2014年10月27日月曜日

メイン利用のクラウドストレージを乗り換える。信頼と使い勝手と価格で選ぶと・・・

Dropbox
  • OS:iOS6.0以降
  • 掲載時の価格:無料
  • こんな方にお勧め:
    • “今現在で”最も安定したクラウドストレージをお求めの方。
    • “今現在で”多様なサードパーティと連携できるサービスをお求めの方。
  • チェックポイント:クラウドストレージでは、“現時点で”どなたにもお勧めできるストレージサービスです。というか、対応するサービスがダントツに多い、あるいはDropboxが前提になっているアプリも多いので、無料版を契約しておくべきでしょう。
今回はDropboxのご紹介、という訳ではありません。毎度の事ながら、こんなにメジャーなサービスのご紹介は他のサイトに譲ります。では、なぜ今回の記事がDropboxなのかというと、改めて契約をするストレージサービスの比較をしているからなのです。
bitcasaのInfinite(無制限)プランを利用していたのですが、このサービスが打ち切られたのです。

無制限プランがなくなったというものの、同等の価格で引き続き1TBの容量が利用できますし、既に払い込んでいる無制限プランの費用はそのまま新しいプランに引き継がれます。

しかし、bitcasaを中心にしたクラウドストレージの運用を見直すことにしました。最大の理由はbitcasaを信用できなくなったから。bitcasaは、この一年で価格の大幅(なんと10倍!)値上げ、更にはInfiniteサービスの中止と続きました。初期ユーザーなので、値上げの影響は受けずに済みましたが、過去の経験上、このような事態の続くサービスの展望は暗いです。

ということで、実際に今まで利用したことがあり、実績を体感しているサービスを比較してみました。使い勝手と信用度から一次審査を通過したのが以下の4つです。
iCloud、SugarSyncGoogle ドライブは、早々に選から漏れました。上記のどのサービスも無料版を利用していますが、今回は運用の中心となるサービスを有償で購入しますので、価格と信頼度をそれなりの基準で選んでいます。ちなみに、無料版で利用するなら、容量の大きさでCopyがお勧めです。Copyについては、過去記事をご参考下さい

で、今悩んでいるのが、最終的にDropboxにするか、OneDriveにするかの決断です。
1TBの年間契約はどちらも1万円とちょっと、とほぼ同等です。(Dropboxの大幅値下げには驚きました)。デスクトップアプリの出来の良さと他のアプリとの連携では、Dropboxに軍配が上がります。一方サービスの充実度ではOneDriveです。なんといっても、Officeアプリが利用できるのですから。正確には、Office365を契約するとOneDriveの1TBが利用できるというものです。Officeを持っていなくて、Windows8以降のユーザーなら、迷わずOneDriveでしょう。わたしはWindows機はあるものの、メインマシンはMACで、しかもMAC版のOfficeを既に持っています。別途Windows版のOfficeが欲しいかと問われると微妙です。

ところで、これらサービスの年間契約ですが「申し込む媒体」で価格がこんなにも異なるというのはどうなんでしょうね。
例えば、Dropboxのウェブページから申し込むと・・・


1万2千円ですね。ところが、iPhoneアプリからアップグレードすると・・・


9800円ですから、20%も価格差があります。為替レートに因るものでしょうか。
為替レートでいえば、OneDriveもなかなかエグいです。


6.99ドル(現在のレートで約770円)との表記がありますが、実際に購入しようとすると、


日本円で年間12,744円です。年間の割引を考えると25%よりも更に差がありますよね。

どのサービスを選ぼうか悩む上に、どこから購入するかも考え合わせないと、お得に契約できないとは。悩ましいです。

(追記:2014年10月28日)
一晩明けたら、ナント! OneDriveが容量を無制限にするとの発表がありました
office365のユーザーに対して無制限の容量を提供するとのことです。日本語での正式発表はまだありませんが、微妙に料金が変わったりしないのかなぁ。日本ではOffice365は、ワールドワイドとは少し違った展開をしているので、少し心配ですね。