- OS:iOS5.0以降
- 掲載時の価格:無料
- こんな方にお勧め:
- 夜景をキレイに撮りたい方。
- 夜でもハッキリとした写真を撮りたい方。
- 暗い場所のモニター代わりに。
- チェックポイント:開発者曰く、嘘でも冗談でもなく、本当に長時間露出ができるカメラ、と謳っています。・・・その実力、ホンモノですよ。
暗視カメラと表現しましたが、本来は長時間露出のできる、いわゆるバルブカメラアプリです。でも、その性能は暗視カメラと言っていいでしょう。なによりも「モニター画面上で露出が増感されている」のですから。つまり、iPhoneのモニターの方が肉眼よりも明るく見えるのです。
バルブカメラも数々ありますが、ライブビューモニターを備えたものは他には無いでしょう。普通のカメラアプリは写真を撮影して、カメラロール(あるいは保存フォルダ)を確認するまで、どんな写真が撮れたのかわかりません。モニターは、肉眼で見るよりも暗く、ほぼ真っ暗なのが普通です。
例えば、iPhoneの標準カメラで撮影した写真がコレ↓です。わかります?
で、Night Modesで撮影したものがこちら↓です。
こんなにもハッキリと差が出るほどの性能!
ちなみに、この時の状況では、肉眼でキーボードの文字はほとんど読めません。それほどの暗さです。一方、Night Modesのモニター越しだと・・・
m(_ _)m サンプルが悪くて申し訳ないです。何度もキャプチャし直したんですが、ぶれちゃって。キートップの文字はハッキリと見えていました。
逆に、比べてもらうとわかると思うのですが、Night Modesの画像は「ブレていない」し「ピントもあっている」んですよ。キャプチャが難しいほどにブレやすい状況なのに、オートフォーカスで撮影してくれます。内部的に手ぶれの補正もしているようですね。
当然のことながら、動きの速い被写体を撮影するのには向いていません。シャッターが切れるまでに時間がかかるのは当然ですが、オートフォーカスにも少々時間が必要です。少しでも早く撮影したいのであれば、AFロックが可能ですので、活用しましょう。
なお、iPhone4sでは1秒までの長時間露出が可能でしたが、iPhone5sでは1/2秒までに制限されました。カメラのハードウェア自体に性能差(5sの方が上)のせいでしょうか、どちらでも写りの明るさはほぼ同じでしたので、5sで1秒バルブが使えない!と嘆く必要はなさそうです。