- OS：iOS8.0以降
- 掲載時の価格：無料
- こんな方にお勧め：
- amazonプライムの会員の方。
- 手軽にiPhone内の写真をクラウドにアップロードしたい方。
- 容量無制限で画像を圧縮やリサイズすることなく、保存したい方。
- チェックポイント：無料で利用するのであれば、5GBまでの容量で、iPhone内の写真をクラウドに自動保存(設定で変更可能)することができます。
amazonプライムの会員であれば、写真の保存容量は、ナント無制限！ あなたのお好きな写真をお好きなだけ自由に保存することが出来ます。
・・・ということは、iPhone内の写真はともかくも、その他のデジカメ、特に一眼カメラで撮影したRAWファイルが無圧縮・無制限で保存できなければ、利用価値も半減するというものです。そこで確かめてみることにしました。
Amazon Photosは、iOSはもちろん、Mac・Windows、更にはウェブブラウザでの操作に対応しています。
わたしの使用目的はフォトストレージ、要は保管先としての使い勝手を考えていますので、Mac内にオリジナルを保存せず、ハードディスクの容量を消費しないブラウザでの操作と運用を行ってみました。
Amazon Photosは、JPEG、TIFF、BMPやPNGといった一般的なファイル形式は当然、各社のRAWファイルにも対応しているとのこと。
どれどれ・・・わたしのNikonは、っと。おお、NEFファイルは対応！・・・では、NRWファイルは？？
そうです。Nikonの現行機種のRAW形式はNEFファイルですが、わたしの所有している「最後のCCDコンパクトカメラ」たるP7100はNRWファイルなのです。
通常のJPEGファイルは問題なく、容量無制限(もちろん、わたしはプライム会員ですから)で保存されています。サムネイルも表示されています。
プレビュー機能で、画像を表示させるとこんな↓感じですね。
一方、NRWファイルの場合は、サムネイルが表示されません。
プレビュー機能でも、表示できないと怒られてしまいます。
でも、安心してください。
一通り、各種のデジカメで撮影した写真をアップロードしてみましたが、NRWファイルもちゃんと画像ファイルと認識されました。この時点↓でアップロードした3GB以上のファイルすべてが、無料・無制限の保存対象になっていました。
その後、気をよくして10GB以上のファイルをアップロードしましたが、すべてプライム対象として認識されました。
画像のヘッダ部分で画像ファイルか否かを判断しているのかもしれません。
一般的なMacやPC上の画像”整理/表示”アプリと比べると、足りないと感じたりするのは致し方のない所でしょう。そもそもAmazon Photos自体がウェブサービスなのですから。
それでも、回線速度が充分な帯域であれば、アップロードや表示、ファイルの移動といった操作は非常に快適です。
わたしの場合は「保存場所」としてのクラウド機能を求めていたので、Amazon Photos(プライム・フォト)は必要にして充分です。
過去、何度も「容量無制限」というクラウドサービスには「裏切られて」きました。1年足らずでサービスそのものがウェブサイトまるごと消失したこともありますし、利用料が値上がったり、容量無制限のメニューがなくなって強制的に制限付きの契約にされたりしたこともあります。
だからこそ、画像ファイルに限定されているものの、容量無制限で好きなだけ画像を保存できるのは、とても魅力的です。
保存したいファイルがほぼ、静止画に限られるという写真家や愛好家の方であれば、このプライム・フォトのためだけにプライム会員になってもいいかもしれません。容量無制限のストレージとしては、破格に安い金額ですよ。