2014年6月9日月曜日

Windows版で検知能力は折り紙つきの強力ウィルス対策アプリ。自動更新機能とウェブ監視監視機能が付いたPro版が期間限定で無料配信中。

Virus Scanner Plus
  • OS:OS X 10.7 以降
  • 掲載時の価格:無料
  • こんな方にお勧め:
    • MACのウィルス対策をしたい方。
    • MAC狙いだけではなく、Windows狙いのウィルスにも対策をしたい方。
    • 信頼性の高いウィルス対策を行いたい方。
    • ウィルス定義ファイルは自動で更新したい方。
  • チェックポイント:通常、3,000円で販売されていたと思います。どうやら期間限定ですので、ご興味のある方はお早めにダウンロードしましょう。
繰り返しになりますが、多分、期間限定で無料配信されているようです。いままで無料版のBitdefender Virus Scannerを利用していましたが、無料配信ということで、早速ダウンロードしての速報レビューです。

Bitdefenderと言えば、Windows版では検知能力の高さで定評のあるウィルス対策アプリです。動作も比較的軽く性能も高いのですが、日本語化が遅れていたことと、通の方にはコマンドプロンプト版でセカンドオピニオンとしての利用法が好まれていたために、某2大対策アプリに若干の遅れをとっている感のあります。わたしはWindowsもMAC版も利用していますが、検知能力は確かに高く、サイト制作用のJavaScriptで、ローカルアクセスをするものまで、キッチリと反応してくれます。やや判定は厳しめなので、誤動作と思われる向きもあると思いますが、今までの利用でシグニチャのミスによって重大なファイルや、特定のアプリが誤検知対象になったことはほとんど有りませんので、逆に安心できると言えるでしょう。

起動すると、やや待たされた後に(起動時に時間がかかるのは止むを得ないでしょう)管理画面が表示されます。

無料版のBitdefender Virus Scannerとの違いは、どうやら、定義ファイルの自動更新(Auto-updates)、継続監視(Continous protection)、ウェブ監視(Web protection)のようですね。(そうなると、パッケージ版(MAC APPストアで販売されているものではない版)との差が???です。パッケージ版は一年更新なんですよねぇ・・・)
また、Bitdefender Virus Scannerと比べてScan Running Applicationsの項目がありません。どうやら、継続監視機能で自動的に監視しているようです。この継続監視機能はいわゆる常駐型のプログラムではなく、指定されたフォルダ以下のファイルにアクセスする時のみ、自動的に検疫を行うようです。常にフォルダを監視しているわけでは無いようなので、パフォーマンス、CPU/disk負荷を考えると合理的ですね。

初回起動時には監視をするフォルダを指定してVirus Scanner Plusのアクセスを許可する必要があります。「Grant access」をクリックして設定しましょう。表示されている以外のフォルダを監視したい場合には、Finderで表示したフォルダをドラッグ&ドロップして追加設定をしましょう。


ウェブ監視機能については、もう少しテストしてからご報告しますね。

MACでもウィルス対策は必要です。高機能なアプリが無料配信されているのですから、この機会に是非あなたも対策をしましょう。Virus Scanner Plusの無料期間が終わってしまってもBitdefender Virus Scannerは無料で高いウィルス検知機能を提供してくれます。