2015年3月28日土曜日

アプリの販売方法が変わっていく予感・・・自信を持って高額アプリを販売できるようになるのかもしれません。

Cinemagraph Pro
  • OS:OS X 10.9 以降
  • 掲載時の価格:無料
  • こんな方にお勧め:
    • シネマグラフを作成したい方。
    • 作成したシネマグラフを手軽にSNSで共有したい方。
    • シネマグラフの制作を体験してみたい方。
  • チェックポイント:以前の価格は20,000円のアプリです。現在無料でリリースされていますが、2万円のアプリが無料化された訳ではありません。
シネマグラフって、どんなものかについては、以前の記事をご参考下さい。全体は静止画だけれども、その一部分だけがアニメーションで動いているという、とても変わった画像をつくり出すアプリです。
結構、Tumblrとかでシネマグラフを発表されている方も多いですね。映画好きの方などにはたまらないシチュエーションを静止画+アニメーションで凝縮した作品を作り出すことができます。

実際のシネマグラフ制作過程については、公式動画を見ていただくのが早いでしょう。
https://youtu.be/fKDrMDG0HIQ


今回のCinemagraph Proの無料化については、体験版と同等の機能になったというのが正しいですね。
シネマグラフの作成も保存(mov形式)も可能で、ほとんどの機能が利用可能ですが、保存時にはかなり大きなウォーターマークが挿入されます。 このウォーターマークの除去やクラウドストレージの利用にはアプリ内課金でロックを解除する必要があります。
まあ、アプリ内課金の金額は以前の販売価格とほぼ変わらないものだとは言え、Mac App Storeからダウンロードできる高額のアプリを、課金する前に試すことができるというのは、結構大きなメリットでしょう。

既にiPhoneアプリでは一般化していますが、ダウンロードは無料でフル機能を利用するにはアプリ内課金でロックを解除するという販売形態がMac App Storeでも普通になっていくのでしょうか。

デベロッパにとっては、製品の利点を知ってもらい、販売の機会が増えることになりますし、ユーザーにとってはアプリを試してから購入を判断する(基本的にAppストアはコレができなかった)ことができるので、良いことだと思います。