【鑑定団こぼれ話】その1
もう、今どきはアプリのデバッグ不足は当たり前なんでしょうか。当鑑定団では毎日色々なアプリを評価(ただし趣味のおもむくもの)をしていますが、正常に動作しないアプリが最近増えてきたように感じます。起動しない・落ちる・想定される動作をしないなど、触って数分で「ダメだ、コリャ」というアプリはデバッグ不足が原因でしょう。
考えてみれば、ある程度機種(4s以降)とOSバージョン(iOS5以降の各最終バージョン)を限ったとしても、5機種x4OSで合計14種類、iPadやiPod Touchを含めると更に数は増え、OSマイナーバージョンを加えると、結構とんでもない数になります。 正直なところ、すべての組み合わせで正常稼働を確認するのは難しい(経験談)、です。 アプリ開発に要求されるスピード感を考慮すれば、限られた範囲でのテストに終始するのは仕方がないかもしれません。(実機とシミュレーターは別物ですから、最終デバッグは実機で行うべきです)
だからといって、デバッグ不足が許される訳ではありませんよね。だから開発者の方には少しでも工夫をしていただきたいのです。
せめて、不具合の報告が行いやすいようにできないのでしょうか。アプリ内からもっと簡単に、あるいは直接フィードバックを行えるようにすれば、世のほとんどのユーザーはもっと協力してくれることでしょう。メール送信ボタンを用意するだけでもいいと思います。
ただし、重要な注意点がひとつ。
フィードバックを受けたなら、きちんと対応しましょう。メールなら、受信直後に確認メールを返信するのは当たり前ですし、たとえ最初は自動返信だったとしても、2回目以降はテンプレートのみに頼らないメールを心掛けるべきです。
いやいや、最近あまりにも「塩対応」なサポートが多いもので・・・ 特にソーシャル系は。
【鑑定団こぼれ話】その2
謎。以前に、為替レートが円安傾向にあることからアプリの価格が値上げされるだろうと予想しました。ところがずっと、1ドル100円を超え続けているにもかかわらず、値上げされていません。いったいAppleはこの為替差損をどうやって吸収しているんでしょう?
ということで。
Dropboxをはじめとするウェブサービスへの課金は、デベロッパに直接課金するよりも、アプリ内課金で申し込んだ方がかなりお安くなってます。
【鑑定団こぼれ話】その3
あなたは、普段どこで音楽を聴いていますか?通勤時の電車でしょうか。それとも一人でくつろぐ時間と場所をお持ちでしょうか。
わたしの場合、ほぼ毎日音楽を聴く場所が「お風呂」だったりします。もともと入浴時間の短いタイプだったのですが、お風呂で音楽を聴くようになってから、良い具合に長風呂をしてくつろげるようになりました。歯みがきは2分〜3分以上かけて行うのが良いそうですが、音楽を聴きながらなら、タップリ磨くことができます。
で、音楽のほとんどはiTunesで管理しているので、iPhoneをお風呂で使うのに、都合が良いのが防水スピーカーです。
わたしが使っているのがこのお風呂スピーカです。無電源でアンプのない、ただのスピーカーですから、音質は大した事がありませんが、どうせお風呂内で高音質を望んでも仕方がありません。これで充分です。表面はシリコンラバーになっていて、iPhoneの操作も可能なので、曲のスキップや巻き戻しも、濡れた手でできるのが便利です。
ちなみに音量はiPhoneのボリュームに依存し、そこそこの大きな音をだせます。そりゃ、シャワーを浴びながらでも聞き取れるほどの音量は無理ですが、そもそもそんな大音量は近所迷惑でしょう。
【鑑定団こぼれ話】その4
スピーカー繋がりで、次のネタ。ちゃんと、音楽を聴きたい時には、それなりのスピーカセットを使っています。枕元に置いているのが、このLogitec Bluetooth ワイヤレススピーカーです。
Bluetoothで無線接続できる上に、USB端子を持っているので、充電しながらでも利用することができます。音質もなかなか良い方です。
スピーカーの音質で、特にiPhoneを利用する上で重要なのが、低周波数の再生能力です。枕元にこのワイヤレススピーカーを置いているのは、安眠アプリを利用するからなのです。この安眠アプリ、睡眠誘導のために低周波数のサウンドを鳴らすのですが、かなり低い周波数のために、肝心なその音を再生できないスピーカーも多いのです。
安眠アプリに限らず、音楽系のアプリでも低高周波数の出力に工夫を凝らしたものが多いので、少しでも良い音を聴きたいという事であれば、パワーよりも再生周波数の幅を重視した方が良いでしょう。
その点、このスピーカーは値段とのバランスを考えるとかなりイイ感じです。
でも本当はBOSEのスピーカーが欲しいな・・・値段は10倍だけど。