2014年3月9日日曜日

切り取りをしなくてもInstagramな1:1正方形写真に加工できる。伸縮自在の写真加工アプリ。

iResizer
  • OS:MAC OS X 10.7以降
  • 掲載時の価格:2,000円
  • こんな方にお勧め:
    • Instagram大好き!な方。
    • でも、普通にデジカメやiPhoneで撮った写真を正方形に切り取りするのは寂しい方。
    • デジカメ写真に迫力を加えたい方。
    • 写真に写り込んだ余分な部分を簡単に消したい方。
  • チェックポイント:写真から余分なものを消すだけなら、Inpaintの方が性能が良いので、そちらをお勧めします。
Instagramの投稿写真が正方形なのは、もともとiPhoneの画像処理機能が正方形のみを扱っているから、だそうです。てっきりレトロなクラッシックカメラのテイストを目指したものだと思っていたのですが、そうでは無かったのですね。

実は、わたしはどうも正方形の画角がイマイチ好きではなかったりするのです。本当に単なる好みの問題なのですが。なので、Instagramに投稿する時はいつも悩ましく思っています。最初から正方形にすべきか、それとも好みの4:3で残しておいて、後から切り取るべきか・・・

そこで、第3の選択肢です。4:3(もちろん16:9でも可能)の写真を。切り取り(ケロップ)することなく、全画面を正方形に納めてくれるのが、iResizerです。単純に圧縮してサイズを合わせるのではなく、主題となる部分は圧縮せずにそのまま残してくれるのです。

実際の写真でご説明した方が早いですよね。
コレ↓がもとの写真です。4:3の画角です。


これをiResizerに読み込んで、オートバイのところをサイズ変更しないように設定します。設定は、塗りつぶすだけの簡単操作です。かなりラフに塗りつぶしても大丈夫です。


これを、1:1のサイズに変更すると・・・


背景を切り取る事なく、画面の主題(オートバイ)の縦横比も変更される事なく、綺麗に正方形に納められていますね。前輪タイヤの形で見比べていただければよくわかるでしょう。

ちなみに、綺麗に圧縮するには、主題の廻りにある程度余白(空間)がある写真を選ぶのがコツです。

もちろん、圧縮だけではなく、伸張もできます。こちら↓は16:10に伸ばした写真です。


圧縮する際に、不要なものを削除する機能もあります。ただし、Inpaint(後日あらためてレビューしたいと思います)と違って、ばっさり切り落として削除するので、残したい主題の垂直線上(上記の例だとオートバイの上下部分)に削除を指定すると、主題部分まで消されてしまいますので、ご注意を。

伸縮自在なので、iPhoneの壁紙やFacebookのカバー素材を作成するのにもいいですね。