2013年12月30日月曜日

MACのファイル管理に強力なタグ機能を追加。オープンソース化にともない、無料になりました。


Punakea
  • OS:OS X 10.6.6以降
  • 掲載時の価格:無料
  • こんな方にお勧め:
    • ファイルにタグ付けしたい方。
    • あちこちに分散して保存したファイルを一覧したい方。
  • チェックポイント:OS X 10.9からFinderにタグ管理機能が追加されましたが、少々物足りない機能です。がっつりとタグを使いこなしたい方は、無料化したこの機会にPunakeaをどうぞ。
わたしの場合、基本的にファイルは種類とカテゴリ毎に分けて保存しています。例えば提案書は一つのフォルダにまとめ、クライアント毎、そしてファイル種別で階層化しています。この方法だと、一つの案件が終わった後であれば書庫として扱いやすいのですが、案件進行中は他にも契約書のフォルダとか、データ素材のフォルダとか多くのファイルを一時に参照する必要があります。以前は、案件毎に別途コピーを持ったり、エイリアス(ショートカット)を用意したりしていましたが、Dropbox等のクラウドも利用しますし、コピーは同期(オリジナルの更新)が面倒だし、なかなか管理が大変でした。
Punakeaだと、とりあえず案件毎にタグを付けておけば、一つの塊として管理する事ができます。もちろん、タグは複数付けられますし、フォルダにもタグ付けできるので、かなりはかどるようになりました。

元は1000円以上の有料アプリです。詳しい経緯までは見ていませんが、オープンソース化したとのこと。GitHubで公開しているようです。

タグを扱う画面(機能)は3つあります。
  1. ブラウザ
    • タグクラウド機能を備えたファイルブラウザ。
    • ファイル検索やタグの管理が可能です。
  2. タガー
    • ファイルをドロップし、タグを付けていきます。
    • 一度に複数のファイルやフォルダを投げ込んでタグを付けることができます。
  3. ポップアップ
    • 画面端(設定により右/左)のマウスオーバー、あるいはショートカットで表示します。
    • 上記のブラウザとタガーの両方の機能を少しずつ併せ持っています。タグ付けやタグ検索ではこの画面を一番利用するでしょう。
検索も早いです。タグクラウドは利用頻度(設定により変更可能)に合わせて大小されますので、自分のよく使うタグが一目でわかります。ポップアップ画面でもよく使うタグが上位表示されますので、使い込むほどに馴染んでゆくでしょう。

有料の時は、少々お高かったので、万人にお勧めとは言いにくかったのですが、無料になりましたので、絶賛お勧めです。何はともあれ、インストールして損はないアプリです。