- OS:OS X 10.10 以降
- 掲載時の価格:無料
- こんな方にお勧め:
- 手軽に写真を編集したい方。
- 高機能でもわかりやすいアプリを利用したい方。
- HDR画像がお好きな方。
- 少々スペックの低いMacでも快適に画像編集したい方。
- チェックポイント:通常価格は720円の写真編集アプリが無料セール中です。HDRエフェクトが利用できて、iPhone6対応のパノラマツールがあって、しかもレンズの歪み補正まで備えた優秀なアプリです。
毎度の決まり文句ですが、Adobe Lightroomであれば、より多機能で、現在の写真編集およびRAW現像に必要な機能はすべて揃っています。
Lightroomは月額1,000円というお手頃価格になりましたが、それでもそこまでの費用と機能は必要ないという方も多いでしょう。
Fhotoroom Xは一般的なファイル形式にはほとんど対応しています。もちろん、RAWファイルにも対応しているので、一眼カメラの現像にも対応することができます。わたしの場合はNikon のNRWに対応してくれていないのが少々残念です。(NEFには対応していますので、一眼系の方はご安心下さい。わたしはCCD素子の発色が好き!などというバカ者で、コンデジは最後のCCD採用機のP7100を利用してますので。)
RAW現像ということで、もちろんFhotoroom Xは非破壊編集(画像の元データを変更する事なく、現像作業が可能)です。
左に並べられた各編集機能は基本的に独立していますので、目的の作業にじっくり取り組むのに向いているでしょう。
簡便に好みの色味を求めるのであれば、プリセットを利用するのが簡単です。
凝りたい方は、パラメータを細かく調整することができます。
今どきのツールらしく、外枠設定があったりします。プリセットでサッと修正して、
ウェブにアップロードするのに向いていますね。
この価格帯のRAW現像アプリとしては、レンズの歪み調整機能を持っているのは珍しいですね。特に一眼カメラでズームレンズを多用する方には嬉しい機能でしょう。どんなに高価なレンズでもズームレンズはどうしても収差が発生します。都会の風景など垂直水平がはっきりとしている撮影の多い方には必須の機能です。
また、iPhone6のパノラマ撮影機能にも対応しています。普通の画像を読み込ませると、オモシロイ変形が楽しめますよ。
お好きな方には、堪らないであろう機能がHDRエフェクト機能です。一枚の画像から簡単にHDR風の写真を生成することができます。RAWファイルであれば、更に効果が高いでしょう。
ちなみに、Fhotoroom Xの動作は非常に軽く、通常は演算に非常に時間のかかるHDR処理でも、短時間で終えることができます。わたしの低スペックなMacでも待たされることはほとんどありませんでした。
ヒストリー機能や、スナップショット機能も備えていますので、じっくりRAW現像に取り組みたい方にも、簡単に編集を済ませたい方にもオススメです。
通常の価格であっても、一眼カメラを購入して、(低価格で)RAW編集に取り組みたいという方にはお勧めできるアプリです。ましてや、ただいま無料セール中なのですから、この機会を逃さず、入手しましょう。