- OS:MAC OS X 10.9 (Mavericks対応)
- 掲載時の価格:$18 (1,903円)
- こんな方にお勧め:
- OS X 10.6 (Snow Leopard)を使いこなしていた方。
- かつての「Spaces」を再び利用したい方。
- どうも「Mission Control」の使い勝手に馴染めない方。
- MACと言えば、使いやすい仮想デスクトップでしょ、という方。
- チェックポイント:14日のトライアル付きですので、2週間の間存分に試してから購入を検討することができます。でも、使い始めると、そのあまりにもの便利さに離れられなくことは間違いありません。
ところが、とても残念なことにOS X 10.7 (Lion)以降、「Exposé」と「Spaces」は「Mission Control」に統合されていまい「Exposé」は健在だったものの「Spaces」に相当する機能は大幅に使い勝手がダウンしてしまいました。そのため、当時まだベータ版だったTotalSpacesを使い始め、現在に至ります。なんといっても「Spaces」のグリッド表示は仮想デスクトップとして非常に使いやすく、「Mission Control」の一列表示はどうにも不便を感じるのです。
そして、先日行ったOS X 10.9 (Mavericks)へのアップデート作業に伴い、TotalSpaces"2"に乗り換えることとなりました。(TotalSpacesはMavericks上では動作しません)
"2" になって最も進化した点が、フルスクリーン画面の統合でしょう。それぞれの仮想デスクトップもDashboardもフルスクリーンも同じ扱いでグリッド状にレイアウトされるようになりました。
もっとも、わたしの場合は、フルスクリーンはほとんど利用しないのですが。DashboardはF12キーですし・・・とはいえ、グリッド状に仮想デスクトップを分割し、それぞれを作業領域に分けられる機能はもう、一度使えば止めることができません。
個々のアプリの作業場所を指定して割り振ることができますので、このデスクトップはメール作業専用、このデスクトップはOfficeファイルの作成、ブラウザはこのデスクトップという風にそれぞれ別々にすることができます。これらの設定もTotalSpaces2の設定画面上から割り振ることができますし、Dockに表示されたアプリアイコンの右クリックから設定することもできます。それぞれの仮想デスクトップには名前を付けることができますので、使いやすいようにネーミングしておきましょう。
もちろん、仮想デスクトップの数とグリッドレイアウトも設定できます。いろいろと試した見ましたが、6個の仮想デスクトップにまとめるのが一番使いやすいと思いますので、オススメです。9つじゃ多いし、4つじゃ少ない、という感じです。あ、わたしはその環境にないので、検証しようがないのですが、"2"になってマルチモニタにも対応しました。
Spaces操作するには、ショートカットキーで操作することもできますし、
ホットコーナーを設定して、マウス操作でグリッドを表示させる事もできます。
もちろん、パッドをお使いの方は、スワイプ操作を割り当てることもできますよ。
もちろん、MACの起動時に自動起動する使い方が当然の様にお勧めです。
使いやすい仮想デスクトップは作業性を大幅に高めます。MAC APPストアに並んでいるツール系アプリと比較するとややお高い価格設定ですが、TotalSpaces2導入後のMAC操作の効率UPを時間計算すれば、納得できるのではないでしょうか。まずはダウンロード、インストールして2週間試してみて下さい。グリッドの仮想デスクトップが如何に便利かを体感いただけるでしょう。もともとMACは仮想デスクトップをOSレベルでサポートしている(アプリも仮想デスクトップでの操作が前提に考慮されている)ので、TotalSpaces2を導入で機能はアップしても、操作感や使い勝手が悪くなることは決してありません。
・・・そういえば、Windowsもいまだにグリッド仮想デスクトップを採用しないのも不思議な話だなぁ。
TotalSpaces2 公式サイト