- OS:iOS7.0以降
- 掲載時の価格:無料
「iPhoneアプリ鑑定団」でLINEのレビュー?いまさら?なんで?
・・・と思ったあなたは正しいです(笑)。
基本的に当鑑定団では、メジャーアプリのレビューは行いません。でも今回は・・・
それは、知人からの電話でした。
「LINEで既読にせずにメッセージを読む方法を知ってる? 知ってるでしょ? 鑑定団やってるんだから。」
えっと。深夜の2時ですよ。
しかも、その方の端末はAndroid携帯だったという、なんとも素敵なシチュエーションです。当鑑定団はその名の通り、iPhone(とMac)のアプリレビューブログなんですが。
どうやら、LINEで既読をつけずにメッセージを読みたいというニーズは結構高いようですね。そこで、今後のために(あるいは睡眠時間を守るために)、まとめを書いておいた方が良いなと思った次第です。(だって、また別の方から電話がかかってきそうな気がしたんだもの。)
結論から申しましょう。
LINEで既読をつけずに、かつ「ノーリスク」でメッセージを読む方法は「ありません」。
ただし、条件を満たした時に限り、既読をつけずにメッセージを確認する方法は幾つかあります。
条件その1:事前に準備をしていること。
それって、そもそもどうかと思いますが、どうしてもということであれば、事前準備をしておきましょう。たとえば、LINE for iPad やMac版のLINEをあらかじめインストールしておけば、未読のままで読むことは一応可能になります。Androidでは、既読をつけない専用のアプリがありますね。
LINEの仕組み上、アプリがインストールされて以降のメッセージしか取得できませんから、既にiPhoneで受信し終わったメッセージは、後から他端末やサードパーティのアプリで読むことはできません。
あるいは、通知機能をこまめにチェックするというのも一手です。 iPhoneの通知機能では全文を読むことはできませんが、Androidであれば全文読むことができます。ただし、通知機能を見落としてしまったら、それを取り戻す方法はありません。
条件その2:リスクを覚悟すること。
フライトモードを利用して、メッセージを読む方法は有名ですが、実はこの方法、iPhoneのみで有効で、Androidの場合は効果がありません。正確には、フライトモードで既読をつけずにメッセージを読むことはできますが、フライトモードを解除した途端に既読がマークされます。Androidの場合、フライトモードのまま利用し続けるか、アプリを削除してからフライトモードを解除するという決断が必要になります。いずれiPhoneでもフライトモードでの既読回避が使えなくなるでしょうね。
いやはや、考えれば考えるほど、LINEで既読をつけずに云々というのは、とてもとても不毛な行為だと思わざるをえませんねぇ。
ちなみに、先日の電話の結論は、「読まないまま放置するか、諦めて既読をつけるしかないね。」でした。
それでも、どうしても既読をつけずにメッセージを読みたいという方は、Messengerに「そういうお相手」を移行誘導しましょう。Unread(レビューはこちらです)を利用すれば、制限なく既読をつけずにメッセージを読むことができます。
あるいは、iMazing (レビューはこちらです)を利用すれば、メッセージのデータを解析して読み取ることが可能かもしれません。しかし労力に見合いませんし、止めておいた方が賢明でしょう。