しかし、人間というのは贅沢なもので、こんなにスイスイ利用できるのであれば、ペン入力でもっと快適に入力できるかも?なんて思ってしまったのです。
そこで、家電量販店をハシゴして、店頭サンプルで試しまくってみました。
一般的なゴム製、金属系メッシュ、電池を利用した極細タイプ、円盤ディスクのペン先等々、様々なタイプで実際に入力してみたところ、お気に入りの一本が見つかりました。
評価のポイントは、
- 持ちやすく、書きやすいこと。
- 追随性がよく、線飛びや入力漏れが起こらないこと。
- 保護フィルムを利用していても書けること。
- 持っていて楽しいこと。
それがこの匠の一筆 タッチペンです。
以前に円盤ディスク型を試したときには、すぐにペン先が壊れてしまい、実用に耐えなかったのですが、この匠の一筆 はディスクを支える主軸がスプリング製で、透明なプラスティックディスクも主軸に固定されているので、耐久性も高そうです。
材質もアルミ製で質感もよく、金属特有のヒンヤリとした冷たさが持ちやすいですね。
唯一とも言えそうな弱点が、キャップでしょうか。利用時に外すと、ペン先の反対側端部に付けられるのですが、屋外の利用では紛失が心配です。
ストラップやクリップもありませんが、わたしは不要なので、この匠の一筆のシンプルさは高評価です。
換えのペン先も同梱されていますので、そこそこ長く利用することができるでしょう。ペン先を保護するためのシールも同梱されています。
手持ちの様々な端末で試したところ、主力機のiPhone6sはもちろんiPhone4s、iPad mini、Androidタブレット、Windowsタブレットのいずれでも快適動作してくれました。それぞれの端末にはそれぞれ異なる保護フィルムを貼っていますが、いずれも問題ありませんでした。ついでに試したらMacのタッチパッドでもスムースに動作しますね。
ペンなので当然、使用感は堅めですが、これは好みでしょう。
iPadで利用すると、まるで手書きのノートにペン書きしているような感覚です。
ところで、これは匠の一筆に限らず、ほぼすべてのスタイラスペンに言えることですが、これらはそのものがインクを使うペンではなく、入力装置の一つなので、持ち方一つとっても異なります。だいたいどのスタイラスペンも立てて使うのが基本です。
よく、鉛筆やボールペンのようにやや寝かして書こうという方がいらっしゃいますが、その持ち方だと、うまく書けないことがほとんどです。
シューティングゲームでも試しましたが、快適に操作できましたよ。
匠の一筆 タッチペン