以前は、新OSがリリースされる度、早々にアップデートをしていたものですが、常用しているアプリがOSのバージョンアップについて行けない状況も多く、また当鑑定団でのレビューにも差し支える事もある(せっかく良いアプリなのに、新OSに対応していない)ので、最近ではある程度落ち着いてからOSをアップデートすることが多くなりました。iOSもOS Xも。
せっかく、iOS8にしたのですから、新機能のサードパーティキーボードを試してみました。今回ご紹介するのは4つのアプリです。いずれも当原稿執筆時点には無料で配信されています。
iSymbol - Unicode Symbol Keyboard
- OS:iOS8.0以降
- 掲載時の価格:無料 (期間限定)
- こんな方にお勧め:
- ユニコードのシンボルマーク(絵文字)を入力したい方。
- チェックポイント:システム(iOS)には用意されていますが、普段にはとても利用しにくいUnicodeのシンボルマークをキーボードから入力します。
Uni Keyboard
- OS:iOS8.0以降
- 掲載時の価格:無料
- こんな方にお勧め:
- ユニコードのシンボルマーク(絵文字)を入力したい方。
- チェックポイント:iSymbolと同じくUnicodeのシンボルマークを入力するためのキーボードです。
emoji keyboard Japanese emoticons
- OS:iOS8.0以降
- 掲載時の価格:無料 (期間限定)
- こんな方にお勧め:
- 顔文字をワンタップで入力したい方。
- チェックポイント:多彩なオリジナル顔文字を最小ワンタップで入力することのできるキーボードアプリです。
自作の顔文字を作るのが面倒あるいは困難なオジサン向きかもしれません。ただ1つ残念なのは、iPhone4s以前の機種だと少々重く、キーボードが表示されるまでに少し時間がかかります。
顔文字ボード
- OS:iOS8.0以降
- 掲載時の価格:無料 (期間限定)
- こんな方にお勧め:
- 顔文字をワンタップで入力したい方。
- 自作顔文字もキーボード入力したい方。
- チェックポイント:あなた自身で作成した顔文字もキーボード登録をすることもできる、カスタマイズ性の非常に高いキーボードです。
さて、このフルアクセス機能ですが、仕組み上は当該のサードパーティキーボードを利用して入力した文字(キー)のすべてがアプリのデベロッパに送信される可能性があります。まあ、顔文字入力ぐらいであれば、大した事は無いでしょうが、パスワードや電話番号といったものを登録したり、入力することは避けましょう。
でも、この顔文字ボードはかなり使いやすい顔文字入力用キーボードです。いままで利用していた顔文字アプリとは比べものになりません。アプリを切り替えてコピペする必要が無いというのは、便利です。
ところで。
サードパーティキーボードって、グローブマーク(地球マーク)を長押ししてもキーボード選択画面にならないんですね。iOS標準キーボードだと一覧が表示されて直ぐに切り替えられるのに。複数のサードパーティキーボードを利用する時に、素早く入力をするには、並び順も工夫する必要がありそうです。