画面そのものを見られないようにすることができます。
    設定はかなりアヤシイ(誤訳多し)ですが、日本語表示です。意味は充分通じるので、心配有りません。

    実際の使い方としては、iPhoneの盗難防止というよりも、鞄などに固定し、荷物全体の盗難防止と考えた方がいいと思います。固定の仕方によってはアラームを解除する時に少々手こずることにはなりますが。 感覚としては鞄に鳴子を仕掛ける様な感じですね。ちょっとした荷物の見張り番としては、良い感じでしょうか。
    念のため。本アプリのご利用にあたっては、自己責任にてお願いします。


    2013年12月14日土曜日

    限定的ではあるが、iPhone”を”遠隔操作できる数少ないアプリ。

    Tango Remote
    • OS:iOS5.1以降
    • 掲載時の価格:無料
    • こんな方にお勧め:
      • オーディオセットや、スピーカー、テレビ等に繋いだiPhone/iPod Touchを遠隔操作で音楽再生したい方。
      • iPhone・iPod Touch・iPadが、余っている方。
    • チェックポイント:バージョンアップにともない、iOS7に対応し、無料で使えるようになりました。以前はiOS7対応版は有償でしたので、嬉しくもあり、古いiOSに対応しなくなった分、悲しくもあり・・・
    わたしの手元には、iOSの3/5/6/7がそれぞれあります。一番古いのが初代のTouchで、この古さだとさすがに対応するアプリが少なくなります。機能も低く、バッテリーも経年劣化しているため、必然的に電源を繋いで据置のミュージックボックス、あるいはネットラジオ受信機としての余生を過ごすことになるわけです。
    大抵、こんな場合には手元から離れた所に置かれるのですが、いちいち選曲のために席を立つのは面倒くさいもの。なので、iPhoneをリモートコントロールできるアプリを探してみました。

    でも、ほとんど無いんです。iPhone”を”操作できるアプリというものは。iPhone”で”PCやMACを操作できるアプリはVNC系やRDC系等々、沢山あるのですが。その中で、ミュージックのみに限られますが、遠隔操作ができるアプリ、それがTango Remoteです。
    使い方は簡単。2台のiOS端末それぞれにアプリをインストールし、片方をホスト、もう片方をリモコンとして利用するだけです。後はリモコン側から楽曲の選択、再生/
    停止。早送り/巻き戻し、お好みのままに。インターフェースは基本的にミュージックアプリと同じです。もちろん、2台のiOS端末が同じネットワーク上にあるか、あるいはどちらもBluetoothを実装している必要があります。(日本で発売された端末でBluetoothがないのは初代Touchだけです)

    使用感に関しては必要充分にして快適です。操作のラグもほとんど無く、操作にストレスを感じることはないでしょう。ただし特定の条件下で、アプリ終了後の再接続に失敗するという障害が時々発生しました。おそらく一番の原因は端末のワークメモリーが少ないこと(両方とも旧機種のiPod Touch)でしょう。特定の条件とは、長時間の連続利用の後に、ホスト側の電源をアプリを終了させずに、リモート側よりも先に切る、というものです。
    再起動すると問題なく再接続しますので、端末間のハンドシェイクにメモリをそれなりに消費していることと、ホスト側が先に落ちるとリモート側でホストを探し続けるのが原因でしょう。リモート側の端末を先に終了するというルールさえ守れば、問題ありません。
    設定も簡単ですし、片方の端末を再生専用、あるいはリモコン専用に固定する(デフォルトは起動時に選択する)こともできます。操作・表示共に日本語に対応しています。

