- OS:iOS7.0以降
- 掲載時の価格:100円
- こんな方にお勧め:
- SMSやe-mailをセキュアに送受信したい方。
- 他人にメッセージ内容を知られたくない方。
- ログインや事前登録無しにプライベートなメッセージを送受信したい方。
- メールを覗き見しようとした人物を特定したい方。
- チェックポイント:独自のウェブサービスやネットワークを利用して、メッセージを暗号化して送受信するサービスは、よく見かけますが、このProtect SMSは既存のSMSやメールをそのまま利用して暗号化メッセージを送受信することができます。
おまけにメッセージを覗き見しようとする人物を捕まえることもできるんです。
もちろん、暗号化メッセージを相互(あなたとわたし)で利用するためには、その両方のiPhoneにこのProtect SMSがインストールされている必要があります。でも事前に必要な準備はそれだけ。別途に会員登録をしたり、ログインしたりする必要はありません。メッセージの送信先もいつもの連絡先がそのまま利用できます。
初回起動時には、GPSとマイクの利用許可が求められますので、許可しましょう。これらは、勝手にProtect SMSを起動しようとする「Intruder(侵入者)」を捕獲するために必要です。
許可をしたら、まずあなたの起動パスワードを設定します。点をなぞって、線を引きます。一筆書きみたいなものですね。この線のパターンがパスワードとなります。かなり複雑なパターンも可能ですが、あまりに複雑すぎると自分自身でも入力をミスしてIntruder扱いになってしまいます。初回登録時は確認のために合計2回、パスワードを入力します。
使い方は非常に簡単です。メッセージの送受信だけなら、設定を変更する必要もありません。「Send Message」を選んでタップしましょう。
メッセージは最大100文字(半角相当)まで入力することができます。もちろん日本語も入力可能です。
文字入力を終えたら「Send」ボタンをタップしましょう。送信方法をSMSかEmailのどちらかを選びます。
メッセージの宛先は普段の連絡帳を利用することができます。
これで、送信完了。簡単ですね。
受信側ではこのように表示されます。もし、メッセージ内容がリンクでない(青字で下線がついていない)場合は、再度メッセージアプリを起動し直しましょう。
メッセージ内のリンクをタップすると自動的にProtect SMSが起動してメッセージを表示してくれます。あ、もちろんProtect SMSの起動時にはパスワードの入力が必要ですよ。
お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、実はこのメッセージ内容はURLスキームなんですね。URLスキームを利用することで、メッセージの送信は既存のアプリに任せ、暗号化/復号化のみをProtect SMSで行うという、なんともiPhoneらしい仕組みです。コピー&ペーストの手間はかかりますが、Twitterや他のメッセージアプリでも利用できそうです。
設定画面では、侵入者の確認ができます。
パスワードの入力をミスすると自動的にフロントカメラで撮影をし、位置情報(GPS)と共に記録されます。アプリは自動的に終了するので、連続してパスワード入力を試みる度に撮影される仕組みです。もちろん、自分で入力ミスした場合にも撮影されます。少し恥ずかしい仕組みです。Intruder(侵入者)を記録するとアプリのホーム画面アイコンにバッジが表示されます。
唯一の注意点は、Protect SMSさえあれば、メッセージをデコード(復号化)できるということです。恥ずかしいメッセージ内容を公に晒すと、Protect SMSを持っている人であれば誰でもその内容を解読することができますので、ご注意ください。利用は私信(TwitterであればDM等)だけのやり取りに限りましょう。