- OS:iOS7.1以降
- 掲載時の価格:無料
- こんな方にお勧め:
- 日本からはアクセスできないウェブサイトを閲覧したい方。
- 日本では利用できないウェブサービスを利用したい方。
- 日本からアクセスすると、日本専用のサイトに誘導されるサイトの本国版を覗きたい方。
- チェックポイント:ブラウザとしてはとてもシンプルです。設定も検索エンジンの切替機能しかありませんが、目的がハッキリしているので、これで充分です。
前回ご紹介のUS Browseもそうなのですが、ブラウザとしては非常にシンプルというか、単機能です。ブラウザとしての機能だけを比較すると、昨今の多機能ブラウザには適いません。でも、それで良いのです。US BrowseやGoBrowse Proの目的は、日本からはアクセスできないウェブサイトにアクセスできるようにすることなのですから、無駄に多機能は必要無いのです。
起動画面もシンプルですね。ホーム画面に自社アプリの紹介が表示されるぐらいは許容しましょうか。
右下の「・・・」をタップすると設定画面を呼び出せますが、検索エンジンの設定切替のみです。
実際にウェブサイトにアクセスしてみましょう。例えば当鑑定団は、アクセスする国によって別々のドメインに振り分けられます。「septill.blogspot.com」とURLを入力しても自動的に「JP」ドメインに誘導されます。最近、通販サイトを筆頭にサービス系のビジネスではこういうサイトが増えてきましたね。しかし、GoBrowse Proでアクセスすると「.com」のまま、表示されます。
実際に通販サイトにアクセスしてみましょう。Chromeで普通にアクセスすると、日本語サイトが表示されます。
しかし、GoBrowse Proでアクセスするとアメリカのサイトが表示されます。
いまやボーダレスの時代ですから、全世界的な通販でもアメリカ本国の価格と日本での価格を比較するのは当然の智恵と節約術でしょう。
US Browseのレビュー時にもお断りしましたが、GoBrowse Proも、デベロッパの用意するプロキシサーバ経由のアクセスを行っています。プロキシサーバは、基本的にアクセスログを取得します。つまり、あなたの閲覧したサイト、入力した文字列等はすべて記録される可能性がある事は覚えておいて下さい。このデベロッパは他にも有料のVPNサービスとVPNアプリを提供していますので、まさかとは思いますが、GoBrowse Proのご利用にあたっては、自己責任においてのご利用をください。