    ホスト側で再生中楽曲のアートワークをリモコン側で見ることができますよ。これで歌詞も対応してくれたら最高なんですがねぇ。






    2013年12月13日金曜日

    今年の流行語(英語)「selfie」を実現する、自分撮りカメラアプリ。

    声シャッター - ハンズフリー&かんたんカメラ
    • OS:iOS5.0以降
    • 掲載時の価格:無料
    • こんな方にお勧め:
      • 自分撮りをする方。
      • グループ写真で自分も一緒に写りたい方。
      • お子さんやペットの自然な表情を取りたい方。
    • チェックポイント:周辺の音や、騒音でたまにシャッターがきれることもありますが、それはそれでチャンスを逃すよりはいいと思います。シャッターを起動する言葉を追加できるので、子供やペットと遊んでいる時に、呼びかけでシャッターを切ることができます。
    オックスフォード辞典が発表した2013年流行語は「selfie(自分撮り)」だとか。使用頻度が17,000%もアップしているそうです。
    自分撮りをするなら、カメラの性能が2〜3倍ほども大きく違うので、できればアウトカメラ(背面のカメラ)で撮りたいところですが、上手に撮るのは結構難しいものです。
    そこでselfie用アプリの登場となるわけですが、シャッターを切る方法で分けると4種類。
    1. セルフタイマー
      • カメラをセットしてシャッターボタンを押したら指定秒数後に撮影されるものです。
      • 単純ですが、確実です。シャッターチャンスを狙えないのが弱点です。
    2. 顔認識
      • iOS5以降に実装された機能を利用して、顔を認識したら自動的にシャッターがきれます。
      • グループ写真向きですが顔つきに依るのでしょうか、認識しないことがあります。
    3. フレーム方式
      • 所定の位置やフレームに手やからだをあわせるとシャッターがきれます。
      • 自分撮りの場合は最強の方法。ただ、ポーズが限定されがちなのがいまいち。
    4. 音声認識
      • 音声や拍手をマイクで拾い、シャッターを切ります。
      • シャッターチャンスに一番強いのかも。音がキーなので誤動作もままあります。
    それぞれの方式を幾つか評価してみました。その中で一番使いやすく、撮りやすかったのが4番の方式を採用した声シャッターです。評価基準はシャッターチャンス。ある意味selfieは、リモートコントロールなので、自分の撮りたい時に撮れるということが重要だったりします。そのため、音声認識方式とフレーム方式は有利なのですが、フレーム方式にはポーズや構図が限定されるという弱点があります。音声認識の中でも声シャッターは精度が高く、誤動作が少ない方でした。
    音の強弱を設定(キャリブレーション)することはできませんが、台詞を登録することができます。AmiVoiceといえば、古くから実績のある声認識エンジンです。贅沢な仕様と言えるでしょう。

    わたし自身はほとんど自分撮りしません。オッサンがselfieしてもねぇ? でも、仕組みに興味を持ったので、ついつい何種類ものアプリを試してしまいました。

    今回のお勧めは声シャッターですが、評価基準でまったく評価は変わります。音声認識の場合は、カメラが明後日を向いていてもシャッターが切れますから、タイミングはバッチリだったけど、フレームに被写体が入ってないよ、ということがあるのです。
    • グループ写真や、離れた位置から撮りたいのであれば、セルフタイマー方式。
    • 顔を確実にフレームインさせたいのであれば、顔認識。
    • 被写体全体あるいは狙った部分の撮影を基準にするのならフレーム方式。
    • シャッターチャンスなら音声認識。
    ご参考下さい。






    2013年12月12日木曜日

    本当によく眠れる、スゴ技アプリ。半年以上常用しても副作用なし。

    Pure Sleep Premium
    • OS:iOS3.0以降
    • 掲載時の価格:200円
    • こんな方にお勧め:
      • 夜、寝つきの悪い方。
      • 夜、眠りの浅い方、すぐに目が覚めてしまう方。
      • パワーナップ(ごく短い昼寝)で活力を取り戻したい方。
    • チェックポイント:バイノーラルタイプのサウンドアプリの中でも、ヘッドホンだけでなく、スピーカにも対応している、非常に珍しいアプリです。
    わたし、寝つき悪いんです。毎晩毎晩なかなか眠れない日々が続いていました。このアプリに出会うまでは。今では枕元にBluetoothでiPhoneと繋いだスピーカーを置き、このアプリで朝までサウンドをかけっぱなしにして眠っています。

    このアプリの効能を一言で済ますと「よく眠れるよ」なのですが・・・説明するとなると難しいアプリです。この手のiPhoneアプリは大きく4種類に分けられます。
    1. アンビエント系
      • 波の音、虫の声、雨音、たき火の音など、単調で繰り返される音が収録されています。
      • アプリの出来の善し悪し基準は、収録数・音質・ループのスムースさです。
    2. ミュージック系
      • クラシック音楽やオリジナル曲など、目的(睡眠や集中力)に応じた楽曲が収録されています。
      • アプリの出来の善し悪し基準は、収録数・音質・ループのスムースさです。
    3. ノイズ系
      • ホワイトノイズなどを再生します。
      • そもそも収録するべき音源が少ないので、評価のポイントはループのスムースさだけになります。
    4. バイノーラル系
      • 左右から周波数の異なる音を聴かせることで、脳波を誘導するという理論の元に、発信音を再生します。
      • バイノーラルサウンドのパターン数の多さが評価ポイントです。
    無料あるいは安価なアプリでは、1と2の組み合わせたアプリが多いです。4のアプリはやや数も少なくなり、比較的高価です。このPure Sleep Premiumは、上記4つのすべてを含んでいて、なおかつ4つを同時再生できて、さらにiPhone内のミュージックも同時再生できて、安価なのです。もちろんん、音源の質も上出来です。
    また、バイノーラル系は、その仕組みから本来はヘッドホンの利用が必須なのですが、このアプリではスピーカーにも対応した音源も収録しています。バイノーラルをスピーカーで聴くというのは、はたして効果は如何?という気もしますが、少なくともわたしはその効果に満足していますので良しとしましょう。 だって、ヘッドホンをしたら、じゃまで眠れないもの。

