- OS:iOS6.0以降
- 掲載時の価格:100円
- こんな方にお勧め:
- ウェブページをまるごと保存したい方。
- スクロールしないと全部が見えないウェブページをキャプチャしたい方
- ブックマークでもなくて、テキストだけでもなくて、とにかく全部見たままを保存したい方。
- 高機能で早いブラウザをお探しの方。
- チェックポイント:保存したウェブページはPC/MACで利用する事もできます。外出先で参考になる資料を見つけたら、すぐに保存して、デスクトップでじっくり料理しましょう。
実のところ、ウェブページを保存できるアプリは結構リリースされています。わたしも幾つも試してみましたが、結局のところブラウザとしての機能が充実していないと常用しにくいものでした。その点、 MercuryウェブブラウザProはそもそもが高機能なブラウザです。ウェブページの保存「も」できる、と言った方が正しいでしょう。本当に多くの機能があるのですが、今回はウェブページの保存機能を中心にご紹介します。
MercuryウェブブラウザProで、ウェブページを保存するのに一番重宝しているのが、保存形式を選べるという点です。PDFあるいはPNG等の画像として保存するアプリは多いのですが、MercuryウェブブラウザProは、PDFまたはwebarchiveのどちらかを選ぶ事ができます。webarchiveというのは、以前ご紹介のMHTMLとよく似たファイル形式で、safari(MAC)で採用されています。htmlベースで記述されており、リンクも含めて再現されるため、画像やPDFと比べて再利用性が高いのです。
最新版のMercuryウェブブラウザProは高機能をシンプルなインターフェースに押し込めたため、慣れるまでは「いったいどうやってウェブページを保存すればいいの!?」という方が多いと思います。わたしも当初戸惑いました。なので、下記に簡単ですが、手順をお伝えします。
アドレスバー左端の★マークをタップして下さい。ここに各種の保存メニューが配置されています。
ウェブページの保存メニューは下方にあるので、一覧を下にスワイプして表示させましょう。正直な話し、ここのメニューを見つけるまでに結構時間がかかりました(^_^;)
「ページを保存する」をタップすると、あらかじめ設定画面で指定した形式(PDFまたはwebarchive)で保存されます。保存されたページを閲覧するには、設定パネルをタップします。
こうしてみると、iOS7対応のインターフェースってシンプルで綺麗ですが、高機能を盛り込もうとすると、やや使い勝手が悪くなりますね。開発者としては階層化とグルーピングが難しいです。
保存したウェブページは、DropboxやiTunes連携でデスクトップマシンに移す事ができます。
ちなみに、わたしの場合、MercuryウェブブラウザProを一番利用するシーンは、クーポンを保存して、店頭で提示する、という使い方だったりします(笑)。