- OS:MAC OS X
- 掲載時の価格:無料
- こんな方にお勧め:
- 文書あるいはコード入力中に行き詰まった方。
- うるさいキーボード音の好きな方。
- ノスタルジーに浸りたい方。
- チェックポイント:なんと、先日ようやくにアップデートしたMAC OS X 10.9上では、動作しません! 2年以上も常用しているので、もうこのアプリから離れられません。なので、今回はOS X Mavericksに対応させるための手順をレビューいたします。
ということで、Mavericks対策なのですが、実のところ、アプリ自体に問題があるのではなく、Mavericksのセキュリティ管理の方法に漏れ(あるいはアプリに対する要求)があるために、動作しないだけです。以前のレビューでご紹介しましたが、 Noisy TyperはOSに対してアクセシビリティの許可を必要とします。当初からMavericksを想定して作成されているアプリであれば、通知(ポップアップ)が表示されて、アクセシビリティの許可を設定できるのですが、残念ながら旧OS時代にリリースされたNoisy Typerにその様な機能はありません。そのため、手動で設定する必要があるのです。
システム管理設定のアクセシビリティ項目に、NoisyTyper.appをドラッグ&ドロップするだけでも動作するらしいのですが、ここは確実な方法として、下記の手順をご紹介します。
1. システム管理設定のパネルを開ける。
2. Finder上でNoisyTyper.appを表示する。
3. NoisyTyper.appをパネル上にドラッグ&ドロップする。
4. Noisy Typerを起動する。
5. アクティビティモニタを起動し、Noisy Typerを強制終了する。
6. 再度Noisy Typerを起動する。
7. システム管理設定に戻り、NoisyTyper.appのチェックをいったん外してから、もう一度チェックを入れる。
はい。以上の手順でめでたく、Noisy TyperをMavericks上で使う事ができるようになりました。
Noisy Typerに限らず、キーボードやマウスをフックする(OS X 10.8以前での「補助装置にアクセスできるようにする」が必要な)アプリも同様の方法で動くようになるでしょう。
お試し下さい。
Noisy Typer公式配布サイト