    おそらく、効果は激しく個人差があるような気がします。わたしの場合は、とにかく入眠が早くなりました。布団でサウンドを再生すると、数分もしないうちに眠気がやってきます。いつも1時間以上寝つけずに鬱々していたものが、多分10分以内でしょう。気がついたら眠ってます。
    組み合わせる音源が豊富ですし、好みもありますので、自分に最適な音源の組み合わせと音量を見つけるには少し試行錯誤が必要でしょう。インターフェースは英語ですが、操作自体は簡単ですし、ヘルプもあるので、難しくありません。ちなみに、わたしは”A Peaceful Place”+”Deep Sleep”+”OceanSurf”+”Pink Noise”の組み合わせがお気に入りです。バイノーラルの副作用を心配される向きもある様ですが、わたしはこの組み合わせで毎晩朝まで枕元で鳴らして6ヶ月経ちます。スピーカー利用だからかもしれませんが、問題は体感していません。

    対応OSは3.0〜と低いので、古い端末で利用できるのも嬉しいところ。古い端末でも、昼はリモートジュークボックス(今後ご紹介します)、夜は入眠用音源として活用することができます。






    2013年12月11日水曜日

    iOSで最強の画像エディタ。iOS7対応で復活!!

    Laminar Pro - Image Editor
    • OS:iOS7.0以降
    • 掲載時の価格:500円
    • こんな方にお勧め:
      • iPadで「PC/MACのPhotoshop並」の編集がしたい方。
      • iOS上でRAWファイル現像を行いたい方。
      • 使いやすくて高機能な画像エディタをお探しの方。
    • チェックポイント:Photoshop並とは少々大袈裟ではありますが、iOS上では、最も優れた画像エディタです。モバイルという範疇は完全に越えています。ユニバーサル版ではないLaminar (for iPhone)は200円です。PRO版よりも少し機能が削られていますが、iPhoneでのみ(iPadで利用しない)のであれば、こちらでもいいかもしれません。
    iOS7に対応しなかったため、 しばらくAPP STOREから消えていましたが、今日ようやく復帰しました。お帰りなさい。待ってました。iOS最強のイメージエディタです。
    長らくiPhone上でのイメージエディタはPhotoForge2(現在STOREから消えています)でしたが、このLaminar Proを見つけて以降は、完全に乗り換えていました。特にiPad上でのインターフェースが素晴らしく、わたしにしては珍しく複数のアプリを併用しないという時代が続いていたのでした。

    iPadでの使用感としては、PhotoshopというよりもLightroomです。RAW現像という点でもLightroomですね。大方のエディタと同じく、現像済みのファイルはTIFFになりますが、PRO版のバージョンアップではPSDでも吐き出せるようになったとのことです。

    iPhoneでは、見かけは他のエディタとそう変わり映えがしませんが、とにかく機能はすごい。もちろん、レイヤーやマスクも利用できます。わたしは好きなんですが、デスクトップアプリでもあまり実装されていない光源フィルタもありますから、面白い作例も作れます。

    多機能ですが、アプリ自体の操作に重さを感じないのもいい点です。勿論フルのRAWとかを読ませればそれなりに待たされますが。

    難点があるとしたら、高機能すぎるということでしょうか。最近流行のワンタッチで写真を見栄え良くしてくれるとか、美白・美顔とか、エンタメ系ではありません。写真の絵作りを理解した上でじっくりと加工を楽しむのがよいでしょう。あるいはカメラマンの出張のお供に。とりあえず今何とかして!という時には活躍してくれそうです。







    2013年12月10日火曜日

    ロングブレスはお手のもの。ポモドーロにも使える高機能なマルチインターバルタイマー。

    Gymboss 2 Interval Timer
    • OS:iOS4.3以降
    • 掲載時の価格:無料
    • こんな方にお勧め:
      • TABATA式トレーニングを行う方。
      • ロングブレスダイエットを行う方。
      • 短い時間で多数回のセットトレーニングを行う方。
      • 複合タイマーを利用される方。
    • チェックポイント:結構複雑なインターバルタイマーを作成することが出来ます。アイデア次第でトレーニングだけではなく、いろいろな使い方が出来ます。ポモドーロ・タイマーとしても利用できます。
    TABATAというのは、あまり日本では知られていないようですが、欧米では結構ポピュラーな運動メソッドの様です。日本の田端博士が考案されたもので、20秒運動して10秒休むのを1セットとして、全部で8セット(4分間)行うトレーニング方法です。iTunesでも”TABATA”で検索すると結構な数のアプリが表示されます。

