2014年9月6日土曜日

これは何色?一瞬で色の名前がわかる無料アプリ。豊かな感性を育む、色の和名を知ろう。

色の名前検索 〜 ColorName*
  • OS:iOS6.0以降
  • 掲載時の価格:無料
  • こんな方にお勧め:
    • ウェブデザイナー/プログラマーの方。
    • 画家/デザイナーの方。
    • 色彩に興味のある方。
    • 色の和名に興味のある方。
  • チェックポイント:iPhoneをかざすだけで身の回りの様々な「色」の名前を表示してくれるアプリです。和名、英名を表示してくれるだけではなく、近似色を検索することもできます。
さて、ここでナゾナゾです。「コーヒー」はどんな色でしょう?
答えは、茶色?黒褐色?
・・・正解は・・・


こんな色です。ほぼ水色ですね。
文章にしたので、コーヒーと書きましたが「coffee」→「c0ffee」で、実はカラーコードなのですね。知り合いのプログラマは、何も見ずにソラで「水色・・・かな」と答えました。さすがです。

閑話休題。
色の名前検索 〜 ColorName*は、iPhoneをかざして画面内に写る対象物の色をリアルタイムに検索するアプリです。


同じように見える色でも、微妙な違いによって、様々な名前があるのですね。色の名前検索 〜 ColorName*では、名前と共にRGB・CMYK・HEXでの数値を教えてくれますので、身の回りや出先でオッと思った色の名前を知ることも、コードを控えておいて(アプリにお気に入り登録機能があります)、後からあなた自身のデザインや創作に活かすことができます。


さらに、近似色の一覧を見ることもできます。


様々な色の名前(和名は皆どれも趣があります)から、さらにインスピレーションを得ることができるかもしれません。


ところで、日本では古来、色(の区別)は数種類しかなかったそうです。日本で古来から認識されていた色は、名前の後に「〜色」と付けなくても色の名前として区別できて、意味が通じる色だそうです。そうだとすると、白・黒・赤・青・黄の5色でしょうか。緑色を青と呼ぶ(緑色の葉を青葉、緑色の光を青信号)のもその名残だとか。やがて染料となる動植物や鉱物、自然現象などの名前が、より色を繊細に区別するための名前として定着してきたようです。古くからある色ほどパッと聴いて色がわかるもののようですね。