2015年6月11日木曜日

HTMLのタグやコードを1行も書かずに使えるアプリ3選。デザイナの方に特にお勧めです。

せっかく自腹切って購入したものの、最近ではあまり時間が取れなくて評価しきれないアプリが溜まっちゃってます。
特にサーバー系や、ウェブ制作ツール系は評価に時間がかかるので、なかなかご紹介できずにいたりします。なかには、本当に(レビューを)ボツにしたアプリもありますが、今回ご紹介するアプリは、お勧めできるものばかりです。

Oneline
  • OS:OS X 10.7 以降
  • 掲載時の価格:1,200円
  • こんな方にお勧め:
    • お安くくて、機能の少ないサーバーでも見栄えのするウェブページを作成したい方。
    • ウェブページ制作をブラウザだけで行いたい方。
    • 買い切りの出来るCMSシステムをお求めの方。
  • チェックポイント:FTP機能さえあれば(大抵のレンタルサーバーには用意されていますが)、データベース機能がなくてもCMS(コンテンツマネジメント)が構築できるアプリです。
FTPのアカウントを入力すれば、アプリが必要なファイルを転送してくれ、あなたのレンタルサーバーをウェブページ作成システムに変身させることができます。


ファイルの転送が完了すれば、ブラウザを利用してウェブページを作成することができます。アプリを利用するのはウェブページを作成する前の最初の1回だけという、ある意味チョット寂しいアプリですが、その効果は絶大です。

静的なウェブページを表示するだけの、機能の低い(つまり価格の安い)レンタルサーバーでも、立派なウェブ作成システムになりますし、 GoogleマップやYouTube、Vimeo、SoundCloudなどのウィジェットを利用することができるようになります。
もちろん、スマホやタブレットなどのモバイル機器にも対応したレスポンシブデザインです。




Awesome Mails Pro Edition
  • OS:OS X 10.6.8 以降
  • 掲載時の価格:600円
  • こんな方にお勧め:
    • HTMLのタグやコードを書くことなく、綺麗なHTMLメールを作成したい方。
    • DMやお客さまへのセールスメールを手軽に作成したい方。
    • グリーティングカードやバースデーカードをサクッと作成したい方。
  • チェックポイント:HTMLメールの作成に特化したエディタアプリです。
HTMLメールを作成するのは、意外と手間のかかるものなのですが、このAwesome Mails Pro Editionは豊富なテンプレートを利用して手軽にメールを作成することができます。


メール作成画面では、ワープロ感覚でテンプレートを修正するだけで、かなり見栄えのするメールを作成することができます。


もはやPCではなく、スマホが主流の時代です。HTMLメールも昔みたいに嫌われることも無いようです。というか、グラフィカルで訴求力があるため、読む(メールを受け取る側)でも好まれる傾向もあるようですから、特にショップ系やサービス系のサイトを運営されている方は、積極的に利用されてはいかがでしょうか。




Responsive Photo Grid
  • OS:OS X 10.7 以降
  • 掲載時の価格:1,800円
  • こんな方にお勧め:
    • ウェブページ上で手軽に写真やイラストを公開したい方。
    • データベースなどを利用せずに、画集サイトを公開したい方。
    • データベースやCMS機能を持たないレンタルサーバーでも、スマートフォンにも対応したレスポンシブデザインのギャラリーを公開したい方。
  • チェックポイント:これまたお手軽アプリです。簡単な手順で、PCとスマートフォンの両方に対応した画集(ギャラリー)を作成することができます。

画集のもとになる画像ファイルを差し替える際に、再びResponsive Photo Gridを利用する事があるかもしれませんが、Responsive Photo GridOnelineと同様、最初の1回目が重要なアプリです。

しかもResponsive Photo Gridの場合、ページを作成するという過程が「まったくありません」。画像ファイルを集めたフォルダを指定して、このような↓設定画面を操作するだけです。

写真やイラストなどの素材に自信があるデザイナーな方には最適なアプリでしょう。ほんの数クリックで、ギャラリー公開用のファイルを作ることができます。