- OS:OS X 10.7 以降
- 掲載時の価格:100円
- こんな方にお勧め:
- キャッシュファイルやログファイルを自動的に削除したい方。
- 定期的にファイルを別のフォルダに移動したい方。
- 色々なファイルがあちこちに散らばって整理がつかない方。
- ファイルの管理を工夫したい方。
- チェックポイント:指定したフォルダを監視して、指定した間隔毎にファイルを操作してくれる便利アプリです。不要なキャッシュファイルやログファイルを削除してゆくのが本来の使い方だと思いますが、今回はちょっと変わったファイルの整理術をご紹介しましょう。
整頓されていなくとも、どこに何があるかが整理されていれば、よいのです。
PC/MAC内にあるファイルも同様です。ダウンロードした各種のファイルや作成データ、画面キャプチャや、原稿の下書きなどが日々に増殖していきます。経験則上ですが、メタデータというものは、その種類よりも時系列により深く関連付くと思っています。ExcelのデータとPowerPointの資料とか、ファイルの種類よりも、いつ作成したかの方が重要だったりしませんか。同じExcelの資料であっても、いつ作成したのかで、おおよその内容が思い出せませんか。
なので、わたしの場合は業務ごとには分けていますが、基本的に同じフォルダにファイルを放り込んでいます。ただ、何日もこれを放置すると、そのフォルダがカオス状態になってしまいますので、一定間隔でファイルを自動的に移動してくれるFolder Watcherを利用します。
Folder Watcherは元々、キャッシュやログファイルを定期的に削除するために使うアプリです。メニューバーに常駐し、指定した時間ごとに指定したフォルダ内のファイルを操作します。
バックアップツールのように利用することもできますが、ファイルの指定/除外や、同一ファイルの場合のスキップ処理、ミラーリング機能などがありません。「全部消す」か「全部移動する」という機能に特化しています。
デベロッパのお勧めでは、下記の3つのフォルダを監視してMACのクリーニングするのがよいそうです。
~/Library/Caches
~/Library/Logs
~/.Trash
3番目は、ゴミ箱なので、ゴミ箱を一時ファイル保管庫代わりに利用している方はご注意ください。
また、ファイル処理にEmptyを指定すると、ゴミ箱を経由せずにファイルを削除します。
最後に。
わたしの整理術って、見た目には美しくないので、整頓好きの方からは、手抜きをしているように見えるらしいです。唯一最大の弱点ですね・・・