- OS:iOS7.1以降
- 掲載時の価格:無料
- こんな方にお勧め:
- SMSのやり取りを暗号化したい方。
- LINEやその他のメッセージも暗号化したい方。
- 何かの折にメッセージを見られても、その内容を知られたくない方。
- ビジネス、学術、その他の通信を暗号化したい方。
- チェックポイント:送り先の相手にのみ、メッセージの内容を解読できるように暗号化するアプリです。もちろん、双方でPrivate SMSを利用する必要がありますが、手軽に他人にメッセージ内容を知られることなくやり取りすることができます。
当鑑定団では過去にも何度かセキュリティ対策としての暗号化アプリをご紹介していますが、もともとビジネスや学術研究での通信を秘匿するために暗号化は必要であろうとの考えに基づいています。
しかし・・・あの手のニュースを目にすると、たとえ他愛のないメッセージのやり取りであったとしても、もしもの時のために、個人的なプライバシー保護のためにも暗号化は必要なのかと思えてしまいます。
Private SMSは、決して珍しいアプリではないのですが、使い方に利便性を求めた点がユニークです。
暗号化の際には通常、キーとなるパスコードが必要になります。Private SMSではショートメッセージでの利用を重点にしているため、パスコードを利用者の電話番号とすることで、利用しやすくなっています。
まず、Private SMSの起動パスワードを設定しましょう。6桁の数字の組み合わせを決めます。この時決めたパスワードを忘れるとPrivate SMSを利用できなくなるので、ご注意ください。
パスワードを忘れたとしても、次に設定する質問と秘密の答えを登録することでパスワードを復旧することはできます。わたし個人的には質問ー答えのリマインダはお勧めいたしません。ソーシャルハッキングにはかなり弱いので、まだパスワードやパスコードのみで運用した方が良いと考えています。
次にあなたの携帯電話番号を設定しましょう。
一つ注意点ですが、ここで入力する電話番号はメッセージを送受信する相手の連絡先に登録された電話番号と同じものを登録する必要があります。もっとも、日本国内での利用であれば、090か080で始まる番号でしょうし、iPhoneの連絡先ではハイフン(-)を入力する事はありませんので、問題(暗号が解読できない)が起こることはないでしょう。
ここまでが初期設定です。後は、普段使いにメッセージを作成しましょう。
メッセージの作成は、メッセージアプリで作成する画面と大差ありません。相手先電話番号は連絡先から一覧を選ぶ事ができます。本文にはもちろん日本語を入力可能です。
「Send」ボタンをタップすれば、メッセージの送信画面になりますし、
「Clipboard」をタップすれば、クリップボードに暗号化された内容がコピーされますので、LINEをはじめとする他のメッセンジャーアプリに貼り付けて利用することができます。
暗号化されたメッセージはURLスキームとなっており、タップするとPrivate SMSが起動してメッセージを復号(解読)します。
この時、正しい受信者でない者が、メッセージを開こうとすると、エラーが表示されますし、
正しい受信者であれば、ポップアップでメッセージ内容が表示されます。
ポップアップなので、メッセージをコピーすることはできませんし、すぐに隠すこともできますので、安心ですね。
Private SMSの使い方はあなた次第。
あらぬ疑いをかけられるよう、普段からメッセージのやり取りを暗号化するのもありですね。
Private SMSはただいま無料セール中です。