2015年3月4日水曜日

safariで表示中のページを翻訳してくれます。英語が苦手な方のためのアプリが無料セール中!

ReTranslator - translating Safari pages
  • OS:iOS8.0以降
  • 掲載時の価格:無料
  • こんな方にお勧め:
    • 英語の苦手な方。
    • メインのブラウザがsafariの方。
    • Google翻訳とBing翻訳の両方を利用したい方。
  • チェックポイント:iOS8から採用された、safariのエクステンション(拡張機能)を利用するアプリです。iPhoneに限らず、MacやWindowsでもこの手のアプリはGoogle翻訳(のみ)を利用する事が多いのですが、Bing翻訳も利用できる点で、ユニークなアプリです。
前述の通り、いわゆる翻訳アプリはほとんどがGoogle翻訳の機能を利用しています。ウェブページを翻訳するサービスとしては、他にもMicrosoftの提供するBing翻訳があるのですが、Googleに比べてAPIを利用しづらく、Microsoftのサービスを利用するアプリは非常に少ないのが現状です。

それぞれ得手不得手があるものの、個人的には総じてBing翻訳の方が読みやすい訳語を提供してくれるように感じています。ReTranslatorはそのBing翻訳も利用できる珍しい翻訳アプリです。

アプリ本体にはほとんど機能がありません。リストから削除(後述します)した言語の復活、履歴の削除だけです。あとは使い方の説明ですね。


ReTranslatorを使うにあたっては、まずReTranslator自体をsafariに登録する必要があります。safariを開いて適当なページで共有ボタンをタップして下さい。
次に、共有アイコンの最後に「その他」がありますので、これをタップします。


すると、設定ページが表示されますので、ReTranslatorの項目をオンにしましょう。


すると、ReTranslatorのアイコンが追加されます。


アイコンはドラッグ&ドロップで、好きな位置に並び替えることができますので、お好みでどうぞ。


準備ができたら、目的の「日本語以外のページ」(翻訳対象は英語だけでなく、100言語以上の相互翻訳が可能です)を開いて、翻訳してみましょう。
アプリ画面が起動しますので、翻訳エンジン(BingがGoogleか)と翻訳言語を選びましょう。


何故か先に選んだ言語を覚えてくれないようなので(いずれバージョンアップするでしょうが)、当面は毎回言語を選ぶか、翻訳履歴から翻訳元と翻訳先の組み合わせを選ぶ事になります。


例えば、英語のウィキペディアの場合、これが・・・


Google翻訳だとこうなります。


Bing翻訳の場合はこんな感じですね。


Bing翻訳は、モバイル版のレイアウトに対応していないようなので、PC版の表示を元に翻訳結果が表示されます。これはReTranslatorではなく、Bing翻訳の仕様と言えるでしょう。

冒頭にお伝えしたとおり、個人的に翻訳結果はBing翻訳が好みなのですが、実際にiOS上で利用するとなると表示の問題とスピードから、普段はGoogle翻訳の方が便利そうです。

もともとBing翻訳はウェブページをオリジナルに忠実に翻訳しようとするため、モバイル版のレイアウト表示や表示スピードが犠牲になっているのでしょう。がんばれBing!

ReTranslatorは期間限定無料セール中です。


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