    もともと、ダイエットトレーニングのためにインターバルタイマーを探していたのですが、複雑な組み合わせが可能で、なおかつ使いやすいものは少なく、ようやく見つけたのがこちらのGymboss2です。
    もっとも単純なTABATAタイマーだと、時間も繰り返し回数も固定だったり、カスタマイズが可能なものでも、運動時間と休息時間、そして繰り返し回数程度しか設定できません。しかし、このGymboss2は一線を画しており、ブロックを積み重ねるように複数の時間間隔を好きなだけ積み重ねることができるのです。もちろん、1セットとして積み重ねたものを何回繰り返すかもお好みのまま。さらに、セット開始前の準備時間も設定できるので、トレーニングスタートでタップした後、慌てて運動を始める必要もありません。

    自由度が高いので、ロングブレスダイエットの様に、吸って・止めて・ながーく吐いて、これを繰り返し、というタイマーも作成可能です。初めのうちは少々慣れが必要ですが、何度か試せば思い通りにタイマーを作ることができます。
    GTDの1つとして有名なポモドーロ・タイマー(例えば15分間超集中して作業して5分ブレイクする)も作成できます。
    タイマーが1つしか設定できないアプリが多い中、Gymboss2では作成したタイマーをそれぞれ保存することが出来ます。状況やトレーニングにあわせて作成したタイマーが選べるのも大きなメリットです。スキマ時間を有効活用できそうです。

    あとは、1秒ごとのカウントダウンをしてくれたら最高なんですがねぇ。


    2013年12月9日月曜日

    2枚目以降も読めます。
    マルチTIFFに対応したリーダーアプリ。

    TIF Reader
    • OS:iOS6.0以降
    • 掲載時の価格:100円
    • こんな方にお勧め:
      • マルチTIFFをiPhoneで閲覧したい方。
    • チェックポイント:極単機能です。TFFファイルを閲覧するだけです。⇒ こちらに詳細のレビューを追記しました。
    • 追記:2014/0218のアップデートVer.3.0で、DropboxとBoxに対応し、クラウドから直接TIFFファイルが読めるようになりました。
    もう、ほとんどの文書はメール(email)でやり取りしている。皆さん、そうでしょう? 紙の書類であってもコピー機や複合型プリンタでPC/MACに取り込んで、添付ファイルとして送信・・・普通ですよね。
    だがしかし。FAXのニーズはまだまだ無くならない。なので、われわれのようなSOHO極小会社はインターネットFAX等を使って、外出先でもFAXの確認が出来るようにするのです。で、ここで扱われるFAXはほとんどの場合TIFF形式、それも複数枚を1つのファイルに結合したマルチページなTIFFだったりします。PC/MACであれば2枚目以降も読めるのですが、iPhoneの場合、ほとんどのドキュメントリーダーは1枚目の画像しか表示してくれません。丁寧にFAX表紙をつけて送信いただいても、肝心な本文が読めないということがしばしば・・・。

    FAXデータが読めると謳うアプリは、それこそニッチなビジネス系ですから値段がお高い。無駄に高機能、しかも重い。マルチTIFFが読めるだけでいいのだからと、見つけたのがTIF Readerです。

    出来ることは、他のアプリから「open in (他のアプリで開く)」でTIFFファイルを開くことだけ。 TIF Readerから直接ファイルを開くことすら出来ません。なので、まずはTIFFファイルをカメラロール(あるいはDropbox等)に保存する手段が別途必要なのですが、これはもともと別のアプリで行うから問題ありません。このアプリの最大メリットはシンプルで軽いことなのです。というのも、実はFAXデータというのは重いデータという事が多く、アプリそのものが大きい/重い場合は、TIFFデータを開けないこともあるのです。

