- OS:iOS7.1以降
- 掲載時の価格:無料
- こんな方にお勧め:
- パスワードを考えるのが面倒な方。
- 家庭内や事務所内のWi-Fiセキュリティを高めたい方。
- ランダムでかなり長いパスワードを手軽に創り出したい方。
- 複数のWi-Fi機器を管理されている方。
- チェックポイント:Wi-Fi機器に利用するWEPキーやWPAキーを自動生成してくれるアプリです。これらのパスワードはかなりの長さ(桁数)が必要な上に、覚えやすいフレーズではなく、ランダムなアルファベットと数字の組み合わせが望ましいため、考えて作成するのはなかなか大変なものです。
一応、その理由はあって、一つは、人気アプリはご紹介しなくてもあなたの目に触れるでしょうし、大手のサイトで紹介されるだろうと考えているからです。
2つめには、実際にわたし自身で試して使って、ご紹介しているからです。当鑑定団でご紹介しているほとんどのアプリは、iTunesの説明を読んだだけでは、真価が伝わらないものばかりです。(ほとんどのアプリが英語の記述ですしね)。画像編集系やポーズ集アプリやセキュリティ系のアプリが、これにあたります。(おかげさまで当鑑定団でも人気の高いカテゴリです。)
3つめには、大手がレビューできないアプリをご紹介しているからです。Weblock系の記事がその最たるものでしょう。その他には、ちょっとエロいアプリとか・・・
Wi-Fi KeyGenは、生成するのは結構面倒くさいという、WEPキー・WPAキーを自動生成してくれるアプリです。WEPキーでも10桁(5文字も可能ですが、機器の相性に悩まされることが多くなります)が必要です。
通常、Wi-Fi機器のキーは一度設定するとよほどのことがない限り、変更することは無いでしょうが、少なくとも初回の設置時には必要になります。少し前の機種だと、全部の個体でSSIDもキーも、管理画面のID/パスワードまでも同じなんてことがありました。今どきのWi-Fiルータは個体ごとに別々のキーが割り当てられていますが、ほとんどの場合は、本体のどこかに書かれていますので、オフィス内の利用などではあらためて設定し直す必要があるでしょう。
使い方は簡単です。単機能の専用アプリですから画面は一つだけです。
任意のフレーズを入力し「Generar」(スペイン語らしい)ボタンをタップすると、キーの候補を表示してくれます。下図では「iPhone」と入力してみました。
試しに日本語でも入力してみましたが、通っちゃいました。
残念ながら、アルファベットでも日本語でも、パスフレーズに対してキーの再現性がない(同じフレーズを入力しても、毎回同じフレーズが出力されるわけではない)ようなので、WEPキー/WPAキーをストックして管理するツールとしては、不向きです。パスワード自体を記録して管理するには、無料になった1Passwordなどを利用しましょう。
セキュリティ系のアプリは、レビューが面倒くさい(本当に面倒だし、知識も必要)割にニーズが低い(と思われる)んですよねぇ。でも、ネットワーク技術系のアプリよりはましかも。ネットワーク系は本当に技術者しか利用しないアプリばかりですから。
でも、アプリレビューのご要望があれば、できるだけお応えしますので、遠慮なくリクエスト下さいませ。