- OS:Mac OS X 10.8 以降
- 掲載時の価格:無料
- こんな方にお勧め:
- LOGICOOL 充電式トラックパッド T651をご利用の方。
- LOGICOOL製のマウスをご利用の方。
- チェックポイント:昨日、予告編を出しておきながら、別ネタで恐縮です。El CapitanでトラックパッドT651が動作しなくてとても困ってしまいました。どうやらYosemiteでも同様の不具合がある様です。今回、解決策を確認することができましたので、ご報告です。
う〜ん、これってやっぱりEl Capitanが原因かなぁ?などと調べてみたところ、どうやらYosemite以降に、このような問題が発生する場合があるようです。わたしの場合、Yosemiteでは、不便を感じていなかったので、まったく気にしていなかったのですが。
どうやらこのT651でタップと2本指スクロールが使えなくなる問題はLogitech Optionsが原因のようです。試しにLogitech Optionsをアンインストールすると、タップと2本指スクロールは問題なく使えます。ただしLogitech Optionsをインストールしないと3本指スクロールをはじめとする拡張ジェスチャが一切利用できなくなります。
ということで、解決策です。
まず、既存のLogitech Optionsをアンインストールしましょう。Logitech Optionsで呼称される拡張機能はVer.5ですが、もし今あなたが前バージョンのLogitech Preference Managerを利用していても、一旦アンインストールした方が良さそうです。
拡張機能のアンインストールは専用のアプリを利用します。Logitech Optionsのインストール時に同時にアンインストールアプリもインストールされていますので、探し出して起動しましょう。
Spotlightからアンインストールアプリを探し出します。
既存のLogitech Optionsをアンインストールできたら、次に前バージョン(Ver.4)のLogitech Preference Managerをlogitechの公式サイトからダウンロードし、インストールします。
注意点としては、このVer.4をインストールした時点ではタップと2本指スクロールは「動作しない」ということです。ここで折れたりめげたりせず、そのまま作業を継続しましょう。
引き続き、現行バージョン(原稿執筆時:Ver.5)のLogitech Optionsをダウンロードして、インストールします。
以上の手順で、今まで通りにT651が利用できるようになります。あ、それぞれの設定アプリのダウンロード先は英語サイトですが、アプリ自体は多言語化されているので、ちゃんと日本語でインストールと設定が可能です。
さて、ここまで終わったら、ついでに掃除をしておきましょう。
というのも、Ver.4のLogitech Preference Managerは設定画面でのコントロールパネル型アプリ、Ver.5のLogitech Optionsは単独のアプリです。
つまり、Logitech Optionsをインストールした後は、設定画面上のアイコンって、単なるアプリランチャに成り下がってしまい、全くの無駄なアイコンになってしまいます。
削除の方法は、とっても簡単です。
表示されているLogitech Optionsのアイコンを右クリックし、削除を選ぶだけです。これで、無駄なアイコンもなく、スッキリとさせられますよね。
El CaptanでLOGICOOL製トラックパッドT651をお使いの方で、お困りの方はお試し下さい。