    そんなに頻繁に使うアプリではありませんし、ある意味、御守りみたいな使い方なので、安くて軽くてシンプルというのがありがたいアプリです。






    2013年12月8日日曜日

    SNSへの一括投稿ならおまかせ。でも、たぶん万人向けではなくて・・・。

    Everypost for Twitter, Facebook & Google+
    • OS:iOS6.0以降
    • 掲載時の価格:無料
    • こんな方にお勧め:
      • 各SNSへ一挙にクロスポストしたい方。
      • Twitterへ140文字以上をポストしたい方。
    • チェックポイント:利用規約は微妙な感じ・・・。特にプライバシーポリシーが気になる方はご注意ください。SNSにクロスポストする方にはさほど問題では無いのかな?無償なのには理由があるということです。
    SNS上にプロフィールや連絡先を公開している公人向けのアプリです。少なくともわたしはそう理解しています。例えば、企業のSNSやタレントさんのSNSには最適でしょう。
    このアプリの最大メリットは各SNSに一斉に同じ記事を発信できることです。逆に言えばTwiiterとFacebookで投稿内容を変えている方には、全く意味の無いアプリです。というか、普通一般個人の方はクロスポストしているのかしら? 普通は媒体ごとに投稿が異なると思うのだけれども。

    アプリ自体は大変出来の良いアプリです。Twitter、Facebook、Google+、Pinterest、Tumblr、LinkedInに対応し、投稿をDropboxやメールに保存することができます。投稿ごとにどのSNSに投稿するのかも選べますので、例えばTwitterだけ投稿しないことも可能です。YouTubeやFlickrとの連携はよく見かけますが、面白いのは、Groovesharkと連携しているところ。確かに、今聴いている音楽を共有するには向いていますね。(Groovesharkの正当性はおいておくとして、です。) タイムラインの閲覧機能はありません。投稿機能のみに絞っている分、動作は非常に軽快です。日本語にも対応しています。

    世界的なSNSには対応していますが、mixiは範囲外です。(海外進出の夢はいずこに?) もし、mixiにもクロスポストしたいのであれば、usaggrがお勧めです。Twitter、Facebook、mixi、Pocketに対応した無償(記事掲載時)のアプリです。ウサギのアイコンがかわいいので、Google+にこだわらない方はこちらの方がいいかもしれませんね。更にEverypostと異なり、3つのSNSのタイムラインを一挙に閲覧することもできます。
    あ、もちろんusaggrもSNS上の個人情報を収集してます。だって、無料アプリなんですから。無償で提供されるサービスには必ず、無償にできる理由があるのです。


    2013年12月7日土曜日

    バッテリーを長持ち・・・というよりも、メモリー解放の機能の方が使えるアプリ。

    バッテリーセーバー - バッテリ寿命を向上させる
    • OS:iOS4.3以降
    • 掲載時の価格:無料
    • こんな方にお勧め:
      • iOS7になってからメモリーの解放アプリが使えなくなってお困りの方。
      • バッテリーを長持ちさせることは、それほど気にしない方。
    • チェックポイント:節電機能については、Android端末と違って劇的な効果があるわけではありません。ちょっとしたTipsアプリとして考えるのが良いです。
     iOS6までは、MemReturnというアプリを使っていました。これはiOSのバックグラウンドで動作しているアプリをkill(停止)してくれるソフトで、ゲームやストリーミング系、ネットワーク系アプリのキャッシュなど、メモリー(RAM)を多量に消費して離してくれないアプリを停止させ、iPhoneを安定稼働させるのに非常に効果的でした。
    残念ながら、当のアプリ自体が公開停止になっていますし、なによりもiOS7上ではメモリー解放系のアプリは使えないようです。
    iPhone5sならば再起動も早いのですが、やはり再起動は少々面倒です。 そこで、見つけたのがこのバッテリーセーバーです。
    MemReturnほどの強力さはないものの、充分にメモリーを解放してくれます。操作はメモリクリアと描かれたボタンをタップするだけですし、UI・ビジュアルも非常にキレイです。

    このアプリ自体の最大機能は、バッテリーそのものの寿命を延ばす、というものです。バッテリーの稼働時間そのものを長くするわけではありません。そもそもiOSでは、電源管理を完全にOSが握っているので、アプリ側で操作をすることは一切できません。せいぜいWi-Fiを切った方が稼働時間が延びるよ、とか、バックライト暗くすると稼働時間が延びるよ、というのが限界です。なので、このアプリについても稼働時間の延長効果に過度の期待をしない方が良いです。
    バッテリーを正しく充電することで、いわゆる「バッテリーのへたり」をできるだけ避けて、結果的に稼働時間の短縮を減らす、というものです。これはこれで正しいアプローチです。ただ、充電サイクルを指示されたり(通知がされます)、電源を抜くように指示されたりと少々せせこましいのが難点です。

    わたし的にはメモリ解放アプリとして(のみ)利用するのがいいのですが、アプリとしては結構多機能で、アプリ毎の消費電力が表示されたり、きちんと日本語でバッテリー節約のノウハウが記載されていたり、バッテリーが気になる方にはお勧めです。


