2014年5月4日日曜日

現在地の標高が正確にわかる計測アプリ。基本データはNASA→経済産業省という信頼性。もちろん無料で使えます。

高度計+
  • OS:iOS5.0以降
  • 掲載時の価格:無料
  • こんな方にお勧め:
    • 現在位置の海抜/標高を知りたい方。
  • チェックポイント:「ASTER」というのは、衛星搭載型地球観測光学センサです。決して高性能熱放射反射放射計ではありません。
まあ、機械翻訳を使うとこうなるという、悪い見本ですね・・・せっかくの良いアプリでも日本語訳がダメだと、レビューアーとしても悲しくなります。

さて、このアプリは名前の通り、現在地の標高をかなりの高精度で知ることの出来るアプリです。 この標高のもとになるデータにASTERを利用しているという事なのですが、真っ当に解説をするとかなり端折った説明です。
もう少し詳しく説明しましょう。まず、NASAの打ち上げた観測衛星Terraに搭載されたカメラ「ASTER」が計測した画像データを基に、日本の経済産業省が全球3次元地形データ(GDEM)を公開しています。このデータは、約30mという緻密な単位で該当の地形を詳細に表したものです。このデータを利用し、GPSによる位置情報と重ね合わせることで、現在地の標高がわかるという仕組みです。

使い方は簡単です。ただ起動するだけ。GPSデータを必要としますので、屋外での利用が理想的です。計測が終わると、現在の標高が表示されます。


ということで、このアプリ、これまた怪しげな日本語で気球がうんたらと説明していますが、要は、GDEMのデータはいわゆる海抜を表したものなので、そこに建っているビルの屋上から計測しても、ビルの高さを含まない数値を表しているということなのです。

つまり・・・
その・・・とっても面白いし、興味深い・・・けど。・・・少なくともわたしにはこのアプリをいつどこで利用したらいいのかわからない!(爆)
不動産探しの際に、特に住宅を探す場合は、役にたつと思いますが。それとも登山家、あるいは冒険家の方にとっては必須なアイテムなのでしょうか。

何が何でも現在地の標高を正確に知りたいという時が、そのうちにあるかもしれません。もしかすると、お酒の席でのネタになるのかもしれません。無料のアプリですし、ま、お気軽にお試しということで、おひとついかがですか。