- OS:iOS8.0以降
- 掲載時の価格:無料
- こんな方にお勧め:
- 英語の苦手な方。
- メインのブラウザがsafariの方。
- Google翻訳とBing翻訳の両方を利用したい方。
- チェックポイント:iOS8から採用された、safariのエクステンション(拡張機能)を利用するアプリです。iPhoneに限らず、MacやWindowsでもこの手のアプリはGoogle翻訳(のみ)を利用する事が多いのですが、Bing翻訳も利用できる点で、ユニークなアプリです。
それぞれ得手不得手があるものの、個人的には総じてBing翻訳の方が読みやすい訳語を提供してくれるように感じています。ReTranslatorはそのBing翻訳も利用できる珍しい翻訳アプリです。
アプリ本体にはほとんど機能がありません。リストから削除(後述します)した言語の復活、履歴の削除だけです。あとは使い方の説明ですね。
ReTranslatorを使うにあたっては、まずReTranslator自体をsafariに登録する必要があります。safariを開いて適当なページで共有ボタンをタップして下さい。
次に、共有アイコンの最後に「その他」がありますので、これをタップします。
すると、設定ページが表示されますので、ReTranslatorの項目をオンにしましょう。
すると、ReTranslatorのアイコンが追加されます。
アイコンはドラッグ&ドロップで、好きな位置に並び替えることができますので、お好みでどうぞ。
準備ができたら、目的の「日本語以外のページ」(翻訳対象は英語だけでなく、100言語以上の相互翻訳が可能です)を開いて、翻訳してみましょう。
アプリ画面が起動しますので、翻訳エンジン(BingがGoogleか)と翻訳言語を選びましょう。
何故か先に選んだ言語を覚えてくれないようなので(いずれバージョンアップするでしょうが)、当面は毎回言語を選ぶか、翻訳履歴から翻訳元と翻訳先の組み合わせを選ぶ事になります。
例えば、英語のウィキペディアの場合、これが・・・
Google翻訳だとこうなります。
Bing翻訳の場合はこんな感じですね。
Bing翻訳は、モバイル版のレイアウトに対応していないようなので、PC版の表示を元に翻訳結果が表示されます。これはReTranslatorではなく、Bing翻訳の仕様と言えるでしょう。
冒頭にお伝えしたとおり、個人的に翻訳結果はBing翻訳が好みなのですが、実際にiOS上で利用するとなると表示の問題とスピードから、普段はGoogle翻訳の方が便利そうです。
もともとBing翻訳はウェブページをオリジナルに忠実に翻訳しようとするため、モバイル版のレイアウト表示や表示スピードが犠牲になっているのでしょう。がんばれBing!
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