2014年1月9日木曜日

荒廃したニューヨークでゾンビを倒しまくれ!3Dゲームが苦手でも平気だぜ!


N.Y.Zombies
  • OS:iOS4.3以降
  • 掲載時の価格:100円
  • こんな方にお勧め:
    • ストレスを発散したい方。
    • リアルにゾンビを倒しまくりたい方。
    • でも難しいゲームは苦手という方。
  • チェックポイント:追加課金はありませんので、購入時価格だけでずっと遊べます。iPhoneゲーム初期の作品ですが、今でもこれを越えるFPSゾンビゲームは、まだ無いと言えるでしょう。(レビュアーはかなり気に入っているイチオシゲームです。)
    続編もリリースされていますがこちらは、普通のFPSになってしまいました。残念です。
FPS(First-Person Shooter)というゲームカテゴリがあります。日本では3Dアクションシューティングと呼ばれることが多いでしょう。あらゆるゲーム(が可能な)機(械)で様々なゲームがリリースされています。一人称視点でガンガン銃を撃ち放ち、敵を倒してゆくというものが基本スタイルです。結構リアルで、特に男性には人気があります。

ただ・・・難しいです。ゲームのカテゴリー自体の難易度が高い方と言えるでしょう。
3次元の一人称ですから、通常は自分の姿が見えません。したがって、ゲームの中の自分が今どこにいて、どちらを向いていて、どこに向かおうとしているのかが 非常にわかりにくいのです。操作も難しいですね。視線の上下左右、身体の向き、進行方向を別々に操作しつつ、更に武器を持ち替えて攻撃するのですから、慣れと反射神経が要求されます。

さて、このN.Y.ZombiesはFPSですが、ゲーム内の主人公(あなた)は「移動しません」。視点の上下もありません。行動として可能なのは、360°振り向く事と攻撃することだけです・・・
いや、これだけ訊くと「そんなので面白いの?」って思うかもしれません。ところが、プレイしてみると、これが非常に面白いのです。移動という概念を無くしたために、操作が簡単になりました。そして、ゾンビを狙い・撃つという操作に集中することが出来ます。さらに動けないという状況はイコール逃げられない、という事ですから、その緊張感は絶するものがあります。簡単にゲーム内に入り込んでしまうほどのリアリティを醸し出してくれます。

グラフィックは精緻では無いものの非常にリアルで、血しぶきます。銃器もバリエーションが多く、大型の銃は反動も再現されています。例えばチェーンガンは、狙いをつけられませんので、ぐるぐると回転(視点を360°変更)しながら、撃ちまくる事になります。ゾンビに囲まれた時には有効な武器ですが、操作している当人も本当に目が回って酔います(笑)。
ゲーム自体も軽く、iPhone3GSやiPod Touchでも充分楽しめます。

英語表記ですが、読めなくても雰囲気で大丈夫でしょう。攻略としては、地雷とM16を早く手に入れてバージョンアップすることをお勧めします。特に地雷は四方八方にバラ撒いてゾンビの接近を防ぐのに重宝します。ゾンビの接近路が決まっている屋内ステージでは絶大な支援効果があるでしょう。ゲーム序盤の自分の気に入ったステージを繰り返して、お金を貯めて、購入してください。ちなみに、チェーンソーは使い物にならない武器なので、手に入れる必要はありません。
狙撃(拡大ズーム)でヘッドショット(頭部のみを銃撃)すると、高得点です。移動しない分、銃撃操作に集中できるというゲームの特徴とメリットを生かして高得点を狙いましょう。狙撃は要救出者(HELP!って言いながら近づいてきます。撃ち殺しちゃダメです。)を避けてゾンビを倒すのにも有効です。
最終ステージはかなり難易度が高いですよ。フル装備でもなかなか厳しいでしょう。クリアすればエンディングです。ちゃんとオチてますので、英語の読める方はステージ毎の日記も読み進めて下さいね。