2015年3月13日金曜日

遠隔操作でiPhoneからPCを電源オフ。リモートアプリを使うより遙かに手軽で便利です。

Off Remote
  • OS:iOS6.0以降
  • 掲載時の価格:無料
  • こんな方にお勧め:
    • MacやWindows PCに触れることなく、電源をオフにしたい方。
    • 電源オフだけではなく、スリープや休止状態、ログオフなどオフ状態も選びたい方。
  • チェックポイント:MacあるいはWindows PCを遠隔操作でオフにすることができるアプリです。電源をオフにするだけでなく、スリープや再起動も選ぶ事ができますので、メディアサーバーに仕立てたパソコンを操作するのには最適なアプリです。
Windows PCをメディアサーバー化(顛末はこちらの記事をどうぞ)する上で、実はかなり面倒なのが、パソコンの「電源を切る」という操作をリモート(遠隔操作)で行うということです。電源をオンにするにはWOL(ウェイク・オン・ラン)という機能(今時のパソコンであればほとんどのもので利用可能)を利用すれば簡単なのですが、電源を切ったり、再起動したりという操作は、リモートデスクトップアプリを応用する必要がありました。

ただ電源を切るためだけにリモートデスクトップを利用するのは、結構面倒なものです。しかも電源を切るためのショートカットをあらかじめ仕込んでおく必要がありますし、電源を切るにはマウス操作が必要です。
その点、Off Remoteであれば、ほんの数タップで電源操作を行うことができます。

Off Remoteを利用するには、操作される側のパソコンにアプリをインストールする必要があります。
初回起動時にダウンロード用のURL「http://hobbyistsoftware.com/Off」が表示されますので、目的のパソコンからダウンロードして、インストールしておきましょう。


対応するパソコンは、WindowsであればVista以降、Macは10.5以降のIntelマシンです。ただし、サポート対象外ではあるものの、当鑑定団の環境ではWindows XPでも動作しました。(要 .Net Framework 4.0)


iPhoneとパソコンが同じWi-Fi環境内である必要があります。


Off Remoteは同一ネットワーク内を自動的にスキャンして、操作可能なPCが見つかると表示してくれます。


目的のPC名をタップすると、電源操作を行うことができます。


パソコン側が対応している必要がありますが、電源オフ、スリープ、再起動、ロック、休止状態、ログオフ、強制終了、強制再起動、強制ログオフの操作を選ぶ事ができます。


スリープや休止状態はパソコンによっては動作しない場合がありますが、余程の古いパソコンか、特殊な機種でもない限りは大丈夫な筈です。

Off Remoteのおかげで、Windows PCの電源オフがとても便利になりました。当鑑定団の執筆環境では、Macがメインマシン、その他のWindowsマシンはほとんどリモート操作かメディアサーバーとして利用していましたので、本当に電源オフが面倒くさかったのです。就寝時にベッドでビデオを見終わった後は特に (^_^;)

WOL機能を追加して電源オンもできるようになってくれたらもっともっと便利になるのになぁ。