- OS: OS X 10.8 以降
- 掲載時の価格:$18 (約2,160円)
- こんな方にお勧め:
- メニューバーの時計表示をお好みにしたい方。
- シンプルにMacのステータスを知りたい方。
- 冷却ファンの回転数を操作したい方。
- チェックポイント:El Capitanにバージョンアップした際に、そのままでは動作しなかった未対応アプリの一つがiStat Menus 4でした。やむなくというよりも、もはやiStat Menusの無いMac利用というのが考えられないくらいに使い続けているので、迷うこと無くバージョンアップした次第です。
OS X単体にはシンプルでDockやメニューバーで視認できるステイタスモニターって無いんですよね。それにディスクアクセスランプ。今どきのコンピュータのボトルネックの大半はディスクアクセスですから、アクセスランプがあると「今、コンピュータが何をしているのか」がわかって安心できます。
El Capitanにバージョンアップした直後に、iStat Menus 4が動作しないことに気がつきました。3秒ほど迷いましたが、前述の通り、メニューバーにシステムモニターのない環境がもはや考えられないこと、単体でiStat Menus 5を超えるアプリがないことから、バージョンアップを決めました。バージョンアップ費用は新規の45%程の$9.99 (約1,200円)でした。
iStat Menus 5は、かなりの部分が日本語化されていますし、あなた自身にピッタリの表示形式を見つけるまでに試行錯誤するものですから、気軽にカスタマイズしてみましょう。
メニューバーのアイコンでMacの状況が一目でわかりますし、CPUの利用状況や、
メモリの使用状況、
ネットワークの利用状況、
システムの温度などの詳細を詳しく見てゆくこともできます。
ところで。
わたしのMacBookは利用中、結構暖かい、というか正直掌が不快なほど発熱します。せめて電源利用中の長時間利用では、少しでも快適に入力したいと思っていたのですが、iStat Menus 5では、空冷ファンの回転数をカスタマイズすることができます。
通常はOSが制御してくれるのですが、任意のタイミングで強制空冷したいときもあるものです。そんな時はiStat Menus 5のメニューから任意のファン回転数を設定することができます。(上図がその画面)
効果は抜群で、一時90℃を超えていたCPUがしばらく後に60℃以下にまで落ち着きました。
もっとも、ファン制御は本来はOS制御するものなので、 目的を果たしたらば、ファン制御を切ることをお勧めします。
ちなみにファン制御はバッテリー使用時や電源使用時、回転数のプリセットを作成する事ができます。
わたしの場合、最も重宝している機能が「最小限の時計表示機能」だったりします。わたしのMacBookは画面が狭いので、短く必要な表示ができるiStat Menus 5はとてもベンリなのです。
単なるシステムモニターとしては少々お高いアプリですが、カスタマイズ性の高さと視認性の高さでは右に出るものはありません。
しかもiStat Menus 5はファン制御までできるのですから、お買い得ですよ。
iStat Menus 5