    2013年12月6日金曜日

    マジックアワーが一目でわかる。超ニッチだがカメラマンにはありがたいアプリ。

    SOHO Eye
    • OS:iOS5.0以降
    • 掲載時の価格:500円
    • こんな方にお勧め:
      • スチル/ビデオカメラマンの方。
      • 写真・撮影が趣味の方。
      • 日の出/日の入り、月の出/月の入りを知りたい方。
    • チェックポイント:マジックアワーもブルーアワーも一目でわかります。今宵の月はどのくらいの明るさ?という事まで表示してくれます。
    え〜と。本当に超ニッチなアプリです。こんなアプリをレビューしている奴は、そうそう居ないでしょう。でも、ニーズのある人にはとてもありがたいアプリなのです。

    マジックアワーというのは、三谷幸喜監督映画のタイトルにもなっていますが、日没直前の独特の光が撮れる時間帯を指します。本アプリではゴールデンアワー(golden hour)と表示されています。
    本当にこの時間帯は、マジックと言うだけあって、誰でも雰囲気のある写真/映像が撮れます。独特の柔らかい光、低く斜めから指す太陽光が被写体を包み込むように照らしてくれるのです。
    本アプリはそのマジックアワーを、表示してくれるアプリです。GPSと連動して現在地での情報を表示するのは勿論、都市名や日付を指定して検索することも可能です。更に、マジックアワーを逃さないようにアラームを設定することもできますので、撮影に出て、あれこれしているうちにマジックアワーを過ぎてしまった、ということを防止してくれます。

    日光/月光に関するあらゆる情報を、非常に見やすいインターフェースで一覧表示してくれるので、カメラマン以外にも、もしかすると天文観測な方々にも便利かもしれません。項目としては、日出時間・日没時間・一日の長さ・マジックアワー・ブルーアワー・月出時間・月入時間・月の満ち欠け・月の明るさ(%)などなど。一般的にマジック/ブルーアワーは日没直前を指しますが、このアプリでは日出直後も表示してくれます。

    iPhone5sクラスになると、型落ちのコンパクトカメラなどを遙かに超える、かなり性能の良いカメラ機能を持っています。非圧縮のTIFFで撮影できるアプリもあるので、 マジックアワーを狙ってワンランクアップの写真を撮るのもいいですね。


    2013年12月5日木曜日

    メールもTwitterもFacebookも。全部まとめて通知を受け取ります。

    Boxcar
    • OS:iOS3.2以降
    • 掲載時の価格:無料
    • こんな方にお勧め:
      • いろいろなアプリがそれぞれ通知をして、混乱している方。
      • サーバーの死活監視などの通知をメールで受信している方。
      • メールの着信だけがわかれば十分な方。
    • チェックポイント:Gmailのフィルター機能と組み合わせれば、ほとんどのもので、タイムリーに通知を受け取ることができます。
    標準で様々なサービスに対応していますが、どうも一般的な日本人には馴染みの薄いサービスが多いような・・・。
    とは言え、TwitterではMention受信、DM受信、Retweetされた、フォローされた、お気に入りに追加された、リストに追加された等の通知を受け取ることができますし、Facebookの場合は通知として受け取れるもののすべてが対象です。また、FoursquareやRSS(ATOM)の更新も受信可能です。
    でも、一番使い勝手が高いのがメール受信機能ですね。サーバーやサービスの死活監視等は通知をメールで受け取るものが多いのですが、これを全部Boxcarに置き換えてしまうのが非常にスマートなんです。この手の通知メールというのはメール本文を読む必要の無いものがほとんどですし、受信トレイを無駄に溢れさせることも無くなります。
    わたしの場合は、お気に入りのブログをいち早くチェックするっていうのが、最も頻度が高い使い方だったりします(笑)。

    以前はサーバーが不安定な時もちょくちょくありましたが、この2年ほどは非常に安定しています。寄付(アプリ内課金)が有効に利用されているのでしょう。通知が届かないということもありませんし、大きな遅延もありません。安心して使えるでしょう。
    また、iOS3.2とかなり以前のハードウェアもサポートしていますので、古いiPod Touchをデスク上で警報装置代わりに使うというのもいいかもしれませんね。






