2016年1月11日月曜日

撮影地の偽装?! 地図情報も変更可能。 あらゆる写真のデータを書き換えるスゴ腕アプリ。

Image Exif Editor
  • OS:OS X 10.7 以降
  • 掲載時の価格:1,300円
  • こんな方にお勧め:
    • 写真内のExifデータを編集したい方。
    • 複数ファイルのExifデータを一括して操作したい方。
    • GPS情報も書き換えたい方。
    • あらゆるExifデータを操作したい方。
  • チェックポイント:Macでは比較的数少ない、画像ファイルに含まれるExifデータを編集することのできるアプリです。単に編集できるだけでなく、追加も可能ですし、GPS情報は地図から選んで編集することもできます。
Windows PCでは、無料でもそこそこExifデータを編集できるアプリがありますが、意外なことにMacではExif情報を編集できる無料版アプリはほとんどありません。あっても編集可能な項目が限られているなどの制限があったりします。

Exif情報を一括して削除することができるアプリはiOS・Mac・Windowsを問わず、充実しているのですが、編集できるアプリとなると、数えるほどしかありません。
Macでもターミナルを利用すれば編集可能なのですが、決して使いやすいとは言えません。

Image Exif Editorは手軽にExif情報情報の編集・削除・コピー・一覧出力やファイル名の変更・タグの記入を行えるアプリです。
ただ単純に写真を一枚一枚編集するだけでなく、バッチ(複数ファイルの一括)処理も可能ですし、編集データをテンプレート化して再利用することも、ある一つの写真データを別の写真の複製することも可能です。

しかも地図情報もマップ画面から簡単に再設定をすることができるのは、とても便利です。旅行先で撮影した写真でGPS情報がズレてたり、正確に取得できていなかったりするときにも威力を発揮してくれるでしょう。

Image Exif Editorを起動すると、最初に操作案内が表示されます。ホンの数枚ですし、Image Exif Editor自体が多機能なので、一通り目を通しておきましょう。


データを編集するには、画像をドラッグ&ドロップするだけです。もちろん、複数枚の写真を一挙に読み込ませることもできます。


Image Exif Editorには、アンドゥ(やり直し)機能がありますので、データの編集を失敗しても、間違えても、保存(書き込む)前であれば元に戻すことができるので、安心して操作することができます。

Exif情報の書き換えだけでなく、タグの追加やファイル名の一括変更も可能です。


複数の項目を一挙に書き換えることもできますし、


撮影データの変更などは、手軽の一言です。


さらに普段あまり目にすることのない、様々なExif情報を編集することができます。
Exif情報って、こんなに多項目があるのですね。


でもって、目玉機能の一つ、GPS情報の書き換えはご覧の通り↓の簡便さ。
マップを確認しながら、地図上の任意の位置を指定して書き込む(書き換える)ことができます。


当鑑定団でご紹介するアプリとしては、決してお安い部類ではないのですが、価格だけの機能と価値があります。
特に写真を資料として利用する機会の多い方、旅行写真を撮影してキチンと整理される方にはオススメのアプリです。