- OS:iOS4.3以降
- 掲載時の価格:300円
- こんな方にお勧め:
- いつもとは違った雰囲気で音楽を聴きたい方。
- イカしたビジュアライザをお求めの方。
- 自作曲にビジュアライザをつけたい方。
- ビジュアライザを保存してクリップしたい方。
- チェックポイント:当初、アプリアイコンのデザインの意味がわからなかったのですが、よくよく見るとなるほど、ウサギがモチーフなんですね。
今回のレビューはRabbit Holeです。ウサギの穴。「不思議の国のアリス」でウサギを追いかけてアリスが落ち込んだ、不思議の国に通じる穴ですね。このビジュアライザを起動してみると意味がよくわかります。いいネーミングです。
アプリの機能は、iPhoneのミュージックアプリ内に収録されている音楽をリズムや音色、テンポを元に視覚化してくれるものです。
初回起動時は、このようなメッセージが表示されます。アプリの開発者にとって「難しくは無いが面倒くさい」事の一つが、こういったホンのちょっとしたポップアップだったりします。開発者の善意と熱意を感じますね。見習いたいものです。
ご覧の通り、きちんと日本語表記されますので、安心してお使いいただけます。
こちらが、メイン画面です。まずは選曲ボタンをタップして、曲を選びましょう。楽曲はiPhoneのミュージックアプリ内から選びます。
メインの機能がビジュアライザなので、単体で細かな選曲やリスト制作ができるわけではありません。とはいえ、プレイリストすら読み込めない音楽アプリも意外と多いので、プレイリスト毎に再生できるのは出来の良い方と言えるでしょう。
再生ボタンを押すと再生とビジュアライザが起動します。真ん中のボタンをタップすると全画面表示です。どんなエフェクトなのかは、デベロッパーの用意しているサンプルをご覧下さい。
個人的にはかなり好みのビジュアライザです。ビジュアライザのカスタマイズもモチロンできます。設定画面から好みのセッティングを選んでみましょう。
ビジュアライザはケーブルを繋げば、最大720PのHDで外部の大画面に出力することができます。
さらに、ビジュアライザを録画することもできます。録画したファイルはMP4形式でカメラロールに保存されますので、このファイルを利用して楽しむ事もできます。ただし、録画ですので、毎回違う画像が一つの発見であるビジュアライザとしての楽しみは少し削られてしまいますね。
ちなみに、録画中はひたすら待つばかりです。STOPボタンも無いし、音もしないし最初はどうしたものかと思いましたが、何のことは無い、選曲した1曲をアプリ内でエンコードしているのですね。1曲のエンコードが終わったら、ちゃんと保存してくれました。
ミュージック系のアプリで外部出力、更には保存までできるものは珍しいですね。アプリ内だけで囲い込むのではなく、どんどんビジュアライザを楽しんで欲しいというデベロッパーの意気込みのようなものが感じられます。