2016年2月28日日曜日

FBIもビックリ?! 操作不能のiPhoneからでも大事な写真やスケジュール、各種履歴を取り戻せる!スグレものアプリ。

PhoneRescue
  • OS:OS X 10.8 以降 (Windows版もあります)
  • 掲載時の価格:4,999円〜
  • こんな方にお勧め:
    • 写真やメッセージ、連絡先などを誤って、削除してしまった方。
    • 大事なデータを保存する前にiPhoneを初期化してしまった方。
    • アプリ内に保存されているデータを取り戻したい方。
  • チェックポイント:iPhoneのバックアップ/リストアメンテナンスでいつもわたしがお世話になっているiMobile社の製品です。iMobile社はiPhoneのバックアップや複製を簡単に実現してくれるAnyTrans(アプリ内のセーブデータも復元可能です)やいiPhone内の不要なデータを削除して綺麗にクリーニングしてくれるPhoneCleanで実績のある実力派のデベロッパです。
今回ご紹介のPhoneRescueは、なんと初期化してしまったiPhoneでも、失ったデータを復元してくれるというスグレものアプリです。しかもiTunesやiCloudへのバックアップが「無くても」最大限のデータを復旧してくれます。

iPhoneも言わばコンピュータの一種ですから、もしもに備えてバックアップをとっておくのが、やはり大事です。
ところが、世の中不思議なもので、大抵のトラブルや事故というのはバックアップをとっていなかったときに起こったりします。また、iPhoneのみのご利用で、MacやPCと同期しておらず、そもそもバックアップをとっていない方も多いでしょう。
iCloudへのバックアップは保存される内容が限定的ですしね。

PhoneRescueは3つの手段からデータを復旧することができます。

  1. iPhone本体からのデータ復旧
  2. iTunesとの同期時に保存されているバックアップ
  3. iCloudからの復旧
現時点では、この3種類以上、あるいはこれらの方法以外で失ったデータを取り戻す方法はないでしょう。

なんといっても便利かつ実用的なのは、iPhoneそのものからのデータ復旧手段です。例えば、落して液晶が割れて操作が不能となったiPhoneでも、OSのアップデート失敗や脱獄の不具合で動作しなくなったiPhoneからでもデータを取り戻すことができます。

 DFUモードをりようすれば、パスコードを失ってしまったiPhoneからでもリカバリーすることができます。(悪用は厳禁です)

幸いにしてiTunesでバックアップをとっていた場合のリカバリーは至極簡単、かつとても便利です。iTunesからのリストア機能では、手元にiPhoneがなくてもあなたのMacにバックアップデータが残ってさえいれば、データを取り戻すことが可能です。
PhoneRescueでは、Mac内に保存されているバックアップを自動的に認識、リストアップして表示してくれます。

しかも、データの復旧は単なるリストアではなく、個別に必要な情報を選択して取り出すことができます。


 復旧するデータは対象にあわせてファイル形式を選ぶ事ができます。

わたしの場合、当鑑定団もしていますし、仕事上で数多くのアプリをインストール、アンインストールしています。そのようなことを繰り返していると、やはりiPhone全体で、どうも動作が緩慢になったり、挙動がおかしくなったりします。
そんな時にとてもお世話になるのが、iPhoneのクリーニングアプリであるPhoneCleanです。

また、時にはiPhoneそのものを初期化してクリーンインストールをしますが、そんな時に以前のアプリやデータを「選択的に」再インストールすることができるAnyTransは、必須です。iTunesからの通常のリストアでは不具合の原因そのものもリストアされる場合があるので、選択的にアプリやデータを書き戻せるのは大変助かります。

そして、家族や友人から時々依頼される機種変更やリセット時のiPhoneのデータ復旧。これには今までAnyTransを駆使していましたが、PhoneRescueを利用することで、もっと簡単になりそうです。
バックアップもないし、iPhone自体も動作しない、あるいは液晶が操作できないという場合にでも、なんとかなる訳ですから。

PhoneRescueは、転ばぬ先の杖的なアプリですが、iPhoneを酷使している方、重要なデータやアプリ内データを保全したい方には、絶大オススメのアプリです。

わたしにとっては、これら3種のアプリはリストア・メンテナンス・データ復旧の3種の神器ですね。

iMobie社公式ウェブサイト