2014年6月15日日曜日

MavericksだとMACがタイプライターにならない?! MAC OSX 10.9でNoisy Typerを動作させる方法。これで、カタカタ・チンが復活だ。

Noisy Typer
  • OS:MAC OS X
  • 掲載時の価格:無料
  • こんな方にお勧め:
    • 文書あるいはコード入力中に行き詰まった方。
    • うるさいキーボード音の好きな方。
    • ノスタルジーに浸りたい方。
  • チェックポイント:なんと、先日ようやくにアップデートしたMAC OS X 10.9上では、動作しません! 2年以上も常用しているので、もうこのアプリから離れられません。なので、今回はOS X Mavericksに対応させるための手順をレビューいたします。
ある程度は覚悟していましたが、インストール後、やっぱりMavericks上で動作しないアプリが出てきました。常用MACですので、都度都度見つかってはその度に対応するのですが、中でもかなりの痛手を被ったのが、このNoisy Typerです。ホント、もうこのアプリ無しにキー入力するのは、苦痛とも言えるほどタイピング音に馴染んでしまっています。

ということで、Mavericks対策なのですが、実のところ、アプリ自体に問題があるのではなく、Mavericksのセキュリティ管理の方法に漏れ(あるいはアプリに対する要求)があるために、動作しないだけです。以前のレビューでご紹介しましたが、 Noisy TyperはOSに対してアクセシビリティの許可を必要とします。当初からMavericksを想定して作成されているアプリであれば、通知(ポップアップ)が表示されて、アクセシビリティの許可を設定できるのですが、残念ながら旧OS時代にリリースされたNoisy Typerにその様な機能はありません。そのため、手動で設定する必要があるのです。

システム管理設定のアクセシビリティ項目に、NoisyTyper.appをドラッグ&ドロップするだけでも動作するらしいのですが、ここは確実な方法として、下記の手順をご紹介します。

1. システム管理設定のパネルを開ける。


2. Finder上でNoisyTyper.appを表示する。
3. NoisyTyper.appをパネル上にドラッグ&ドロップする。
4. Noisy Typerを起動する。
5. アクティビティモニタを起動し、Noisy Typerを強制終了する。
6. 再度Noisy Typerを起動する。
7. システム管理設定に戻り、NoisyTyper.appのチェックをいったん外してから、もう一度チェックを入れる。

はい。以上の手順でめでたく、Noisy TyperをMavericks上で使う事ができるようになりました。
Noisy Typerに限らず、キーボードやマウスをフックする(OS X 10.8以前での「補助装置にアクセスできるようにする」が必要な)アプリも同様の方法で動くようになるでしょう。
お試し下さい。

Noisy Typer公式配布サイト