- OS:iOS6.0以降
- 掲載時の価格:無料 (期間限定)
- こんな方にお勧め:
- 高機能なメディアプレーヤーをお求めの方。
- iPhoneに保存することなく、音楽を楽しみたい方。
- メディアサーバーをご用意できる方。
- チェックポイント:昨日ご紹介したBUZZ Playerの続きです。当初、設定編をお送りする予定だったのですが、評価時には機嫌良く動いていたアプリが、どうにも急に不調になってしまいました。
もともとiPad miniで運用するつもりだったので、iPhone版とiPad版から同時にサーバーにアクセスしていたのが問題だったのかもしれません。最初はiPad版のBUZZ Player HDが、続いてiPhone版のBUZZ Playerがぽこぽこと落ちだして、まともに動かせなくなってきたのでした。どうも挙動をみていると、サーバーを含めたネットワーク環境の問題が最大要因っぽいので、試行錯誤してみました。下記にご報告いたします。
試して効果のある方策:
- 各ハードウェアの再起動。
- オマジナイだと思ってやりましょう。Wi-Fiルーター/アクセスポイントの再起動も行った方が良いでしょう。
- もともとサーバーにもiPhoneにも色々な意味で負荷をかける利用方法なので、適宜の再起動は必要ですね。
- Windows XPをファイルサーバーにしているのであれば、Microsoftのアップデートを適用する。
- よくよくみれば、ちゃんとアプリ内のFAQに書いてありました。
- http://support.microsoft.com/kb/907306から日本語のアップデートファイルをダウンロードして適用しましょう。
- キャッシュの削除
- BUZZ Playerの設定に設定リセット機能があります。リセットと同時にキャッシュも削除してくれます。
- 今のところ、設定自体はデフォルトのままで弄っていないので、設定リセットの弊害はサーバーのパスワードを再入力する事ぐらいです。
諦めた方が良さそうな問題:
- A5チップ(iPhone4s)では、TSをデコードするには力不足。
- iPhone5sあるいはiPad miniのA7チップでれば、問題無くTSファイルが再生できます。
- でも、そもそもギガバイトサイズのファイルを疑似ストリームで再生するには色々と無理がありそうです。
- どうもBUZZ Playerの現行バージョンは、iOS8に最適化されているらしい。
- 動画の再生には、時々失敗する場合がある。
- 多分、サーバー側の問題です。だって、古いWindows XPなんですもの。
- mp3のカバーアートが何故か緑色のモノトーンになる。
- これもおそらくサーバー側の問題でしょう。ローカル(iPhone内)に保存したファイルはちゃんとカラーで表示されます。
- 真っ当なメディアサーバー(DLNA対応のHDDレコーダーが最高でしょう)を用意して、
- iPhone5s以上、iOS8以上で稼働させる。
上記の問題は中途半端なPCをサーバーにして疑似ストリーミングで、かなり大きめなファイルサイズの動画を再生したい!という場合の事例です。そもそも個人で組めるネットワーク環境なんて不安定ですし、無理を承知でのチャレンジです。
念のために申し添えますが、普通の使い方をするのであれば、 BUZZ Playerは間違いなく最強クラスのメディアプレーヤーです。iPhone内に保存された楽曲や動画は全く問題無く再生と操作ができます。
ファイル毎にレジューム(再生位置の記憶:設定で変更可能です)してくれますし、再生速度の変更も思いのまま。まさかと思って試してみたら、YouTubeの動画(ストリーミング)でも再生速度の変更ができました。
繰り返しになりますが、メディアプレーヤーとして、本当に優れたアプリです。ネットワーク越しのファイルを疑似ストリームで再生する機能「も」あるのです。そのため、今回は「ダウンロード→保存→再生」をせずに、いきなり再生したくなってしまった、という次第です。もしあなたが本日のレビューで、不具合がたくさんあってイマイチなアプリかも?なんて思われたらなら、それは誤解です。
12月1日まで無料セールを行っていますので、ぜひあなたもお試し下さい。