- OS:OS X10.7以降
- 掲載時の価格:3,620円〜 (無料トライアルあり)
- こんな方にお勧め:
- iPhoneをバックアップ/リストアしたい方。
- バックアップを世代管理したい方。
- 必要なデータだけをバックアップ/リストアしたい方。
- iPhone内の楽曲データをMac/PCに吸い出したい方。
- チェックポイント:以前はDiskAidという名前でリリースされていたアプリが超超パワーアップした、iPhoneのデータ管理アプリです。Mac版とWindows版がそれぞれ用意されており、どちらの環境でも利用できます。
iMazingは、そのDiskAidをパワーアップさせて、より高度により使いやすく進化したアプリです。現在でもDiskAidは入手可能なのですが、その完成度と使いやすさではiMazingとは比べものになりません。
iMazingでは、すべてのiDeviceとすべてのiOSバージョンで、データのバックアップとリストア、そしてデータの閲覧とコピー、追加、削除することができます。特筆なのは、データのバックアップとリストア時には「必要なデータ」だけを利用することができる点、そしてバックアップを世代ごとに保存できることです。
メインのウィンドウ画面です。基本的にはMacでもWindowsでも同様です。まずは、USBケーブルでiPhoneを接続しましょう。
iPhoneを接続すると自動的に認識されます。ご覧の通り完全に日本語化されていますので、操作に困ることはないと思います。
操作できる項目は、アプリ、写真、音楽、ビデオ、メッセージ、連絡帳、メモ、ボイスメモの各項目と、そしてファイルシステムを直に操作することができます。
バックアップは、iTunesでのバックアップと同じ形式でもできます。この場合は保存できるバックアップは1台のiPhoneにつき、1つのみです。
アーカイブとして保存すると、複数のバックアップを保存することができますので、特定のバージョン(スナップショット)を残しておきたい場合や、バックアップを世代管理したい場合に利用しましょう。
もちろんリストア(復元)はバックアップでもアーカイブでもどちらからでも行うことができます。しかも、全データのリストアだけでなく、必要なデータのみを書き戻すことができます。例えば、連絡先とメッセージのデータだけを復元して、アプリは復元せずに素のままにすることもできます。また、機種変更の際にもアプリ内のデータ、例えば、ダウンロードしたデータや、アプリで作成したデータもまるごと移植することができます。
ちなみにこの作業を旧DiskAidで行おうとすると結構大変(かつ知識が必要)な作業でしたが、iMazingでは、画面上で必要な項目を選ぶだけで済みます。
また、クローンを作成することもできますので、機種変更の際にアプリやデータを「まったく損なわずに」移行することもできます。
希な例だとは思いますが、Mac/Windows上のiTunesの楽曲データが失われた場合も、同じ楽曲がiPhoneに残っていれば、取り戻すことができます。
また、独自にiPhoneへiTunesを経由せずに楽曲を転送することもできます。
決してお勧めはしませんが、友人/知人のiPhoneから楽曲を譲ってもらうことも可能になります。ただしDRM曲はライセンスの認証が必要になりますし、面倒です。
iPhoneアプリやシステムに長けた方には、ファイルシステムを弄ることもできます。ただし、下手に弄るとiPhoneが動作しなくなる可能性もあるのでご注意ください。そのスキルさえあれば、アプリ内のデータを改変することも可能ですが、これも本当にお勧めしません。
デベロッパの公式ストアから無料トライアルをダウンロードすることができますので、まずお試しになってはいかがでしょうか。
販売価格は日本円だと3,620円です。デベロッパのサイトは英語表示ですが、購入ページはちゃんと日本語で表示されますので、購入に不安を感じることは少ないでしょう。
ドル建ての場合は29.99ドルですので、為替の状況次第ではドルで購入した方がお安くなる可能性があります。
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