2014年10月23日木曜日

高速・高機能のリモートアプリが無料セール中。iPhoneで遠隔操作する事にこだわった機能が秀逸!

SwipeRDP
  • OS:iOS4.3以降
  • 掲載時の価格:無料
  • こんな方にお勧め:
    • iPhoneで遠隔操作をしたい方。
    • 離れた場所から、フル機能のオフィスソフトを利用したい方。
    • 非常時には外出先からでもPCを操作したい方 (要接続環境)。
  • チェックポイント:後発ながら、高速で多機能なリモートデスクトップクライアントアプリです。そもそもRDP(リモートデスクトッププロトコル)のクライアントアプリは数も少なく、しかも高価なものがほとんどです。実際SwipeRDPも通常価格は2,500円と、iOSアプリの中では高額の部類です。これがなんと、無料セール中なのですから、あなたにお知らせしないわけにはいきませんよね。
申し訳ありませんが、まだ、全部を評価しきれていません。RDPクライアントの評価は時間がかかります。せっかく、お得な無料セール中ですから、速報版という形でSwipeRDPをご紹介しましょう。SwipeRDPはかなり後発(ファーストリリースは今年の春)のアプリですが、なかなか良い出来のアプリです。

起動画面は、ホスト(接続先のPC、あるいはサーバー)一覧です。至極一般的ですが、シンプルで使いやすいですね。


 「Add Conection」をタップすると新規にホストを追加することができます。ホストがWindowsマシンの場合は最低限、
  • Label:接続先の名前(SwipeRDP内の表示に利用します)
  • Host:ホスト名あるいはIPアドレス
  • Credentials:接続用のパスワード
の3つを設定すれば、OKです。 もちろん、事前にホストになるWindowsマシンで、リモートデスクトップ接続の許可と設定を済ませておく必要があります。


わたしの場合、WindowsマシンはMACからRDPで操作することが多いので、既に設定は済ませています。さっそく、接続してみました。


難なく、アッサリと接続し、Windowsのデスクトップが表示されました。(初期状態ではホスト側の壁紙を表示しない設定になっています。あまりにもキャプチャ写真が寂しかったので、設定を変更後の画像でご紹介しています。)

iOSのRDPクライアントで重要なのは、キーボードを持たないiPhoneで、Windows操作に必要なキー送出が可能かどうか?という点です。適切にキー入力ができなければ、利用価値が半減してしまいます。


先にお伝えしたとおり、まだ詳しくは調べ切れていませんが、キー送出のための特殊キーボードも備えているので、かなり使えそうです。わたしは、入力の操作にFキーを多用するので、このあたりが機能が備えられているのは嬉しいです。


もちろん、マウス操作も可能です。ごみ箱をドラッグ中の画面ですが、わかりますでしょうか。ちゃんと右クリックも使えます。


ローカルの環境でテストしていますが、スピードもパフォーマンスも上々です。もともとRDPはVNC等と比べてもスピードとパフォーマンスに優れますので、おそらく、4G/LTE経由でも実用に耐えられるでしょう。なお、外出先などから4G/LTE回線経由で利用する場合、事前にVPNあるいはRAS(リモートアクセスサーバー)環境を別途用意する必要があります。また、WindowsはPro版以上でないと、RDPホストとして利用することはできませんので、ご注意ください。