    2013年12月4日水曜日

    もはやPhotoshop互換という言葉は勲章にはならない。MAC専用の優秀なグラフィックアプリ。

    Pixelmator
    • OS:OS X 10.7.5以降
    • 掲載時の価格:3000円
    • こんな方にお勧め:
      • プロではないが、グラフィックの仕事に関連する方。
      • 利用頻度から考えるとPhotoshopの購入はためらわれる方。
      • 低コストでデジカメ写真編集/加工を行いたい方。
      • GIMP以上Photoshop以下を求める方。
      • PSDファイルが見られさえすればよい方。
    • チェックポイント:Photoshopにしかできないことは必要無いが、Photoshopでできる程度のことを必要とされている方向けのアプリです。コストパフォーマンスで考えれば、既紹介のLiveQuartzを凌ぐでしょう。必要にして十分の高機能、軽さと安定性、そして低価格。開発元でも充分にPhotoshopを意識していますので、概ねPhotoshopを使った事のある方であれば、そのまま利用できるインターフェースもお値段以上ですね。
    言い切ってしまえば、”Photoshop Clone”です。ただ、これだけの性能がこの価格で、しかもずっとバージョンアップも無償提供されてきたと考えれば、Windows環境でもこれだけのコストパフォーマンスが高いソフトウェアはありませんでした。
    現在のバージョンは3.0ですが、2.xユーザーにもそのままアップデートが提供されています。MAC Appにしろ、iOS Appにしろメージャーバージョンアップのたびに別アプリとしてリリースされる(つまり、ユーザーは買い直しを強要される)のはよくある事ですが、この開発元の努力は称賛です。・・・開発コストを考えれば、別アプリにすることも当然なのですが、世の中あまりにもバージョンアップで改悪されるアプリが多いのには閉口します。

    Photoshop利用の方向がどうも商業FXに偏り過ぎていないかと思う今日この頃、 Pixelmatorは普通にMACで写真加工を楽しむには最適のアプリではないかと思います。
    どうしてもこの手のアプリはPhotoshopとの比較になってしまいがちですが、それこそ判断にフィルターをかけることなく、アプリを選んでもいいでしょう。個人的にはバンドル版のElementsをお使いの方へ、乗換先としてお勧めするアプリです。






    2013年12月3日火曜日

    MAC上で、最もペイント(MS Paint)に近いアプリ。

    LiveQuartz Photo Edit
    • OS:OS X 10.7.5以降
    • 掲載時の価格:800円
    • こんな方にお勧め:
      • WindowsからMACにスイッチした、あるいは両刀使いの方。
      • 頻繁ではないが時々、画像修正の処理が必要な方。
      • Photoshopを購入するほどでは無い方。
      • MACにはペイントって無いの?という方。
    • チェックポイント:高機能ではありませんが、必要十分の画像加工が可能です。アプリ自体も非常に軽いので、Windowsでちょっとした画像加工をペイントで行っていた方には最適です。操作方法自体は独自インターフェースですが、非常にスッキリとしたわかりやすいUIで、きちんと日本語化もされていますので、安心です。
    まず最初に断言します。
    「MACには、ペイント(MS Paint)に相当する無償のアプリは存在しない。」
    ええ。さんざん探し回りましたとも。画像簡易加工ができる画像ビューアも含めて、片っ端から試してみました。 ですが、Windowsのペイントを使うように、画像を少し切り取りたい、写真の一部に印や注釈をつけてメールで送りたい、といった、ほんの少しだけでいいので手軽に画像を加工したいとか、簡単な図形やお絵かきをしたいという要望を満たしてくれるソフトウェアを見つけることはできませんでした。
    ということで、有償のアプリを探して、「ペイントの代用」として最もコストパフォーマンスが高かったアプリが、このLiveQuartzです。

    もちろん、機能の豊富さについては、画像加工の雄たるPhotoshopに比べるまでもありません。しかし、ペイントの代替と考えた場合には軽さ、使いやすさ、ドローが簡単にできるなどの点がとても高く評価できます。
    さらに、ペイントには無い、レイヤー機能も備えています。どちらかというと、ペイントよりもその高機能版であるPaint.netに近いものがあるでしょう。わたしもWindows上ではPaint.netに非常にお世話になっています。・・・あらためて思ったのですが、WindowsのペイントとPaint.netって本当に優秀なソフトウェアなんだな、と実感しました。特にPaint.netは無償ですので、本当にありがたいです。

    各種の画像加工フィルターも備えていますので、ケロップ→アンシャープ→リサイズという定番処理や、ブラー(ぼかし)といったフィルターもメニューから選ぶだけの簡単加工が可能です。Photoshopを買う程ではないけれど、画像の加工のためだけにわざわざWindowsに戻るのも不便だし、GIMPをインストールとなると・・・という方には最適解です。






