2014年1月20日月曜日

1曲作ったら50個以上のバリエーション展開が可能。本格的な音源を収録したイギリス製作曲ツール。

SessionBand for iPhone
  • OS:iOS5.1以降
  • 掲載時の価格:100円
  • こんな方にお勧め:
    • テクノに限らず色々なジャンルのループを作ってみたい方。
    • 少しは音楽の知識があるけれど、作曲するほどの極みにはない方。
    • クラッシックなメロディをRockやReggaeのリズムで奏でたい方。
  • チェックポイント:このアプリは言わば総集編です。個別の音楽ジャンルごとにそれぞれ別アプリもリリースされています。
本稿執筆時、セール中です。
アコースティック、ブルース、カントリー/フォーク、ダンス/エレクトリック、ヒップホップ/ラップ、ジャズ、ラテン、ピアノ、ポップ/エレクトロポップ、レゲエ、ロック、アーバン/R&Bの12ジャンルのメロディとリズムが本体価格100円+アプリ内課金300円で全部手に入るという半額セールを行っています。(え?半額セール? わたしの時はもっともっと高価だった記憶が・・・)
前回ご紹介したTechno Chill(レビューはこちらです)は基本的にはループをつくり出すだけでしたが、本アプリは30秒CMレベルは軽くこなせる実力を持っていますので、かなりのお買い得です。ちゃんとフィルインやエンディングのデータも用意されているんですよ。

コードを並べていくだけで曲を作る事ができるアプリです。並べるユニットが一つの短い曲なので、コード進行を知らない方でもループを再生しながら好みのユニットを選んでいけばそれなりに聴ける楽曲が出来上がります。PCやMACのDAWソフトを扱った事のある方ならば、説明は必要無いでしょう。この手のアプリはどうしてもiPhoneの狭い画面では操作と一覧性が苦しくなるのですが、よくまとまっていると思います。iPadでなくても充分使えるUIです。

まずは、デモ曲をロードしてみましょう。最初に試すなら「Acoustic1」ですね。普通にアンプラグドなギターミュージックです。ではそのまま右肩のメニューボタンをタップし、「Pop/Electricpop」> 「Pop 1」を選んで「Apply Style」をタップしてみましょう。いかがです? メロディはそのままでリズムと音源がポップミュージック(TVバラエティ番組のBGMみたいな) になるでしょう? JazzやReggaeで試しても楽しいですよ。
もし、あなたが鉄板のコード進行をお持ちなら、それだけで様々なジャンルの曲が数タップで量産できるということです。

ちなみに、追加の楽曲スタイルは購入後、個別にダウンロードします。音源データ込みなので、それなりにサイズがありますから、ダウンロードを待つだけの余裕と、ディスク容量の確保をお忘れなく。音源は本アプリ専用に用意された著作権フリーとの事ですので、傑作が出来上がったら、どんどん発表しちゃいましょう。