2014年11月21日金曜日

便利な翻訳アプリが無料セール中。真面目な造りで好感度が高いです。

Try to translate
  • OS:OS X 10.7 以降
  • 掲載時の価格:無料
  • こんな方にお勧め:
    • 各国言語を日本語に、簡単に翻訳したい方。
    • 日本語を各国言語に、簡単に翻訳したい方。
    • 読みやすい翻訳アプリをお探しの方。
    • 日本語を複数言語に翻訳したい方。
  • チェックポイント:結局はGoogle Transelateを利用しているのですが、これは他の無料あるいは低価格な他のアプリでも同様です。これらは、ブラウザでGoogle Transelateのページを開くよりも少し便利になるアプリ、と言えるでしょう。でもその「少し」が効率なのだろうと思います。
ブラウザを開いて利用するのであれば、Bing翻訳やExcite翻訳の方が精度が高く、使いやすいと思います。しかし、各種あるブラウザのエクステンションも安価なアプリもみんなGoogleのAPIを利用しているので、普段はやむなくGoogle翻訳を利用しています。大意を掴むためだけに利用する場合は、Google翻訳でも足りています。ガッチリと翻訳が必要な場合にはやっぱりきちんとした辞書が一番ですね。

というわけで、普段使いのために、できるだけ便利に翻訳アプリを使いたいので、今までも(低価格あるいは無料の)翻訳アプリを評価していましたが、このTry to translateが現時点で一番使いやすいアプリと評価しています。
初回起動時は英語のインターフェースですが、右下のボタンで、日本語表示に切り替えることができます。


翻訳を出力する言語を複数指定して登録することができますので、日本語を英語以外の言語に翻訳する機会の多い方や、あるいは英語を他国言語に翻訳する方には便利です。


個人的に一番評価している点は、翻訳元と翻訳先のテキストを独立してスクロールさせることができる点と、改行毎に行番号を振ってくれる点です。精度の問題から翻訳文を鵜呑みにすることはないので、元テキストと出力テキストを対比するためには独立のスクロールと行番号は必要です。凝った英文だとそのセンテンスの意味を確認するために数行を遡ることもありますから、行番号があるのと無いのでは効率が大違いです。ちなみに、他の安価な翻訳アプリの場合は、GoogleのAPIにテキストを流し込むだけで、改行そのものがなくなってしまい、判読自体がし辛くなるものもあります。


普段は有料で配信されているアプリです。どうやら期間限定で無料セールを行っているようです。
あなたが開発者であれば、マニュアルやユースケースを確認するために英文をひもとくことも多いでしょう。デベロッパでは、将来のアップデートで各種のファイル読込にも対応させたいそうなので、今後に期待という点でも、今のうちにダウンロード入手(App Storeの表記が変更されましたものね)されてはいかがでしょうか。


【鑑定団こぼれ話】
当鑑定団で記事として取り上げるほどでもなく、またこの【鑑定団こぼれ話】でもないようなトピックをTwitterでツイートし始めました。鑑定団(毎日更新)と違い、不定期で思いついた時にのみつぶやくことになりますが、よろしければフォローしてやってください。