2014年1月6日月曜日

的確なプレイリストを全自動で作成してくれます。楽曲の管理に飽きたあなたにお勧めのミュージックアプリ。

HABU music
  • OS:iOS5.0以降
  • 掲載時の価格:無料
  • こんな方にお勧め:
    • ミュージックライブラリに楽曲が溢れかえっている方。
    • プレイリストの作成は面倒だなぁ、と思われる方。
    • いつもとは違うプレイリストを作成したい方。
  • チェックポイント:アプリの性格からして、出来なくて当然なのですが、プレイリストを持ち出して、他のプレイヤーで再生できたらいいのになぁ。
ミュージックアプリ(iTunes)に登録された楽曲を解析して、独自のプレイリストをつくってくれるアプリです。同カテゴリですと、iTunes自身にGeniusがありますが、どうもわたしにはイマイチです。目先を変えた独自のプレイリスト作成には長らくGroove – スマート音楽プレーヤーを利用していましたが、それを越えるアプリが登場しました。
いつもと違うプレイリスト、あるいは自動生成のプレイリストということは、楽曲をスキップをすることもあるでしょうし、気に入らない場合もありますから、正直、iTunesの評価(スキップ回数や再生回数)に反映して欲しくないわけです。スキップ回数や再生回数をキーにしたスマートプレイリストも利用しているわたしにとっては結構重要な問題です。Grooveの再生機能はミュージックアプリを利用していますので、その点が不満だったのですが、HABU musicがそれを解決してくれました。
以前はGrooveでリストを作成してエクスポート、RADSONE(ラドソン) LTS(レビュー記事はこちらです)で再生していたのですが、「今日はなんとなく”エキサイティング”な選曲でいこう」というのが、一発で再生可能になったのです。

HABU musicを起動すると、まず最初に楽曲の検索とマッピングを行います。曲数に応じてそれなりに(かなり)時間がかかりますので、特に初回起動時は電源に繋いで、オートオフ機能(設定アプリから)も切っておきましょう。2回目以降は追加された差分のみを検索します。
縦軸に「前向き⇔暗い」、横軸に「穏やか⇔エネルギッシュ」とした範囲の中に蜂の巣状にプレイリストが作成されます。曲数の多いリストほど大きく表示されます。それぞれのプレイリストには名前がつけられており、わたしのライブラリでは、「パッション」「パワー」「エキサイティング」と名付けられたリストが大きく表示されています。
あとは、気分に合わせて「穏やかでやや前向きな曲(ソフト)」とか「ややエネルギッシュで前向きと暗いの中間(セクシー)」とか、選んで再生するだけです。

それぞれのプレイリストから、検索をして新しい楽曲を検索、再生(一部試聴)、iTunes購入することも出来ます。洋楽中心ですが、邦楽もチラホラ混ざっています。視聴時間がもう少し長ければ、これはこれで楽しめたのでしょうが、かなり短めです。残念。

プレイリストのカテゴライズはなかなか良くできているので、そんなに不満無いリストです。カテゴリタイトルとの一致も概ねOKなので、気分とリスト名を頼りに簡単ムード選曲を楽しみましょう。