- OS：OS X 10.8 以降
- 掲載時の価格：無料
- こんな方にお勧め：
- Googleカレンダーと連携するローカルアプリをお探しの方。
- iPhone/iPad版をお使いの方。
- アプリの成長を待つ余裕のある方。
- チェックポイント：iPad版(ユニバーサルアプリ)はかなり使い勝手がよく、当時はメインで利用していました。今回はそのMAC版が新しくリリースされました。リリース記念で期間限定無料セールを行っています。
というのもローカルアプリでGoogleカレンダーと連携するMACアプリって少ないんです。ほとんどはウェブビュー(アプリの枠内にブラウザを表示)型なので、それであれば普通にブラウザを使うのと変わらないじゃないですか？ しかもカレンダーアプリというのはiPhone版でもそうですが、意外と高価なので、無料セールをしている今のうちに手に入れておくというのもアリだと思うのです。ちなみに不具合というのは、一部のカレンダーが連携できないというものです。これについてはデベロッパーに報告しますので、きっと対応してもらえるでしょう。たぶん多くのカレンダーと連携させようとしているのが原因ではないかと予想しています。これは他のGoogleカレンダーと連携するアプリでも頻発する問題で、おそらくGoogleのAPIに依存するようです。Googleのアカウントを変更して別のカレンダーを表示させてみたところ、問題なく動きましたので、登録カレンダーや共有カレンダーの少ない方は問題なくご利用いただけるのではないでしょうか。
起動すると、Googleアカウントのログインを求められます。ここでは2段階認証とかなんとかというややこしい話題には触れないでおこうと思います。
求められるアクセス権はこんな感じです。利用する以上、NOの選択肢はないので、このまま進めましょう。
Googleアカウントに接続すると、カレンダーデータをダウンロードします。そうです。このCalenMobはオフラインでも利用できるのです。オン/オフラインの切り分けは設定(preference)から行います。設定では他にもデフォルトのアカウント、デフォルトの表示(月/週/日など)や、週のはじまり曜日を選ぶ事ができます。
ちなみに。わたしのカレンダーアプリ選定基準の一つには、週はじまりを月曜日にできるもの、というのがあります。だって。一生懸命働いてから休むんでしょう？
初回の同期にはかなり待たされます。気長に待ちましょう。わたしの場合は残念ながら幾つかのスケジュールが同期漏れしています。経験則的には、利用しているうちに全データを同期してくれるものなのですが・・・
CalenMobの特徴が、オフライン利用(ローカルキャッシュ)と、連続した予定/定期的な予定のサポートです。単体では可能でもGoogleカレンダーとの連携で、これができないアプリがありますので、ここは高ポイントです。
デザインはシンプルで綺麗です。ただ、UIとしてもっと改善の余地(これはiPhoneとMACのオペレーションの違いから生じているようです)はあります。
性能ポテンシャルは非常に高いので、機能改善に協力できる方、あるいは修正を気長に待てる方は、無料のうちにダウンロードしてみましょう。
iPhone版を試したい方は、無料版(広告モデル)がリリースされています。
こちら(CalenMob - Google Calendar Client)からどうぞ。