- OS:iOS7.0以降
- 掲載時の価格:100円
- こんな方にお勧め:
- アプリから広告を消したい方。
- アプリ内のユーザートラッキングを止めたい方。
- チェックポイント:アプリ内の広告をキレイさっぱり消してくれます。広告データ自体をダウンロードしませんので、若干通信量の節約もしてくれます。ただし、消してくれるとは言え、広告が表示されていたスペース自体が無くなるわけではないので、ご注意ください。
ただいまこちらでAdBlockを無料でプレゼントする企画を開催中です。
ちょっと比較してみましょうか。
AdBlock Weblock
対応ネットワーク: 3G/LTE・Wi-Fi Wi-Fiのみ
対応範囲: ほぼアプリ内のみ ブラウザ・アプリ・その他ほとんど
設定: 簡単 少々知識が必要
カスタマイズ: 不可 可能
知識: ほぼ不要 やや必要
こんな感じですね。
デベロッパーでは、モバイル回線でもWi-Fiでも利用できて、アプリでもブラウザでも対応するアプリの開発を進めているそうですが、当面はニーズに合わせてどちらか、あるいは両方を使う事になりそうです。ちなみに今のところAdBlockとWeblockの両方を併用しても問題は無いようです。
AdBlockの使い方は非常に簡単です。では、本邦初公開(きっと、たぶん)のレビューです。
アプリを起動して、下から上にスワイプしましょう。
すると、プロファイルのインストールを準備してくださいとのメッセージが表示されますので、タップして次に進みましょう
設定.appの画面でプロファイルのインストールが表示されます。プロファイルって、iPhoneの設定を変更する云々、とポップアップが表示されますので、インストールに不安を感じるかもしれませんが、この設定をしない限り広告を非表示にはできません。ちなみにこのプロファイルはVPNの設定(後述)を行うものです。
インストールが完了すると、めでたく広告表示がブロックされるようになったの表示画面になります。
ちなみに、広告除去を止めたい場合にはこの画面を下向きにスワイプします。すると同じようにプロファイルのインストールを求められますので、同様にインストールしましょう。
プロファイルが”上書き”されて、広告除去のためのVPN設定が書き換えられます。
あとは、アプリを終了しましょう。常時起動させておく必要もバックグラウンドで動作させる必要もありません。以降はアプリ内の広告が自動的に非表示となります。
ただし。
Weblockのレビューでもお伝えしましたが、Apple自身の広告システムであるiAdの広告は消えません。Weblockと違ってカスタマイズで対応することもできませんので、こればっかりは諦めましょう。
広告除去の仕組みとしては、Weblockと同様の考え方です。広告を表示を要求する通信のみを偽のサーバーに送り込んでいます。違いはプロキシーではなく、VPNをダミーとして利用している点です。設定.appを確認するとVPN構成が追加されています。広告を配信するサーバーへの接続のみを普段とは違う回線を経由して(=VPN経由)広告を消しています。
喩えていえば、お使いを頼んだ人に偽物の住所を渡すようなものでしょうか。住所を辿って出かけても迷って目的地に着くことがありません。・・・なんかもっと良い喩えが無いかな?
という事なので、既にVPNを利用している方は、 AdBlockを併用することはできません。日本でiPhoneでVPN接続を常用している方は非常に珍しいと思いますので、問題になることは少ないでしょう。