2013年12月7日土曜日

バッテリーを長持ち・・・というよりも、メモリー解放の機能の方が使えるアプリ。

バッテリーセーバー - バッテリ寿命を向上させる
  • OS:iOS4.3以降
  • 掲載時の価格:無料
  • こんな方にお勧め:
    • iOS7になってからメモリーの解放アプリが使えなくなってお困りの方。
    • バッテリーを長持ちさせることは、それほど気にしない方。
  • チェックポイント:節電機能については、Android端末と違って劇的な効果があるわけではありません。ちょっとしたTipsアプリとして考えるのが良いです。
 iOS6までは、MemReturnというアプリを使っていました。これはiOSのバックグラウンドで動作しているアプリをkill(停止)してくれるソフトで、ゲームやストリーミング系、ネットワーク系アプリのキャッシュなど、メモリー(RAM)を多量に消費して離してくれないアプリを停止させ、iPhoneを安定稼働させるのに非常に効果的でした。
残念ながら、当のアプリ自体が公開停止になっていますし、なによりもiOS7上ではメモリー解放系のアプリは使えないようです。
iPhone5sならば再起動も早いのですが、やはり再起動は少々面倒です。 そこで、見つけたのがこのバッテリーセーバーです。
MemReturnほどの強力さはないものの、充分にメモリーを解放してくれます。操作はメモリクリアと描かれたボタンをタップするだけですし、UI・ビジュアルも非常にキレイです。

このアプリ自体の最大機能は、バッテリーそのものの寿命を延ばす、というものです。バッテリーの稼働時間そのものを長くするわけではありません。そもそもiOSでは、電源管理を完全にOSが握っているので、アプリ側で操作をすることは一切できません。せいぜいWi-Fiを切った方が稼働時間が延びるよ、とか、バックライト暗くすると稼働時間が延びるよ、というのが限界です。なので、このアプリについても稼働時間の延長効果に過度の期待をしない方が良いです。
バッテリーを正しく充電することで、いわゆる「バッテリーのへたり」をできるだけ避けて、結果的に稼働時間の短縮を減らす、というものです。これはこれで正しいアプローチです。ただ、充電サイクルを指示されたり(通知がされます)、電源を抜くように指示されたりと少々せせこましいのが難点です。

わたし的にはメモリ解放アプリとして(のみ)利用するのがいいのですが、アプリとしては結構多機能で、アプリ毎の消費電力が表示されたり、きちんと日本語でバッテリー節約のノウハウが記載されていたり、バッテリーが気になる方にはお勧めです。