- OS:iOS5.1以降
- 掲載時の価格:200円
- こんな方にお勧め:
- iOS上の広告を非表示にしたい方。
- インターネット上での行動トラッキングを消したい方。
- チェックポイント:幾つか条件はあるものの、ウェブブラウザはもちろん、アプリ内の広告も消せて、トラッキングもブロック出来ます。効果は絶大。無用なデータをダウンロードしなくなるので、ブラウザでの閲覧も少し早くなるでしょう。ただし、本当に使いこなすには少々知識と設定が必要になります。
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一度設定さえしてしまえば、後は自動的にiOS上で表示されるほとんどの広告を表示させないようにできてしまいます。safariをはじめとするブラウザ上での表示も、アプリ内で表示される広告バナーも、ポッカリと穴があいたように消え去ります。
広告除去はプロキシーサーバーの仕組みを利用して実現しています。
インターネット関連の知識のある方なら、プロキシーサーバーと聞くと、アクセスログが収集されるんじゃないの?って心配される方もいらっしゃるでしょう。 自分の見ているウェブページとかを全部記録されるのって、嫌ですよね。ましてやパスワードとか抜かれたらどうしよう!って。
でも、その心配はなさそうです。デベロッパーではこの仕組みをDummyProxyと呼んでいます。なので、わたしもこのレビュー内でプロキシーサーバーの「仕組み」と呼んでいますが、Weblockを利用してもプロキシーサーバーを経由してインターネットに接続することはありません。詳細は専門的なお話になるので割愛しますが、 広告として指定されたURL/IPアドレスだけをダウンロードしないようにする、と考えてください。
(ただし、あくまでこれらはデベロッパーの発表に基づくものなので、最終的な判断はご利用になるあなた自身で行ってください。 )
では、設定方法を見てみましょう。
まず、初期画面です。左肩のメニューをタップして設定を行いましょう。
Setup(設定)画面を呼び出して、表示されているURLをタップしましょう。これでこのURLがコピーされました。ちなみにこのURLはあなただけに用意されたものですので、他人に公開しない方がよいでしょう。複数のiPhoneで共有することもできます。
URLをコピーしたら、設定アプリを呼び出しましょう。Wi-Fiの設定から現在利用中のネットワーク設定を選びます。プロキシーの欄にURLをペーストします。
感のいい方は、お気づきでしょうか。そうです。 Weblockは利用するWi-Fiネットワークごとにこの設定をする必要があります。自宅用・仕事場用・公衆ネットワークなど、複数のWi-Fiをご利用の方は、ご注意ください。また、携帯電話網(3G・4G・LTE等々)でWeblockを利用することもできません。デベロッパーでも、電話網で使えるようにしたいそうですので、期待しましょう。
これで基本的な設定は完了です。メニューを表示させた時に、ステータスが縦に3つとも緑色に表示されてたらOKです。一番下のスライドスイッチで、Weblockのオン/オフをすることもできます。なお、ネットワークのステータスを確認しているので緑⇔赤の表示切替には少し時間がかかります。
ここまででやっと準備です。
ということで、 広告消去の設定や注意点に関しては、次回に続きます(こちらからどうぞ)
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いやいや、こういうネットワーク技術を利用するアプリのレビューって難しいですね。できるだけ専門用語を使わないように心掛けましたが、いかがでしょうか。逆にWeblockに非常に興味があるので、技術的な部分ももっとレビューして欲しい、なんてリクエストがあれば、ぜひどうぞ。