2013年12月13日金曜日

今年の流行語(英語)「selfie」を実現する、自分撮りカメラアプリ。

声シャッター - ハンズフリー&かんたんカメラ
  • OS:iOS5.0以降
  • 掲載時の価格:無料
  • こんな方にお勧め:
    • 自分撮りをする方。
    • グループ写真で自分も一緒に写りたい方。
    • お子さんやペットの自然な表情を取りたい方。
  • チェックポイント:周辺の音や、騒音でたまにシャッターがきれることもありますが、それはそれでチャンスを逃すよりはいいと思います。シャッターを起動する言葉を追加できるので、子供やペットと遊んでいる時に、呼びかけでシャッターを切ることができます。
オックスフォード辞典が発表した2013年流行語は「selfie(自分撮り)」だとか。使用頻度が17,000%もアップしているそうです。
自分撮りをするなら、カメラの性能が2〜3倍ほども大きく違うので、できればアウトカメラ(背面のカメラ)で撮りたいところですが、上手に撮るのは結構難しいものです。
そこでselfie用アプリの登場となるわけですが、シャッターを切る方法で分けると4種類。
  1. セルフタイマー
    • カメラをセットしてシャッターボタンを押したら指定秒数後に撮影されるものです。
    • 単純ですが、確実です。シャッターチャンスを狙えないのが弱点です。
  2. 顔認識
    • iOS5以降に実装された機能を利用して、顔を認識したら自動的にシャッターがきれます。
    • グループ写真向きですが顔つきに依るのでしょうか、認識しないことがあります。
  3. フレーム方式
    • 所定の位置やフレームに手やからだをあわせるとシャッターがきれます。
    • 自分撮りの場合は最強の方法。ただ、ポーズが限定されがちなのがいまいち。
  4. 音声認識
    • 音声や拍手をマイクで拾い、シャッターを切ります。
    • シャッターチャンスに一番強いのかも。音がキーなので誤動作もままあります。
それぞれの方式を幾つか評価してみました。その中で一番使いやすく、撮りやすかったのが4番の方式を採用した声シャッターです。評価基準はシャッターチャンス。ある意味selfieは、リモートコントロールなので、自分の撮りたい時に撮れるということが重要だったりします。そのため、音声認識方式とフレーム方式は有利なのですが、フレーム方式にはポーズや構図が限定されるという弱点があります。音声認識の中でも声シャッターは精度が高く、誤動作が少ない方でした。
音の強弱を設定(キャリブレーション)することはできませんが、台詞を登録することができます。AmiVoiceといえば、古くから実績のある声認識エンジンです。贅沢な仕様と言えるでしょう。

わたし自身はほとんど自分撮りしません。オッサンがselfieしてもねぇ? でも、仕組みに興味を持ったので、ついつい何種類ものアプリを試してしまいました。

今回のお勧めは声シャッターですが、評価基準でまったく評価は変わります。音声認識の場合は、カメラが明後日を向いていてもシャッターが切れますから、タイミングはバッチリだったけど、フレームに被写体が入ってないよ、ということがあるのです。
  • グループ写真や、離れた位置から撮りたいのであれば、セルフタイマー方式。
  • 顔を確実にフレームインさせたいのであれば、顔認識。
  • 被写体全体あるいは狙った部分の撮影を基準にするのならフレーム方式。
  • シャッターチャンスなら音声認識。
ご参考下さい。