2015年8月31日月曜日

本物?合成写真?フォトショップで加工した痕跡を一発で見抜いちゃうアプリ。無料セール中です。

Foto Detective
  • OS:iOS8.3以降
  • 掲載時の価格:無料
  • こんな方にお勧め:
    • 今、あなたの見ている写真が加工されたものかどうかを知りたい方。
    • Photoshop等の加工テクニックを研究したい方。
    • アヤシイ写真がコラージュ(合成加工)かどうかを知りたい方。
  • チェックポイント:ネット上の画像であれば、そのURLをコピーペーストするか、手元にある画像であればアプリに読み込ませるだけで、その画像の加工具合やどこが加工されているかを一目でわかるように、教えてくれるアプリです。
非常にユニークな仕組みで写真画像の真贋を見抜いてくれます。(ただし、仕組み上効果を発揮するのはJPEG画像でのみです。)
極々簡単に言ってしまえば、画像全体に対して色の構成が不自然な部分を指摘するアプリです。

このFoto Detectiveでは、ELA(エラーレベル分析)を行い、その程度をマップ化します。
目的の画像をカメラロールから画像を読み込むか、あるいはインターネット上の画像であれば、safari等で表示させた後、そのURLをコピーしてアプリ内にペーストします。


ヘルプで紹介されている例として、カラーフィルタ加工があります。
画像自体はオリジナルだけれども、より見栄えを良くするために色彩を加工している等々の場合ですね。
加工されている部分は黄色または赤色でマーキングされます。(ELAの程度で黄と赤が分けられています。)


例えば、こちらの東京タワーの場合は・・・


より、電灯らしい、夜景として映えるように加工されているということでしょう。


また、人物写真の場合は、より綺麗に見せるために肌の調子を加工したり、眼にアイキャッチ(輝き)を追加したり、強調したりすることが多いものです。


人物写真の場合は、加工することがお約束とも言えますので、巷の商業写真や素材集で非加工のものはほとんど無いといっても過言ではないでしょう。


もちろん、スマホで撮影したそのままの写真のエラーレベルは0%です。


分析レポートはメールで送ることもできますので、必要であれば、ログとして保存することができます。

コラージュ写真(合成写真)か否かも判定することができますので、巷のあれやこれやの写真の真贋を判定するのも良いでしょうし、商業写真の加工テクニックを分析する用途にも使えるでしょう。まぁ、できれば前向きな利用法がいいですよね。

Foto Detectiveはただいま無料セール中です。画像加工に興味のある方はぜひこの機会にどうぞ。