    2013年12月2日月曜日

    Evernoteプレミアムのユーザーに「のみ」お勧め。名刺管理(補助)アプリ

    Evernote Hello
    • OS:iOS5.0以降
    • 掲載時の価格:無料
    • こんな方にお勧め:(以下の条件を”すべて満たす方のみ”にお勧め)
      • iPhoneで名刺の確認をしたい方。
      • Evernoteユーザーの方。
      • プレミアム契約をされている方。
      • 無料だし、Evernoteの機能があるから、と笑って許せる方。
    • チェックポイント:お勧めの条件に1つでも欠ける方にとっては、ハッキリ言って、くそアプリです・・・
     えっと。上記でほぼレビューは終わりました(笑)。
    単体としては、もうどうしようも無い位に使えないアプリと言っていいでしょう。
    • 重い。もう少しデータ保持の仕様を考えれば良いのに。
    • 文字認識の精度は普通。つまり、手入力での直しが必要。
    • 可も無く不可も無い入力インターフェース。
    • 動線のわかりにくい、不親切なユーザーインターフェース。
    等など。ほめる点が全くありません。 ただ、Evernoteのプレミアムユーザーであれば、 状況が変わります。
    1. とりあえず名刺を取り込んでおく。
    2. 同期後、Evernoteプレミアムの機能で画像解析(自動)する。
    3. 名刺が見たい時だけ、Evernoteから検索して探し出す。
    4. 名前、会社名、住所、電話番号など、色々な情報で検索できるので、うろ覚えでも名刺を見つけ出すことが可能
    こんな感じで、「名刺を整理することを放棄する管理方法」とでもいいますか、長年わたしが続けてきた日付によってのみ名刺を管理する方法にはぴったりの使い方ができます。コンタクト履歴でソートしてくれますから、久々に会った人を手前に置き換えるとか、そのプロジェクトに関連する人だけを持ち歩く(ローカル保存の別フォルダにコピーする)とか、アナログで行っていたことをiPhoneで置き換えてくれるのです。
    なので、基本的に入力専用ソフトと割り切っていますし、検索はほとんどEvernoteアプリで行います。別の名刺管理ソフトで、多重管理する事に比べればマシだと思えます。

    ・・・と、割り切っても、どうにもならない最大の問題点は、Helloから入力したデータはEvernoteから編集できないということです。この点を早く解消してくれないものかと願ってやみません。

    ということで、今回は、特定の名刺管理方法を特定のアプリに依存して利用する方にだけにお勧めできるアプリのレビューでした m(_ _)m


    2013年12月1日日曜日

    性能の良いヘッドホンで試して欲しい。本当に音が良くなるミュージックプレーヤー。

    RADSONE(ラドソン) LTS
    • OS:iOS6.1以降
    • 掲載時の価格:500円
    • こんな方にお勧め:
      • iPhoneでお気に入りの音楽を聴く方。
      • 奥行き感のある音が好きな方。
      • まともに使えるイコライザーが欲しい方。
    • チェックポイント:きちんとした外付けスピーカーか、音質重視のヘッドホン、イヤホンをご用意下さい。いいアウトプットであればあるほど、このアプリの真価が発揮されます。
    いわゆる、DSP系のミュージックプレーヤーです。開発社はDSPではないといっていますが、まあ、カテゴライズするとそっち方面に含まれますよね。

    音源を解析して、空間や定位を再構築し、楽曲に広がりと安定をもたらします。開発社がDSPではないと主張するだけのことはあり、単に音源の空間を広げるだけではなく、キッチリと音を定位にはめてくれます。確かに広がり感はあるけれど、なんとなくエコーじゃないんだけどモヤ〜とした再生だなぁ、というプレイヤーが多いのですが、このアプリはそんな不安定感は皆無です。 一般的にDSPはクラッシック等のオーケストラで効果が高く、テクノ系の音源では逆に気持ちの悪い音になりがちですが、RADSONEではそんなことはありません。左右に移動するピコピコ音なんかもキッチリ捕まえてくれます。

    iPhoneのイコライザが使い物にならないのは、初代機から全く変わりのないところですが、 RADSONEのイコライザーは違います。10バンドできちんと効果のあるイコライザを搭載していますので、もし音のエンハンスが気に入らなくてもイコライザとしてだけでも使えるレベルです。

    標準のミュージックアプリに比べれば、CPUとバッテリーを消費しますが、それでも他のDSP系プレーヤーよりも少ないリソースで稼働しているようです。iPhoneよりも(HW的に)貧弱なiPod Touchでも、ゲームをしながらBGでRADSONEを再生可能でした。
    また、ミュージックアプリ/iTunesとは独立していますので、再生回数・スキップ回数は記録されません。

    わたしのお気に入りプレイヤーの1つですが、実のところ、一番効果があるのはカーステレオに繋いでの利用だったりします。おためしあれ。